広報かつら No.88 1976(昭和51)年 1月
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ヽ_ ら つ カ 報 広 第88号 村内の皆様新年お目出度うござ います。昨年の御厚志心より感謝 申し上げます。年頭に当り村政の 抱負を申し上げます。第一、行政 の在り方、行政とは村内の隅から 隅まで政治愛の手が均しく及ぶ事 が最も大切。村民の誰もが義務を 果している今日、辺避の地程、村 道改修、小規模基盤整備、野堵琴 害の防止策等を極力取り入れ、厚 生・教育の面を合わせ考えれば村 内の中央も外廓もなく各々が住み 良い環境作りにをると信じこれが 行政の基本と考えます。第二、桂 村農政の在り方。農業を柱とする 桂村は人件費の高騰、社会福祉、 義務教育優先の煽を受け、農林予 算が全体の僅か十一%に落ち込ん で了いました。これを三十%台に 引上げる努力をしてこそ生きた桂 農政だと信じます。私は執行部と 共に苦肉の策を練り農業振興の諸 村民の皆様新年お目出度うござ います。 産業経清副委員長 教育民生委員長 講会運営委員 三 村 好 夫 問題と取組んで参ります。農業後 継者問題も後継者を迎える前の問 題解決こそ急務と考えます。棄た ぼこ耕作者の老令化、畜産振興策、 施設園芸等の共済保障制度化、こ れら直面している深刻さを考える とき、種村なりの新たを農政への 取り組みに意欲を燃さぎるを得ま せん。第三、重要施策の実現。こ の中には、ゴミ処理場、常設消防等 の水戸広域圏、或いは一町三ケ村 で努力せねば孝bぬ事、或は中央 公民館、総合グランド、保育所等 の建設に大型予算を必要とする問 題、議会と執行部と総力を結集し 事に当らねばをらぬと信じます。 苦しい財政の中で、最有効適切に 努力し皆様の期待に副う覚悟です。 村内各位のより一層の御協力と御 健康を心より祈願いたし年頭の挨 拶といたします。 ■■■′ 静 夫 議席 十一番 皆様新年おめでとうございます 昨年末の村議選において、三度び 当選の栄冠をかちとる事が出来ま したことは、ひとえに村民の皆様 方の絶大を御支援のたまものとし て、ここに深く感謝申し上げる次 第であります。さて、本年も不況 の年を迎えて、三年目に入ったわ けでありますが高度成長経済より 低成長経済時代に移行しつつある 昨今であり、新聞紙上等によれば 本年度予算における赤字国債の発 行高は予算総額の三割にもせまる 旧年中は公私共多大な御協力御 厚情を賜り深く感謝いたします。 今後は決意も新たに豊かを住みよ い郷土づくり一に全力を注いで行く 考えですので宣敷く御鞭撞の程を お願いいたします。 物価高、不況下に迎えました年頭 に際しまして、村政に対処する抱 負の一端を申し上げ村民各位の御 協力をお願いする次第です。 先づ前年度調査費を計上して計 画して参りました岩舟地区土地基 盤整備事業は農業経営の省力化・ 近代化に処する為にも是非共実施 して参りたいと思います。 又「人口流失防止対策の一環とし 議会運営委員 大 森 総 きびしい情勢の様であります。 本村においても貧弱を財政規模 の中で、より少をい投資で如何に 有効に且つ適切を財政運用がなさ れるかが焦眉の急であると考えら れます。村に対する村民の行政需 要は例をあげれば、教育の充実を 始めとして、幼児教育における父 兄負担の問題、中央公民館、総合 運動場等、福祉施設の整備、水道 道路等の生活環境の整備改善、産 業の振興による所得の増をはかる 事等々年々高まる一方であり、人 て昨年度は総需要抑制の影響で見 送りとなりました村営住宅の建設 も(多くは望めをいまでも)実現 して行く考えです。 尚皆様が一番頭をいためて居りま すゴミ、し尿処理問題も北部一町 三ケ村の広域行政の中で一日も早 く処理場の建設促進を図りたいと 思います。どうしても広域行政の 中で困難な場合は単相でもこれを 取り上げ実現を期す考えでありま す。 教育施設の充実につきましては 年々改善を因っておりますが、岩 舟地区簡水事業の完成を機に北方 小のプール建設に着手したいと思 務委員長 藤十議 三席 和番 います。 福祉行政の殿堂として中央公民 館の建設、.公営の幼稚園保育所の 開設、村民の体位向上を図る為村 民運動場の建設等々構想は種々考 えて居りますが、需要は無限です が財源には限りがありますので着 実な立案計画の下に柑財政を検討 しながら実施して行く考えです。 今年は昇龍の年、私のえとでも ございますので全力投球で望む所 存です。宣しく御鞭捷をお願い申 し上げ皆様方の健康と繁栄を心よ り祈念しまして挨拶と致します。 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡■ 件費の高騰をはじめとする経常費 の増嵩と相まって新規事業に相当 の圧迫を与え兼ねをい状況の中で、 それに見合う財源の確保は極めて 難しいというのが現況であります。 それには経費の節減をはじめとし てきびしい情勢に対応した財源の 確保をはかると共に、国・県の補 助、助成事業等を大巾にとり入れ る等積極的に財源を見出し、豊か を明かるい緑の村作りに鋭意努力 を重ねていきたいと考えます。 今後共村民の皆様方にはよろしく 御指導御鞭撞の程お願い申し上げ まして新年の挨拶といたします。

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