広報かつら No.99 1977(昭和52)年 2月
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ヽ 、b つ カ 報 広 (5)昭和52年2月20日 第99号 替慧諾芸姦恭挙慧諾芸道 脊菅笠芸芸恭翠苧更芸芸 住居表示(アメリカ) 日本では自分の家の場所を示す のに番地(地番)を用いますが、 近頃都市では街区方式と云って、 何丁目何番何号と云うように〓疋 の型式で近代化して釆ました。然 しこれも通りを境界にするので、 以前のような向う三軒両隣りの親 しさはなくなりました。又田舎で も血縁集団化(大家族化)あ傾向 で縁組をはじめ、分家や新宅が次 第に増えて釆ましたが、番地は連 続しないで飛番になってしまいま す。こんな不便から門に標札を掲 げる様になったものと思われます。 アメリカの家々では氏名標札の 習慣は殆んどありません。ただ都 市の郊外や田舎の住宅が表通りか ら続く芝生の奥にあるので、人月 のカドに杭を立て横長の郵便受箱 を取り付けて、これに氏名を書く ことはあります。隣が建てこんだ 都市の場合は、標札の代りに大文 字で必ず家屋番号が取り付けられ、 これがわが家の所番地であり同時 に何丁目何番地を示しています。 氏名を公表しないと云うこの風習 は、秘密を好むアメリカ人の国民 性でもあるのです。又街路方式と 云って四ツ角には必ず縦と横の通 りを示す番号標識が数順に掲げて あるので、ニューヨークの様な大 都市でも迷うことはありませんで した。 発展途上国(スリランカ) 印度洋上に浮ぶこの島は、数年 前まではセイロン島と呼ばれ、九 州と四囲を合わせた位の古い仏教 の国です。島全体が椰子の木で覆 われ、水と気温に恵まれた緑の島 で陸には象牙や胡椒、海には真珠、 所 伊 二 道ばたの果物屋 (スリランカ) ♯* 山には宝石(キャッツアイなど) と珍品が豊かな東洋の楽園です。 住民のシンハリ族は肌は土色です が古くから釈迦の教えに守られて 平和な活しを続けて釆ました、然 し何分にも文化が低く、英国のリ ブトン氏が二八九八)ここで紅 茶農園を開発したほかは、どこへ 行っても彼等の生活や産業の様式 はまことにお粗末でした。でも島 外人達は皆んな純情で行働に表裏 がなく、もの静かな態度には私は ひどく魅力を感じました。戦後英 国の支屈を離れ社会主義国として 独立しましたが、物質万能の今日 ではどこを見ても昔の釈迦の栄光 は影を.ひそめ、いかにも生活力の 弱い現代文明から取り残された姿 でした。今バンダラナイケの世に なり産業は国営し、病院も学校 も凡て無料になりました。そのせ いか店に配給の列が続くほかは戸 外で働く人の姿を見かけることは 殆んどありません。聞けば働くに も職場がないのだそうです。 社会主義国スリランカの近代化 は唆しく遠いようでした、それに してもあの村に溢れるぶらぶらの 若者達が可真相でなりません。 おわりに 昨年の四月から続けて来ました この稿を、一.先づ休止することに します。未熟な内容で申し訳あり ませんでしたが、お叱りもなく有 昭和五十一年分の所得税の確定申 告と納税は、三月十五日までです。 まだ申告と納税がお済み′にならな い人は、早目に済まして〈ださい。 確定申告書の書き方につけては税 務署からお送りした「申告書の書 き方」や「確定申告の手引きLな どに説明してあり乱すが、もっと 詳しく知りたいことや、よくわか らないことがありましたら、お気 軽に税務署か税務相談室に御相談 ください。所得税の確定申告書を 税務署へ提出した人は、住民税や 事業税の欄も忘れずに記入してく ださい。 なお、確定申告をしなければなら ない人が申告をしなかったり、誤 りある申告をしますと、決定や更 正が行われます。この場合、追加 の税額を納めるばかりでなく、加 算税などを納めなければならない ことになりますから、申告すると きにはよく確かめて、正しい申告 をして下さい。 × 甘 × × × りがとうございました。前企画課 長桧山忠雄氏、現課長の小林忠昭 氏」弘報係長の閑散一氏の皆さん に大変お世話になりました、厚く お礼申し上げます。 (完) 旦苛与iほ晩与i王朝与i与 申告はお済みで しょうか 所得税= 大字名 下 汗 阿波山 北 方 錫高野 高羽 智 赤 沢 大畠 薩 孫 根 片岡 政治 北 方 山崎 貴史 阿波山 長山 勝典 御注意 最近、各地で税務署員であるかの ように思わせ又は税務署が推奨し ているような話しぶりで税務関係 の出版物そ販売して 生しています。税務署では、戸別 訪問によって出版物を販売するこ とはありませんので御注意くださ い。また、税の申告内容などにつ いて、にせ税務署員による電話で の照会も発生していますので、不 審な者が来たり、電話があったと きは税務署の総務課へ御連絡くだ きい。 風 聞 十二月の出 生 大字名 氏 名 保護者 岩 船 小林 和彦 楯 夫 に せ 税 務 ◎署 死 亡 氏 名 桐原 忠 小佐畑はる 横倉政之介 6頁へ続ぐ「 ◎ 茂政一 ◎ 九八七年 三五九令
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