広報かつら No.114 1978(昭和53)年 7月
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、b つ 報 広 (5)昭和53年7月20日 第114号 七、佐竹左衛門尉 より上使のこと 左京太夫に昇進 こと早くも太田に聞え、ときに 天正三年十月五日水戸御本城より 御上使御入ある由、何事ならんと 待つところ、戸村重太夫殿石塚城 へ下向し城主越後守上位を迎え案 内す。上使指示し一家中の面々召 集し本席においていわく「今般御 館の上意貴殿越後守において一門 の小場三河守とともに大山因幡守 との間に私の遺恨を食み不和を生 じあまつさへ、一族の諸士同心協 力しで合戦に及ぶ事不良の段、越 後守義国、義久ともに二人科百日 護身閉門申付ける旨左衛門尉宜達 及候こと右之通り上僚戸村垂太夫 申渡候」それより小場城へ下向す。 時は十月六日その節三河守義宗、 城之介等上便を迎、え、今日館の上 意を伝うに、三河守義宗嫡男城之 介英軍士高橋播磨、山田織部家臣 面々召集し出席させペく、その常 において、今回水戸本城の上意に 貴殿三河守共嫡男城之介とともに 大山因幡守嫡男義則との間に遺恨 を食み私に不軌をなす、その理由 を知ねず。高橋播磨、山田織部同 桂村文化財保護審護委員会長広 木守治郎 家臣の面々三河守父子に同心協力、 石塚、蝮化原両陣合戦撃争するの みか両軍兵士を失亡せし数々、又 兵火にて近傍人民を困苦せしめた るその罪大にして難を免れず、小 場の父子共に護身閉門二百日なを 家臣一同他行遠慮博しむべく、此 段申付旨左京太夫宜達候事、時に 十月七日水戸上使長倉遠江守殿大 山の城へ参上していう「今度水戸 の本城館の上意に大山周幡守共嫡 子義則一門同族の親緑を顧みず細 々なる遺恨により小場、石塚の両 軍を引受け二所の合戦に家臣又幾 兵士を失う其の罪軽からず、しか れどもその戟場の働き又二軍を相 手に力戦せし軍功は抜群な川、みだ りに兵器を用えしその科五十日門 外禁足遠慮申すべき旨、申渡し重ね てその功により左京太夫申付候」 ことかくて三家の騒動鏡り大山城 主は南部小高城(現在麻生町小高)へ 国脊移城を蒙りここにおいて孫根 愛宕社普請再建営繕資金若干別当 大輿寺へ寄付し、石塚、頓化原両戦 勝利の軍功を礼拝し特にその国城 一家安泰を祈囁するという。小場 城主は同国小田城(現在筑波町小田) へ移城、石塚城は束義久その子義堅 を封じて片野城(現在新治郡八郷 町林)にそれぞれ移城したという。 一 種村母子保健推進 員会発足する 母子の保健、家族計画事業を推 進し母子保健の知識向上を目ぎし この度桂村母子保健推進員会が、 会員二十六名にて発足した。 業務は妊婦に対する早期妊娠嵐 出の勧奨及び指導、母子の健康検 診、予防接種事業を円滑に実施す るための指導推進、妊婦乳幼児家 庭の訪問その他保健衛生に関する 指導推進を実施し健康で明るい社 会づくりを目的として活動するこ とになった。会員及び役員は次の とおりです。 母子保健推進員名簿 自動車や自動車用燃料には、い ろいろ垂がかかっていま電 では、そのあらましを ◎物品税…メーカ∵-から出荷さ れる価格に対して、普通乗用車 は二〇%、小型乗用車は一五% となっております。 ◎自動車重量税…例えば車検期 間が二年の自家用乗用車は、自 重〇・五トンごとに一万二千六 百円です。 ◎揮発油税、地方道路税…月動 車用ガソリンの価格に、一リッ 税だより 自動車をとりまく税は 高岩孫墾北高 下上 長l 乗 根船根野方久 井抒 下阿野沢高士きみい、 上阿野沢小坪たま江、 赤 沢 所 英子、 阿波山 ( 役員 会 長 支部長 支部長 支部長 トル当り、揮発油税が三十大円五 十銭、地方道路税が六円六十銭含 まれています。 ◎石油ガス税…自動車税燃料とし て営業者に使われているLPガス の価格に、一キログラム当り十七 円五十銭が含まれております。 ◎自動車取得税…取得価格に対し て、自家用自動車は五%、軽自動車 聖二%ですが、排出ガス規制適合 車などは税率が低くなっておりま す。 ◎自動車税…例えば一四〇〇∝ク 大森 やへ、 和田 妙子、 小泉三代子、 三村 みよ、 森田マサエ、 岡本 光子、 青柳 貞子、 関 はつ子、 平賀 澄江、 和田 ヨシ、 小打たま江 大森 やへ 園部すみ子 高士きみい 猪野 信子 加藤木和子 柚賀あさゑ 加藤 喜美 田崎千代子 園部すみ子 河崎八千代 小林きみ江 加藤かない 萩谷きよ子 小田部みさを 河井 とま 仲田 とし ラスの自家用自動車では年額二 万七千五官円です。 ◎軽自動車税…例えば、自家用 軽乗用車は年額五千九百円です ◎軽油引取税…自動車の燃料で ある軽油の価格に、一リットル 当り、十九円五十銭が含まれて おります。 このように、自動車をとりま く税金は、いろいろありますが 特に自動車重量税、揮発油税、 地方道路税、石油ガス税、自動 車取得税、軽油引取税収の大部 分は国や地方の道路整備のため に使われ、皆さんの生活に役立 っています。 県民交通災害に家族 そろって加入しましょう 大 人 450円 中学生以下 230円 兼会費
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