No.74 1974(昭和49)年 2月
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ら つ 報 広 第74号 !2) 種村長 本日ここに当地区の簡易水道竣 工式を開催いたしました処、関係 者各位には御多忙の折にもかかわ らず御臨席をいただき厚く御礼申 上げます。 御存知のとおり本村の水道事業 については、去る昭和三十六年坪 地区の簡易水道施設整備をはじめ て以来、全地区への水道普及構想 のもとに当地区への施設計画をす すめて参りましたが、この地区も 水質調査によると咋地区に劣らず 水質が悪く飲料適に該当する井戸 は殆ど無に等しい状態でその上早 天つづき宣は、極度の水不足に悩 まされて参りました。 このようを関係で事業推進の過 程では多くの方々の要望もありま したが、特に水源地住民の御理解 県当局の御尽力並びに村議会の御 協力を得まして、ここに事業計画の 進展がはかられ昭和四十七年、四十 八年の二ケ年継続事業として着手 いたしました。総工費七千八百万 で水源地は由緒ある皇都川沿いに 求め、良質な水と豊富な水量を待て 標高約九十米の高台に約三百トン 書紀諸言語… ー沢山地 簡易水道竣工式辞 水戸地方広域市町村圏事務組合 で、かねて計画を進めていた絡合 老人保健センター建設工事は、先 程着工八月オープンを目指して、 茨城町の渦沼を見下す高台に着々 工事が進められています。 このセンターは、健康を老人が 安い費用で快適なレクリエーショ ンや教養保健増進の場として、宿 大森 三 千 三 保有の配水池等各種装置を施設し 自然落差を利用して配水管全延長 約一万七千二百米によりて地区内、 五首二拾八戸の各家庭にふんだん に給水出来る待望の施設がここに 完成をみたわけであります。 火災予防施設としまして三十二 個所に消火栓が設備され防火施設 が強化されると共にかんばつ時期 の水不足に対する不安がここに解 消されたことは良質飲料水の確保 と併せて地区内の皆さんと共に書 お年寄りに低廉な料金で明るい楽しみを 総合老人保健センター建設 泊、休憩、研修等に利関するため のもので、老人休養ホーム、老人 福祉センターの複合施設となって い一ます。 この施設の建設の目的は、著し い経済成長に取り残されてきた老 人福祉対策、特に所得、医療の面 が改善されていくをかで、おくれ がちな老人の生がい対策の一環と びに堪えません。私共村政をあづ かる老といたしましても、日常生 活をとおして一番大切を飲料水の 問題解決は何をさしぁいてもやら ねばなこbぬことと念願して参りま しただけに今回の当地区の事業完 成は心あたたまる思いが致します。 この工事に関係されました方々に 厚く感謝を申上げますと共にまた 本工事施行に直接たずさわりまし た茨城水道建設株式会社、常陸測 工株式会社の誠意ある御努力によ り資材確保に困難な状況下にあり をがら工事を完成していただきま したことにつきましても重ねて厚 く感謝を申し上げます。 終りにのぞみ地区住民の方々の 御健勝をお祈り申し上げまして式 辞といたします。 して建設されるものですが単独の 市町村では、なかをか建設困艶な 施設なので広域的に共同で建設し ようということにをり、水戸地方 広域市町村圏の最初の基本事業と してとりあげられました。 今後この地域の老人福祉施設の 基幹としての役割を果してゆくこ とになるでしょう。 施設のあらまし 鉄筋コンクリート三階建 (地下一階地上二階) 延面積二、七三八・六〇平方米 (内車庫六八、二五平方米) 全館冷暖房完備 客室 二四室 (宿泊一〇二名) 大広間二室 九〇畳・四八畳 (日帰休憩一五〇名) 大会議室(研修室)一六〇平方米 (一三〇名) 食 堂 六八平方米 (四〇名) 展望大浴場 八七平方米 (男女各々二〇名) 小浴場、図書室、健康相談室、 機能回復訓練室等 建設工事費 三五、000万円 総合老人保健センターt完成予想図

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