広報かつら　No.89　1976（昭和51）年　4月

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/ \ 広 報 か つ ら 第89号 森林資源として、また風致、観光 緑化のかをめとして貴重な資源で ある松が八月頃から、次から次へ と枯れていきます。これはマツノ ザイセンチュウという肉眼で見る ことのできない小さな線虫が松 くい虫の一種である(マツノマダラ カミキリ)という害虫の体に付着し て、次から次へと新しい松に運ば れ、桧くい虫(マツノマダラカミキ リ)が松の小枝を食害する降その傷 口から松の中に入り込み樹脂道な どの細胞を破壊するためです。こ のような被害を防止するには、マ ツノザイセンチュウの運び屋であ る松くい虫(マツノマダラカミキ リ)を徹底的に駆除することです。 l、駆除の方法 ●焼却による 伐倒 はく皮し、枝と一緒に焼 却。 ●薬剤による(パインテックスD 油剤) 五月末日までに伐倒し枝払い玉切 したのち上記の薬剤を一ポ十二ゼ 噴霧器で薬液がしたたる程度に散 布する。 これらを徹底的に推進するため、 先日枝村森林病虫害防除協議会を 設立、協議した結果「自分の山は 松の緑を守るため 松くい虫を駆除しましょう 自分で守る」という観点から各自 で伐倒し薬剤の散布をしていただ きます。一人でも、一本でも無散 布の枯木がありますと、翌年は十 倍以上の枯木になってしまいます。 薬剤は協議会で購入し無償で配布 いたします。くわしくは産業課で おたずね下さい。 今月から国民年金 の保険料が改正 されました 昭和五十一年四月から、国民年 金の保険料が今までの月額二〇 〇円から月額一四〇〇円に改正さ れました。より高額の年金をとい う方のための付加年金の保険料は 現行どおりの四〇〇円で、この加 入者は、月額一八〇〇円の保険料 をおさめていただくことになりま す。 国民年金は、年をとったときに 老齢年金を、母子世帯には母子年 金を、又、障害者(二級以上)に は障害年金をというように、加入 者の生晴の安定をはかることを目 的とした制度です。そのために、 一昨年の春には大幅な年金額の引 き出げが行なわれたし、又一昨年、 昨軋ど二年連続で物価スライドに よる増額が行をわれ、合せて四一・ 五%も年金難が引上げられました。 このようなこともあり、保険料 は納期に忘れずにおさめましょう。 なお、くわしくは、役場国民年 金係におたずねください。 季節の話題 ねむい、だるい 「春眼暁を覚えず」ということ ばがありますが、春はどうしてこん なに眼むいのでしょうか。春は冬よ りも夜が短かくなるので、それが睡 眠不足の原因に………というへり くつを立てる人がいます。照明器 具の尭達が夜から晴らさを追放し たため、それが宵っばりの原因に なり朝、起きにくくしている…… という説もあります。暑くをく、 寒くないこのごろの寝心地は満点 ですが朝、起きようとすると何と なく、きのうの疲れが残っている ようで起きるのがつらいというか たが多いようです。この原因とし て考えられるのは、季節の変り目 はホルモンの分泌に変化が起りや すくバランスがとりにくいため、 それが疲労感を増してねむい、だ るいに結びつくからです。普通の 人の目覚めは朝気がついてから完 全にさめるまで約十分間ぐらいか かるそうです。とくにお子さんの 場合、がばっと布団をはぐのは精 神衛生上からみてもいけをいキブ です。うつらうつらしている時間 を考えて、起こす十分前ぐらいに が理想的です寝足りて朝の快適な ホオにさわって軽く声をかけてや れば気がつきます。気がついて布 団の中でモゾモソ動きはじめたら 十分間、猶予をあたえて起こすの 空気にふれる気分は何ともいえま せん。 戸籍手数料が 改正されます このほど戸籍手数料令が改正さ れ、五月一日から戸籍謄、抄本の 手数料が次のとおりになります。 戸籍の謄 抄本、一通、二百円 除籍の謄 抄本一通 三百円 戸籍簿の閲覧一戸籍 百円 除籍簿の閲覧一戸籍 二百円 戸籍の記載事項証明は一件につ き百円、除籍の記載事項証明は一 件につき二百円。 なお戸籍脛、抄本は枚数に関係 をく一通単位になりました。御承 知下さい。 ・・t・川肌…“…W…-1 春の交通安全運動…・・………・l・ ○スローガン なぜ急ぐ急ぐ あなたを事故が追う

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