広報かつら No.81 1975(昭和50)年 3月
5/6
(5) 広 報 か つ ら 第飢号 正しい投票・明るい未来 投票日 4月1 ○投票時間 午前7暗から、午後6暗まで ○茨城県知事選で種村の投票所で投票のできる者 (1)昭和30年4月14日以前に生れた者 (2)昭和49年12月17日までに桂村に住民登録を済ませた老 自宅にいる重度の身体障害者を どは、投票日に投票所に行くこと も、選管に出向いて不在者投票も できず、実際上選挙権の行使が不 可能だったのですが、こういう気 の毒な人のために昨年六月法律の 改正が行われ、自宅その他、現に 居る場所で投票が郵送できる制度 (郵便による不在者投票制度)が 今回の地方選から実施されること にをりました。この制度はかつて 悪用され数多くの不正が続出した ため廃止になった経緯にかんがみ、 対象者の範囲、投票の手続などに おいて選挙の公正を確保するよう 配慮しています。 郵便によるこの投票制度の対象 者は身体障害手帳または戦傷病者 手帳の交付を受けている人で、手 帳に記載の両下肢、体幹、心臓、 じん臓または呼吸器の障害が∵定 以上の重い人(両下肢または体幹 の障害においては二級または第二 項症以上の人、心臓、じん臓また は呼吸器の障害においては三級ま たは第三項症以上の人)に限り適 用されることになっています。 この制度で投票しょうとする人 は、あらかじめ市町村選管の委員 長に申請して郵便投票証明書(四 在宅投票制が復活 早目の手続が必要 並生活工 去る二月二十七日役場二階で食 生活改善展示会並生活工夫展が盛 大に開かれました。雪でも降りそ うを曇り空でしたが午前九時半頃 から続々と参観者がつめかけ、水 戸市の推進員さんをはじめ大子町 の保健婦長さん、栄養士さん、村 内の婦人の方、先生の引率で桂中 女子生徒等三百名近い人でした。 当日の展示品は ◎一般応募作品 とうふでんがく。卵コロッケ。牛 乳豆腐。いもぐし。酢豚。大根実 の油いため。レバーの串ぎし。ピ ーナツみそ等自慢料理が五〇点。 ◎食生活改善推進員献立 一、桂村の特産物を使った料理 (粟推進貞) ㈲牛芳のしのだ巻㈲山芋豆腐㈱チ ーズ入とろろそば㈲大豆せんべい 等七点。 二、漬物コーナー (上印及岩船推進貞) ㈲しいたけのからし漬㈲瓜の粕漬 年間有効)の交付を受け、選挙の 際には投票旦別四日までに、これ を添えて投票用紙を選管に請求、 折返し郵送の投票用紙に候補者の 氏名を記載のうえ投票用封筒に入 食生活改善展示会 夫展開催 ㈱にんにくの醤油漬㈲醤油の泡漬 等十点。 三、保存食コーナー(高根推進員) 出たけのこ切干大根油いため㈲か ぼちゃの甘露煮等四点。 四、スピード料理 (下阿野沢推進員) ㈲ひき肉とキャベツの卵とじ㈲さ つまいもとえびのかき揚㈲豆腐の 味噌煮等五点 五、行事食(阿波山推進貞) ㈲ひなまつり。誕生日。クリスマ ス等三点。 六、高校生と老人の献立 (孫根及上阿野沢推進員) 老人と高校生と同じ材料を使った 一日の献立で、麦を二割入れた御 飯、老人向けに野菜を多くその他 消化のよいもの屋使ってありまし た。高校生にはお弁当にとり肉チ ャー飯風他二種。夜食に牛乳、サ ンドイッチ、果物でした。 七、手づくりのお菓子 (高久及北方推進員) れて投票日に間に合うように郵便 で選管に送ります。投票用紙の請 求をどの手続きはできるだけ早く するのが肝要です。また、手続を 間違うとせっかくの投票が無効に をるので正確を期することが大切 です。 詳しいことは桂村選挙管理委員 会に問い合せ下さい。 ㈲マーマレードケーキ創ジャンプ ル等四点。 ◎実演=午前11時と午後2時にロ ールケーキとおこのみ焼を鉄板で 作り大勢の人が試食して好評でし た。 ◎講評=水戸保健所栗原栄養士さ ん=今年は昨年にくらべ田舎にあ る材料で作ったものが多く、盛付 もぐつとあかぬけていて努力のあ とがみられました。 ◎参観者代表のことば 大子町役場保健婦長郡司さん=種 村は食生活改善をよくやっている ときいていましたが、今日展示会 に釆てみて初めてわかりました。 厚生大臣貰はじめ数々の賞をいた だいたのもさこそとうをづけまし た。料理も手近かな材料でつくら れています。今後大いに参考にし たいと思います。 大子保健所岩間栄養士さん=桂村 の食生活改善活動はほんとうによ くやっていて盛付も作り方も大し た出来ばえで展示会をみて驚きま した。 北方の戎婦人=実生暗にそくした お金と手間をはぶいた料理でよく 工夫してあります。 高久の或婦人=手づくりのおやつ は添加物や色がつけてなくバター や卵等栄養もあり安心して食べさ させられます。 一月三十一目の食生活改善県大会 で岩上知事は現在、食生活改善は ぜいたく食から節約の食事に変っ てきている「健康を守る為には栄 養をいかに合理的にとるか」と言 う事であり茨城県では貧血が多い が、特に農村では多いとか推進貞 はその人達にいかに食生活を普及 するかが重要を事であると言われ ました。 石井保健婦
元のページ