No.69 1973(昭和48)年 4月
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、b つ ヽ▼ カ 報 広 第69号 二月二十三日第三回種村食生温改 善大会が役場二階で行われました。 心配した雨も当日はあがり、午 前九暗までに推進員さんや、一般 の方の自慢料理がどんどんはこび こまれました。 いよいよ九暗から審査。審査員は 水戸保健所栗原先生、農業改善普 及所三次先生、大越先生、川野辺 保健厚生課長、飯村婦人会長、石 井保健婦の六人で、審査基準は、 l、おいしいか。 2、調理の手ぎわはよいか。 3、独創性はあるか。 食生活改善大会 盛大におこなわれる 4、経済的な面を考えているか。 5、地域性を生かしているか。 6、普及しやすいか。 7、盛りつけはよいか。 の七点でした。出品者三十一人( 四十余種類)の自慢料理はどれも 皆、たんせいこめたすばらしい出 来ばえで選ぶのに困りました。次 に入質した十二名の方を記します と、 保健所長質 ⊥いちご酒しぼりかす利用の漬物 川野辺けさ Zさつまいものごま揚げ広木光子 a事例発表(食生活改善推進員に 広木てい子 なって) 普及所長賞 粟部落 1.つけ物各種 小林 君江 Z子供のおやつ a野菜入り牛乳パン。大根葉のふ りかけ。菊の花の保存食飯村久子 村長賞 1.シソの実のしょうゆ漬。山形トヨ Z大豆の小判揚。加藤木すみ江。 まさつまいもの揚菓子。平山みき 婦人会長貰 1.お菓子のいろいろ(どらやき・ きんつば・さくらもち 高久北方 白梅会 2生姜のお菓子 小林みよ子 Z生姜のお菓子 小林みよ子 3自然のものを使っての色づけ甲 粟野洛 種。 ①ようかん(山いも=白。いち ご=赤。グリンピース又はほう れん草=緑。クテナシの実=黄) ②たくわん(クチナシの実) ③卵の冷菓(紅茶=茶色) ④きんとん(クテナシの実) 以上の他に各部落町推進員さんに よ各出品は次の十種目で、栄養十 分を見ただけでも食慾をそそる朝 昼晩、おやつに分けられた料理が 並べられました。 L幼児食②下阿野沢部落。孫根部 落。 乙学童食①阿波山部落。 a中学、高校生食②高根部落。上 拝部落。 A成人食 農繁期の食事②粟、北方、部落 軽労働の食事①上阿野沢部落 老人食②岩船部落、高久部落 以丘白、腕によりをかけたすばら しい料理で、さすがは厚生大臣賞 を受賞しただけあると思いました。 十一時から、加藤木三子推進員の 司会で飯村会長の挨拶、次に食生 晴改善事例発表でした。 ⊥粟=広木てい子推進員=食生活 改善推進員にをって)未熟児で 小さかった子供を食生括改善に 立派に育てあげた例。 箪高根=大越はる江推進員、(強 化麦の並最について)強化麦む 推進員が普及して部落の神経痛 が少なくをった例。 で御二人とも立派な発表でした。 十一時三〇分から栗原先生の司会 で交換会でした。今日は遠くの久 慈郡里美村から小型バス〓口でこ られた、推進員の方、十王町、御 前山村、常北町、それぞれの町村 の推進員さんと保健婦さん、それ に村内の推進員さん、婦人会の役 員さん八十余名が向き合って食生 活改善について話し合いました。 里美村は種村より早くから食生晴 改善を実施しており、枝豆の保存 の仕方、中央リーダー講習会の時 のカ蝋チャのパイの話、等色々よ / い参考になりました。 十二時三〇分から表彰式及び講評が あり、午後一時から来賓挨拶にう つりました。 大森村長=今日展示してある料理 は幼児食から老人食までスタミナ のあるものばかりですばらしい献 立である。今后も推進員さんは一 生懸命頑張っていただきたい。 広木議長=自慢料理をみて、そぼ くを味が書こばしく思われた。 厚生大臣賞を受賞されたが今後益 益発展されることをお祈りします。 水戸保健所利根川衛生課長に続き 常北地区農業改良普及所長=日本 人は料理を色でたべ、中国では味 西洋では香りを主にしている。 日本人の体力をよくするのにはも っともっと努力しをければなこbを い。特に茨城県は遅れていて全国 でも体位がおとっている。なかで も県北地方は一番悪い。今後この 食生活改善運動をもっとおしすす め、局部的なものになこbないで里 美村、十王町、手をとりあ って 発展させたいと思う。等々、推進 員をはじめ関係者によい参考にを りました。小林国保係長の挨拶を 最後に会場を片づけ、午后四時、 食生活改善大会を盛大のうちに終 りました。 今後は推進員の皆様の御活躍を御 期待して、この稿を終ります。(敬 保健婦 石井 称略)

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