広報かつら No.112 1978(昭和53)年 5月
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、b つ ヽ カ 報 広 昭和53年5月20日(2) 第112号 地籍調査事業は昭和五十二年度 に咋地区を実施しましたが、今年 は大字莱と阿波山を実施すること になりました。この調査は皆さん の所有する土地の地番、地目、面 積等を明らかにするもので村内全 域のうち土地基盤整備事業の実施 地区、計画地区及び国有林野を除 く全域を実施するもので、村全体 で約三十平方キロメートル、今年 度実施する乗、阿波山地区は前年 同様二、二平方キロメートルですβ 埠霜調査の必要性 皆さんが現在使用している公図 や台帳は、役場とか法務局にある 土地台帳や、登記簿、公図ですが これ等は、明治初期に調査された もので測量技術や永年の土地利用 等により現地と合わない所が多く なっております。そこでもう一度 一筆毎の土地について、地目、地 番、所有者、と各筆の境界を決め 精度の高い測量技術により正確に 測量して公図や登記簿(台帳)を つくりかえるのが地籍調査事業で す。 現地爛董について 現地調査を行う前に土地所有者 の皆さんに地籍調査とはどんなも のなのか、どんな作業をするのか を知っていただかねばなりません 昭和五十三年度 地籍調査、粟、阿波山地区を実施 ので各部落ごとに説明会を開催い たします。ごれは土地所有者の皆 さんが行う仕事、役場の行う仕事 村が委託した測量業者が行う仕事 の事業内容を説明し地籍調査事業 が円滑に推進されるよう皆さんの 協力を得るためです。又、この席 でこれから事業を実施する上で、 現地の案内や、境界確認の立合い、 役場との連絡をしてい・ただくため 各部落二名の協力員さんを選んで いただく話合いを行いますので説 明会には必ず出席して下さい。 ・現地調査は、長狭物調査と一筆 地調査があります、はじめに長狭 物調査を行います。長狭物調査と は、道路(国道、県道、村道、農 道、私道等)水路■(用水路、排水 路等)及び河川等を言いますが、 これらの調査は村が関係機関の協 力を待、又、協力月さんの立会い により境界を決めて行きます。 次に一筆調査ですが、これは皆 さんが所有する全ての土地を一筆 毎に地番、地目所有者、面積を調 べます。ここで土地所有者の皆さ んにお囁いすることは、土地の所 有者双方が互いに協議し境界を決 めていただくことです。境界が決 まりましたら役場で準備した木枕 を打ち、同時に一筆地標札を、し の、小竹等を利用して見やすい所 に立てていただきますが、次のこ とに注意してください。 1、二一筆の土地を合筆する場合隣 りあっている土地が地目、所有者 (名儀人)が同じであり、所有権 以外の登記がなく又、未登記でな い場合牒所有者の希望により一筆 とすることができますので合筆の 標示をして下さい。 2Y一筆の土地を二筆に分筆する 場合、一筆の土地の中で地目が異 な右場合地目が同じであってもそ の土地が沸や垣根で区切られてい る場合、又は傾斜地の田で畦が特 別に大きい場合は一筆の土地を二 筆以上に分けることができます。 3、地目の変更 登記琴の地目と現地の地目が異 なる場合は現地の地目に訂正いた します。 4、他人の土地との境界が決らな い場合e 隣人との土地の境界が決らない ときは、部落の協力月さんに協議 して決めることになりますが、そ れでも決らない場合は「界未定」 として調査し、新しい図面には境 界が入りません。 以上のような手順で地籍調査事 業が実施されますので一筆地調査 や測量を行うため皆さんの土地に 立入りますが立木、農作物等には できる限り手をふれないように行 いますので事業実施に特段の御協 力をお暇いいたします。 尚地籍調査事業について、ご不 審の点がありましたら農政課地籍 係にお問い合せ下さい。 桂村食生活改善 推進協議会総会 去る4月13日、役場会議室にお いて桂村食生活改善推進員協議会 総会が行なわれ昭和五十二年度の 事業報告並びに歳入歳出決算、昭 和五十三年度事業計画並びに歳入 歳出予算を審議しました。又昭和 三十九年より現在まで、村の成人 病対策、貧血病対策に協力して食 生活改善につとめた方々に村長よ り感謝状が授与されました。授与 ゝノ された方々は次のとおりです。 上叩 猪野信子、山形式妙、富田 ちよ、添田千代仁、永山春子 葉 綿引栄子 阿波山 仲田アサ、仲田房子 下阿野沢 皆川末子、船橋和恵、 皆川すみゑ、船橋みよ子 上阿野沢 川野辺ふくえ、川野辺 美恵子、長山弘子 北方 広木一枝、飯村なみ 高久 渡辺文 孫根 加藤木よし江、加藤木うめ の、高額とみ 岩船 小林君子、小林美知子、小 林八重子 高根 小林ゆき、小林とよ子、大 越はる江
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