広報かつら No.108 1977(昭和52)年 12月
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ら つ 報 広 昭和52年12月22日(4) 第108号 今年度から新しく国の農政とし て始められた地域農政特別対策事 業が、この程県の認可を受け本村 においても展開されることになり ました。この事業の概要について お知らせしますと大きく三つの柱 があります。すをわち、 一、みんなで話し合って、新しい 村づくりの方向づけをする。 二、農業の振興と経営規模の拡大 のために農地を有効に活かして ゆく。 三、今後とも農業を担っていく人 達の相互交流をはかり、組織化 を進める事業です。 農業と農村に、いま、こ んな問題があります 一、農業の兼業化と農村の混住社 会が進み、農家間のつをがりも うすくをっている。 二、農地の流動化が進まず農業経 営の規模拡大がはかれない。 三、休閑地が増え、農用地の利用 率が下っている。 四、畜産や園芸が専門化し、稲わ らや家畜のふん尿が無駄にされ る一方農用地の地力が低下して が遅れている。この他いろいろ いる。 五、都市にくらペ生活環境の整備 地域農政特別対策事業で 新しい村づくりをめぎそう 兼業化が進む中で農地が作付さ れず荒地が目立つ反面規模拡大を 望んでいる方々が沢山います。こ の様を昨今の状勢の中で単県事業 として今年度から本村も「農用地 利用銀行」の指定を受け、農地の 高度利用、流動化を促進して喚く ことになりました。 ◎事業の概要 一、農振法にもとずく農用地利用 増進事業を行い農地の流動化を 促進するものです。 二、農用地区域内で3b以上農地 の貸し借りが行をわれた場合、 貸付者に対し10a当り一万円の 奨励金の交付があります。 な事柄が山積みされているとこ ろから、この事業がとり上げら れました。 又、この事業は大きく推進活動 と整備事業に大きくわかれます。 ◎推進活動(三年間) 事業内容 一、意向調査や座談会により、今 後桂村の農業についてどのよう にすすめていったら良いか集落 の意向をもとに「総合推進方策」 種村農用地利用銀行が発足 三、この事業による農地の貸借に は農地法の許可はいりません。 又、農地を貸しても三年過ぎる と確実に返してもらえます。 (農地法特例) 四、この事業は貸借の希望をとり まとめ、一括して農業委貞会の 許可にかわる農用地利用増進計 画の決定と公告により、利用権 が発生します。 尚、近日中に実行班長を通じ、 申し込みをとりま七めますので、 本事業の趣旨を充分御理解のうえ 申し込み下さい。 を定めます。 二、農地の有効利用について話し 合い、具体的な土地貸し借り をすすめます。 ◎整備車倭(二年間、事業費八千 万円) 右の推進活動を実施した区域の 中で小規模土地改良事業(20h以 下)や、機械施設整備、集落環境 整備をどが実施されます。 村では過日協議会を結成し、又 推進員を委嘱してこれから座談会 等により趣旨普及をはかり、この 事菓を進めます。 森田マサユ 投 ニの度、北方地区敬老会に主催 者側の一員として参加させていた だきまして地区民の暖い大きを善 意に接し感激致しました。私の心 に大きな糧となってのこりました。 御支援下さいました、北方区、諏 訪神社氏子、三幸ビニール様始め 無料出演を申し出て下さいました 富山バンドの皆様、受付や接待に 奉仕下さいました、奥様、又書の 先生、写真を受け持って下さった 方、その他多勢の方々の善意が、 稿 敬老会を終って 北方 「長生きしていて本当によかった」 と専こばれるほどに、この敬老会 を成功させたものと思います。本 当に有数とうございました。 又、お年寄りのカのマナーのよさ にも感心致しました。私共若い? 者も見習うべきものがあったと思 います。悲しい歌に涙し、私共の 拙い唄にも惜しみなく大きを拍手 を送って下さいました。 御老人会の皆様方みじかい初冬の 午后のひととき皆様と共に歌い踊 り過ごさせていただきまして、本 当にしあわせでございました。又 の機会が参りますまで、どうぞお 体をおいとい下さいまして、お元 気な姿でお目にかかれます日を楽 しみにしております。
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