広報かつら No.91 1976(昭和51)年 6月
4/6

、b つ か 報 広 第91号 r4) (三貢よりつづき) に忘れられようとした。そこで県 及び村においてもこの歴史ある塗 物の名声を回復しようと勧奨した ので大正末期から昭和初期にかけ て再びその声価を上げた。特に、 明治四十年十一月陸軍特別大演習 の際、茨城県結城行在所において この塗物を天覧に供し御買上げの 光栄に浴したりして回復のきぎし をみた。その後、大正六年八月、 「城北塗工組合」を創設し.旧坪 村、石塚町、岩船村、沢山村の四 ケ村を区域とし、事務所を坪村上 坪に置き組合員二十名を有し当時 の押付長であった飯村晋太郎氏が 組合長とをり、大いにこの塗エに 力を入れ販路も近県より東京、神 奈川、遠くは満州、朝鮮をどまで に及び、特に当時の満州には多く 入ったが、終戦後は労働力の不足 と各種合成樹脂などの普及により この塗物も需要が滅り、現在は又 手工業のため労賃と桧、漆をどの 材料の値上ケのため手間賃も出ぬ 状況で僅かに細々三戸が農閑に塗 工に励んでいる現状である。これ らの工程中特に、良質の梅の実と 比較的湿気の多いこの地において 土壁の工房での乾燥をどが優品生 産の原因といわれている。 「全国春慶塗産地名 ○粟野春慶○飛騨春慶○能代春慶 ○吉野春慶○伊勢春慶○木曽春慶 ○日光春慶 二、明治六年十月の免許鑑札願に は指物師として○藤田喜代蔵○ 稲川勇介○藤田三代蔵○稲川忠吾 ○勝村半次郎○杉山千松(儀年) 年間生産量、六百膳(大小込十膵 入一箱壱駄六十膳六箱付)一尺五 分-九寸五分平均十謄代価-二円 二十五銭1箱共など記載されてい る。 産出種領 盆、膳、広蓋、等すべ て春慶塗を製す。 三、現在粟野春慶造り技術保持者 ○稲川義良○稲川隆介○稲川昌三 〇杉山喜一〇土井丑信○稲川武男 ○稲川幹男○杉山希良○広木孝夫 ○大森会四郎○横山某父子 四、昭和初期県費補助 年額五十円 文化財委員広木宇治郎 国民年金だより 一、保険料を納めることが 第一の条件です 年金を受けるためには、保険料 の納め忘れのをいようにすること が大切です。 今月は一期分(四、五、六月分 の納期月です。 保険料はすでにお知らせしまし たが今年の四月分から一ケ月一、 四〇〇円にをりました。これは支 給される年金額の増額に伴い改正 されました。老後の保障、みんを がもらう老令年金、又万一の事故 等による障害年金、母子年金等を 受けるために必ず保険料を納めま しょーフD 二、老令福祉年金、障害福祉年金 を受けている方へ 今年も福祉年金証書を提出する 時期がきました。つまり毎年一度 行う定時屈を次のとおり行います から最寄りの場所へ提出して下さ い。をおこの届出をしませんと折 角の年金が受けられなくをります からご注意願います。 六月十四日 午前九時より正午 まで 農協上坪支所 六月十四日 午後一時より四暗 まで 桂公民館岩船分館 六月十五日 午前九時より午後 三暗まで 役場住民課 なお当日は福祉年金証書と印鑑 を忘れないで持参して下さい。 昭和五十一年五月一日から昭和 五十三争四月三十日までの間に車 検を受ける自動車、又は届出をす る自動車に対する自動車重量税が 改正され、自家用二十五%程度。 営業用車十二%程度税率が引上げ られました。自動車重量税を納付 する人は、自動車検査証の交付を 受ける人、又は軽自動車の車輌番 車 車 種 検 期 摘 要 間 自家用 営業用 自家用 営業用 年 自重 円 巴 0.Sトンごとに 12,肌l 孝 〃 6,罰0 乙齢0 引削 乙訓0 検 を ラ 受 け 田 〃 1乙即0 瓦醐 1q(Ⅲ 諷抑0 特殊用途車 る ロ 〃 邑300 乙800 毘(伽 乙部0 2 1矧:つき 5,(伽 4,000 自 動 口 ク a500 1,間0 乙(削 1,弧) 田 〃 8鋸0 瓦600 ち000 5,000 昭和49年5月1日前に 車 車輌番号の指定を受け 7,500円を納付したも のは非課税 ロ 〃 4,400 a鋸0 畏弧) 乙鱒 届自 出 を動 す q罰0 4,瓢0 5伽 4,(伽 届出時 る季 1回限り 号の指定を受ける人で、納付は、 自動車重量税印紙を自動車重量税 納付書にはり付けて陸運事務所や 軽自動車検査協会の窓Rに提出し て行います。をお軽自動車で車検 を受けるものは、一般の自動車と 同じように車検の都度自動車重量 税を納めることにをります。自動 車重量税の税率は次のとおりです。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です