広報かつら No.93 1976(昭和51)年 8月
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ら つ か 報 広 第93号 (5) 暑い めて人々が海、山へと、レジャー や帰省などで遠出する機会が多く をりますし、夏休み中でもあり、 こどもたちが学校から解放されて います。そのうえ暑さからくる心 身のう緩、過労、飲酒の機会の増 加などが事故の誘因となり、交通 事故の多発が予想されます。そこ で、とくに夏に守っていただきた いドライバーの交通マナーについ てとりあげてみました。 一、シートベルト・ヘルメットを 兼用しよう。 最近、自動車運転中の交通事故が 増加の傾向にあります。シートベ ルトを着けていれば安全であるこ とは、多くのドライバーが認めて いるにもかかわらず、必ずしも着 用率は高いとはいえません。また 原動機付自転車に乗った際の乗車 用ヘルメットの着用率について も同様です。シートベルト、ヘ ルメットの着用については、必 ず忘れをいように心がけてくだ 。 さい 二、過労運転はやめましょう。 高温多湿のため連日不快指数が 頂文通絹 うー 上がり、精神面、体力面での消耗が 激しく無理を運転や居眠り運転を 誘発し、大きを事故に発展する危 険性があります。 ㈲長距離ドライブに当っては、目 的地までの道路交通状況、一定の 距離における休息、ドライバーの 交代などを考慮した周到な事前計 画を立てましょう。 笹口同遠道路では、とくにスピード の抑制、車間距離の保持、路線、 経由地及びサービス・エリアの所 在など慎重を計画を立てましょう ㈲前夜の睡眠不足などから睡魔に 翠われたときは安全を場所に停車 して休息をとったり、からだの屈 伸運動を実行しましょう。 三、飲酒したらハンドルを握らな \ 0 し 「酒をのんだら運転しない」「運 転するときは、酒を飲まをい」「運 転する人には酒を飲ませない」の 三原則が確実に守られれば、飲酒 運転による交通事故がなくなるは ずです。 しかし、現実には日夜発生して おり大きな事故に発展しているこ とは否定できません。ドライバー 自身は当然のことですが家族や友 人をど周りにいる人たち総ぐるみ の協力で飲酒運転を追放しましょ ーフ0 茨城県内の交通 事故発生状況 交通事故の原因は依然として「ス ピードの出し過ぎ」「わきみ運転」 「飲酒運転」等が上位を占めてお ります。また過労運転による事故 が年間を通じて最も多く発生する一、スピード違反をしない。 時期でもありますので睡眠を充分 して下さい。 にとって、無理な長距離運転はし 二、酒を飲んだら運転しない。 二、道路に急に飛び出さない。 をい等良好な体調を保つよう配慮 茨城県内の状況 三、無免許で運転しない。 ●自動車を運転す 人は 知っていますか「三ない運動」 数 死 者 負 傷 者 昭和51年7月未 6,404 2 3 2 18,467 前 年 同 期 6,480 2 3 9 8,576 増 減 数 -7 6 -7 -10 9 比 較 比 率 -1.2% -2.9% 1.3・% 水戸警察署管内の状況 数 死 者 負 傷 者 昭和51年て月末 14 8 2 2 2 2 前 年 同 期 150 2 191 増 減 数 -2 ±0 -31 比 重交 比 率 -1.3% 0 -16.2% 三、自転車で急に右折しをい。 ●歩く人、自転車に乗る人は 一、車のすぐ前や後を横断しをい。 内 訳 年 別 件 数 死 者 負 傷 者 昭和51年7月未 8 0 9 前 年 同 期 10 2 17 増 減 数 -2 -2 -8 比 較 比 率 -20% -100% -47%
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