広報かつら No.92 1976(昭和51)年 7月
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ヽ一 、b つ 力 報 広 第92号 4) 本村では畑作物共済及び園芸施 設共済に関する臨時措置法の施行 に伴い、園芸施設共済試験実施す べく、農林省、茨城県知事より指 定を受け、事業をはじめ三年目を むかえました。現在園芸施設農家 の一部の方が加入事業を進めてい ます。村では園芸施設農家所のハ ウス全株完全引受を目標に適正を 安、心して経営出来るよう 園芸施設共済に加入しましょう 桂村指定史跡めぐり 高久館祉⑧ 大字高久の東南角字舘にある。 八幡館ともいう。 東西南の三面は険崖で眺望極め てよく、北面は台地につづいて深 い堀や土手が残っており、規模は 小さいけれども典型的を城として の形を今をお、とどめている。 天正年間(約四〇〇年前)佐竹 八代行義の第六子馬渕小三郎景養 と称し、現在の常陸太田市馬渕に 居住していたが、野口に移り、後 高久に居住した。 其子義有、地名をとり高久式部 大輔と称した。初代高久氏で通る。 其子養本三郎(但馬守)其子義 る掛金料率設定の基礎をつくり、 よりよい「共済」にするためご協 力をお願いします。過日の大降葛 の災害時、不幸中の幸いというか 園芸施設共済に加入していたので 共済金はビニール代金にあて大変 助かったと好評をうけた。農家は 全財産を野ざらしにしているので 常に備えをしておきましょう。 景右馬允政長、依上宗養に応じ城 に操りて兵を挙げたが、利あらず 大山義通のために攻め落とされ城 を失ったという。 現在、高久氏の子孫の一人に秋 田県湯沢市に住む高久右衛門氏が いる。 ◇高久氏系図 義有-養本-養景-時養(高久地 頭)-義行1養賢-素直-義時- 義貞-義勝 桂村指定史跡として昭和四十八 年一月二十八日、教育委員会より 指定された。 南鹿島、筑南 ◎引受けするものは ○ビニール (プラスチック) ハウ スと ガラス温室 ○暖房、換気、かん水施設等 ○施設内で栽培される野菜、果樹 花き等 ◎支払の対象とをる災害は ○風水害、雪賃ひょう写その 他すべての気象災害 ○火災、破裂、爆発、その他 申込その他詳細については産業 茨城県で試験実施している六町村 課にお問合せ下さい。 桂村、北茨城市、東村、協和町 五月九日の電による被害 使いみち 税金千円当りの 税金はみんなのために 使われる 私たちが健康で豊かを生活がで きるように、国や地方公共団体は 社会保障の充実、住宅や道路の整 備、教育や科学の振興をど、いろ いろを括動を行っています。これ らの活動に必要な費用は、私たち みんをが分担して出し合っていか なければをりません。これが税金 をのです。昭和五十一年度の一般 会計予算は、二十四兆二千九百六 十億円ですが、このうち六三、九 パーセントが税金でまかをわれて います。この税金が私たちのため にどのように使われるか千円当り で見ると次のようにをります。
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