広報かつら No.98 1977(昭和52)年 1月
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ら つ か 報 広 (2) 第98号 昭和52年1月1日 運用も相当厳しいものが想像され ます。 私は昨年七月二十八目、村長に 就任以来五ケ月余、この間、村民 の皆様方の御理解ある御支援と村 議会をはじめ、各関係機関の御協 力のもとに大過なく越年すること ができ、心からおん礼を申し上げ ます。 村民一人一人との触れ合いを大 切に、皆様方との対話を中核とし 長期的展望に立って村の進路を把 捉し、常に現実を踏まえ、かつ住 民的立場を堅持することをモット ーに今日まで精いっぱい努力して まいりました。先ず前村長の手に よって編成された予算の執行につ とめ、新しい観点に立脚した事業 の推進と、昭和五十二年より昭和 五十四年に至る実施予定の総合計 画を策定いたしました。即ち雁道 線をはじめ村道の改修と舗装、下 汗地内の村営住宅建設の腸進。農 業基盤整備事業の岩船地区土地改 良区内の工事開始。この地方最初 の高令老等肉用牛飼育モデル事業 指定村としての肉用牛貸付の開始。 さらに福祉事業の一環として患 者輸送用のマイクロバスを購入し 沢山診療所において受診される方 の送迎を実施しました。御利用下 さるようお願いいたします。懸案 であったし尿処理場は現在地片山 に建設することに決定し、目下工 事着手の準備中であります。赤沢 地先の村民運動場建設は二月上旬 自衛隊の手によって着工される予 定です。広域営農団地農道整備事 業(大型農道)については、笠間 市、七会村、種村、大宮町が県北 西地区広域農道促進協議会を結成 し、那珂川の傑屑をふくめて巾貞 八メートル以上の農畜産物流通用 の大型道路の開設を期して運動を 展開することになりました。この 種の道路等は八八%が国県費残余 は起債により実施されるもので本 村の将来を展望するとき誠にこの ㌢しい事業であります。したがっ て昭和五十三年回の採択を受け、 昭和五十四年事業実施に向けて全 力を傾注いたします。 昭和五十二年からの事業の実施 は策定された総合計画に基き、年 次を追って実施してまいりますが 御承知のように村税収入がきわめ て少額な本村としましては、l国県 に依存しをければをらない率が非 常に大きいのでこれらの点を充分 考慮に入れて、農業基盤整備を骨 格とする農業の振興、教育施設の 充実なかでも公民館拍動と新生晴 運動の推進、公認桂幼椎園の存立 を考慮に入れた幼児教育の推進、 体育の振興、保育所を含めた心の こもった福祉行政の展開、道路の 整備、企業誘致と商工業の振興、 都河川の清流を中核とした観光の 推進、肉用牛を中心とした畜慮Ⅵ 振興、し尿ゴミ処理等衛生事業の 積極的推進、さらに過疎、過密地 域の交流を図り過疎脱却の方途の 発見に努力する等、希望と歓喜に 充ちた生桔環境造りを全職員一致 団結して一歩一歩進めて行く所存 桂村議会を代表して謹んで新年 のごあいさつを申しあげます。村民 の皆さん、あけましておめでとう ございます。この輝かしい希望に 満ちた新春を迎えるに当り、皆さ んのご多幸とご繁栄を心からお祈 り申し上げます。こうして旧年を 送り新年を迎える心境は、毎年白 山の山頂で赤沢住民と共に元旦を 迎えを新しい喜びや流れる那珂川 のほとりに倖むに似た、限りない 大自然にうたれる思いがします。 流れ去った昨年を静かに顧みると 一昨年の暮、種村議会議長に就任 昨年早々北部四ケ町村の城北共同 放牧、衛生一部事務組合議会議長 と重をる重責を背負い、議貞各位 と共に、議会の円滑なる運営と桂 村政、北部広域行政の発展成果を 期し、誠心誠意、情熱を傾けて努 力して参りました。ここにおかげ 豊かなくらしを もとめて 撞村議会議長 仲 田 武一 でございます。どうか相変らぎる 御支援と御指導をお願い申し上げ ます。 ここに所信の一、端を申し上げ年 頭のあいさっといたします。 をもちまして、大過をく年を越す ことができました。これは、ひと・ えに七千村民と且又共にある議員 同志の、ご支援、ご協力の賜もの と、心から感謝と敬意を表する次 第であります。元旦は昔から一年 のけじめをつけ、この時点で村政 の正しいあり方を求め、現況を正 しくつかみ、新しい年の計画なり 方向づけをする為に元旦の意義を 見い出すことが最も大切だと思い ます。こうした意味から、すぎ去 った桂村政一年の歩みを顧みると 長い間限られた村財政の中で幾多 の実績を残して辞任された大森三 千三前村長、水資源の開発によっ て実施された睡、岩船両地区の土 地改良事業、簡易水道の全村普及 小中学校のプール開設、或いは構造 改善事業や小中学校の体育館建設 沢山小学校永久校舎等教育施設の 新春たこあげ大会のお知らせ ○日 時 1月15日 午後2時 ○場 所 農 協 本 所 前 多数参加をおまちしております。
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