広報かつら No.106 1977(昭和52)年 10月
2/6
、b つ 報 広 昭和52年10月20日(2) 第106号 第3 生活環境と活動基盤の整備 -環境の保全. 豊かな線と清らかな水は村民の日 常生活にうるおいと安らぎを与え る貴重な資源である。森林は木材 生産以外に郷土の保全、水源のか ん菱、保健休養などの公益的横能 をもっており、自然環境の保全に 大いに役立っている。この緑を守 るため無秩序な開発の規制をはか り、 また森林病虫害を防止し森林 の保全をはかる。村内の河川沼に ついては永質監視を強化し、畜産 経営環境改善対策.に対する助成、 指導などにつとめ水質保全に関す る住民意識を高めるとともに地域 住民による実践活動の推進をはか る。 2 村営住宅の建設 低所得階層及び人口の流出対策 のため村営住宅の建設を推進する とともに既存村営住宅の保全につ とめる。 3 水道の整備 簡易水道については、村全域に わたり施設整備がなされたが坪地 域においては水質に問題があるの で改善整備をはかる。 4 廃棄物処理体制の整備 実施計画 し尿処理については、現在広域 行政による一部事務組合組織で実 施しているものの施設の老朽化に より処理能力が限界にきており、 これが施設の改良を推しすすめる。 一方ごみ処理については広域的 処理方式によることとしているが 用地の確保が困難にな↓ているの で、住民の理解と協力が必要であ る。また粗大ごみ処理も大きな課 題である。 左 の 財 源 内 訳 事菓種類 事 業 名 事妾内容 総事業着 国庫支出金 県支出金 地方費 一般財源 村営住宅の 住宅建設 l戸当建面積亜.2が 千円 千円 千円 千円 千円 建設 12戸 41,033 20,516 17,400 3,116 廃棄物処理 体制の整備 し尿処理施設 =】最大卸〟 共同処理方式 397,620 62,400 1,8聞 321▼!100 2,593 ゴミ処理施設 1日最大益J 共同処理方式 314,000 67,000 2,750 190,(鼎) 54.2即 豊かなくらしと住み よい社会をつくる 郵便貯金月間 %〜% 主催 郵政省 郵便貯金は創業以来常に国民生 活に杏着しその経済生活の安定と 福祉の増進に寄与しっつ堅実な歩 みを続けており一世紀を経た今日 国民の厚い信頼と幅広い支持に支 えられ、貯金現在高は三十三兆円 に達しております。 この郵便貯金として預けられた 資金は国の財政投融資の主要な資 源となり国民の福祉増進に関係の 深い住宅の建設、公害の防止、生 活環境の整備、中小企業、農林漁 業の近代化、道路鉄道の建設、文 教施設の拡充など各方面に融資さ れており昭和五十一年度末の資金 運用部資金残高における郵便貯金 の割合は五十八%を占めるに至っ ております。 実な貯蓄の手段として国民の経済 生活の安定に寄与するとともに預 けられた資金は財政投融資を通じ て国民の福祉の増進、社会資本の 充実に役立てられております。豊か な暮らしと住みよい社会を築いて いく上で郵便貯金の果たす役割は ますます重要となってきておりま すので郵政省では関係機関の協力 を得て郵便貯金月間を設定して郵 便貯金に対するl層の御理解と御 支援をお願いするものであります。 「高校生の船」に 参加して′ 萩谷けい子 私は、去る八月二十二日〜二十 六日までの五日間、東北、北海 道への 「高校生の船」に参加しま した。この船は、集団生活を通し て高校生相互の連帯感と社会参加 への意識を高め、将来、地域や職 域の青年団活動などリーダ1養成 をねらいに行なわれ、今年で四回 を迎えました。私達は、このねら いのうえに、研修テーマを「心の 握手」と決め、それをもとに研修 活動を行なってきた。船内活動は、 蛙活動を中心に行ない、他は県内 の青年団体の活動状況を聞き、そ の団体別の話し合いなどを行なっ た。またレクリエーションも船酔 いを防ごうと楽しく苦しみながら ( もフォークダンスやゲームをしま した。船外活動としては、函館市 立青年センターで、道南青年の家 の福原所長から市内の青年活動に ついて話を聞きました。とても函 館市内の青年活動は、さかんで、 青年達の手で青年センターが作ら れ、現在は市民のレクリエーショ ンや憩いの場として使われている そうです。二れは、私達も見習う 点だと思います。それから札幌郊 外の野幌森林公園の広大な敷地の 中にある北海道開拓記念館では、 北海道の歴史について勉強してき ました。ここで北海道は大変な人 手と年月をかけて、作られた事が わかりました。もう一つ、札幌市 内と岩手県内の高校との交歓会を 通して、他県の高校生の考えや意 見を聞いて、私達自身のプラス面 にしようとしました。やはり県は 違っても、同じょうな考えや意見 をもっていると思いました。 私達は、五日間の船内研修、船外 研修を終って、研修生一同の友情 の希をつくり、地域や生徒会の活 動にプラスになるような事を勉強 でき、これからの活動に大きく役 立つと思います。本当にこの船に 参加してよかったと思っています。 高校生最後の夏休みの思い出にも なりましたし、自分自身にもみん なの考えや意見を聞きプラスにな って一段と大きくなったと思いま す。
元のページ