広報かつら No.66 1972(昭和47)年 12月
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㈲ 御 挨 拶 教育委員長 大 森 清 年頭に当り村教育委員長として 村民各位に謹んで新年の御祝詞を 申し上げます。 きて現代の社会で何方でも毎日 ら の新聞やテレビを見て大学の紛争 には困惑していることでしょう。 つ そしてその大学に御自分の子弟 第66号 を進ませる不安を抱いている両親 が多い筈です。 私堤比処でその原因を述べよう とするのでなく比の大学の問題が 小・中・高の教育に影響して今や 教育の一大転機に立っていると言 いたいのです。裏がえしに言えば 転換期に釆たので比んな困難な大 学の問題が起ったのです。 更に進んで申せば学校教育が単 に個人の就職の資格だけでなく教 育の本来に立帰らなくてはならな くなったのです。つまり教育は個 人の能力の可能性を開発する本来 のものでなくてはならなくなった と言えます。 文部省も制度上から教育の問題 を解決しようと六・三制の改正を 先行的思考で模索しているとこう 昭和四十八年一月一日より七十 歳以上のかた、または、七十歳にな られたかたは、老人医療費の支給 制度の実施tより医療費が無料に なります。お年寄が病気などにか かり囲民健康保険等を利用して治 療を受けち場合、自分で負担する 費用を市町村が支給してくれる制 度です。この制度を受けられるか たは、国民健康保険やその他の健 であります。 以上のような困難な教育情勢下 で本村教育行政の担当者として誠 に微弱ではありますが我が教育委 月会は「公正な民意と村の実情に 側した教育行政。」を目標とし本村 に就職される諸先生方の教育振興 に十分にその情熱と精進が伸べら れることを考摩して参りました。 そしてその効果が次第に上りつ つあることを村民各位と共に認め る者であります。 次に具体的に各教育施設につい て申しますと村内各小学校に体育 館とプールを出禾るだけ早く設け る計画で進行中です。 村民の中に公立の幼稚園を切望 する方がありますが本村には既に 私立幼稚園があり、その成果をあ げておりますので、委員会と幼稚 園との話合によってよりよい結論 老七 人十 医歳 療以 費上 の が無料に なります を早く出したいものです。 更に本村としては各小学校に保 育園を作って幼児を収容し働く主 婦の一助としたい。 学校給食について言えば、児童 生徒の効果と各家庭で毎朝弁当を 準備しないですむ、母親の手数の 軽減から言えば一応父兄の負担に 答えているといえましょう。而し 一食小学校で五十円、中学校で五 十五円の予算でほ現在無理、少く とも一食七十円を望みたいもので す。 そしてより栄養があり、児童生 徒に魅力ある給食とすべきではな いかと考えます。 社会教育の施設で申しますと中 央公民館の新設であります。 なお青少年が郷土を愛し健やか に成長して立派な社会の一員とし て活躍されるような村の青少年育 康保険、共済組合などに加入して おられるかたです。ただし、本人 もしくは本人を扶養しておられる かたの所得が多いと、この制度の 適用を受けられない場合がありま す。なお、このことについてくね しいことは役場保健厚生課の窓口 でおたずねになって下さい。 児童手当を 請求しましょう 三人目の子供さんが生れて一番 上の子が十八歳に満たないときは、 成会を結成し、その活動の一つと して青少年スポーツ・グループを 編成し青少年は勿論成人更に老人 まで趣味あるスポーツの全員とし て土曜の午後、日曜日、祭日等に 各学校を開放してスポーツを楽し むことこそ実現出来る筈です。 最後に私は本村に博物館の設立 を夢みるものであります。 村内に埋れている文化遺産の保 護は村民の義務でありましょう。 文化遺産は単に個人で所有して おくだけでなく一般えの展示と外 来者に村を理解していただく大切 な資料であります。 以上述べましたことは本年中に 総て実施されることではありませ んが村の総合計画に順次取入れら れ次第に実現されることを期待し ます。 年頭に当って村教育委貝長とし 生れた翌月から児童手当が支給さ れます。忘れずに役場保健厚生課 に申出て下さい。 桂村農業 後継者クラブ結成 会 長 小林勝夫 副会長 宮本 仁 飯田俊夫 会 計 秋山博美 支部長 垣支部 稲川武男 岩船支部 飯村伸一 沢山支部 所 保之 監 事 三村一夫 村主悦男 上下 阿 阿 赤下 赤北 阿 赤上上岩錫 北 渡 波 波 高 坪坪山死山沢坪沢方 山十沢rF坪船野方死 住所 阿波 山 北 方 下 坪 上阿野沢 菜 てその抱負の一端を申し上げて村 民各位の絶大なる御指導と御援助 をお囁し、幸多き四十八年をお迎 え出来ますことを心からお祈りし て御挨拶といたします。 十月分の出生 氏 名 長山 明美 加藤木秋子 秋山 準久 横野 央 山本 修 亡 加藤木とみ 黒沢 亀寿 関 志け 大森 しな 小林 文司 君嶋 ナカ 月分の出生 高 皆金大関仲 島 川 長島根 田 亡 大畠 しも 木村 克夫 仲田栄之介 有香 正浩 真弓 勝二 満 秀浩 仁和正勝保 護 享一 美 己利 者 時 貞 昭 一 知 七 八 八 八 七 八 八 一 八(⊃ 八 六 歳 八 六 八 ○ 二 三 歳 美一一保郎泉
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