広報かつら 第50号 1970(昭和45)年 1月
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広 報 か つ (2) (票50号) 4E5年一1月2∈ヨ∈) 新春にあたり村民の博さまがた に心からなるお祝詞を申しのべ、 かつご多重をお祈りいたします。、 私も当村の大切なご子弟の教育の 仕事の一端をになわしていただい てから、はや七年の歳月を過して しまいまレ花。 而うこと、考えることは、中々 に軍レがた<、いつも人の子の教 育のむつかしさを泌みじみと感じ させられ、人間の養成という仕事 は、すぐに答の出るものでなく、 その真の成果は、はや<て二十年 後でなくては分らぬという、実に イキの長い仕事と畢抱していま す。 人間が月面に着陸することので きた科学の進歩した今日でも、人 心の開発となると、とてもそれに 追いつ<ことのできることではあ りません。 真の人間形成などといっても、 その対策とな竃と、いかなる人で も、かんたんに判定したり、決着 を与え得られない今日の教育情態 であります。 桂村の皆さんお目出度う御座い ます。開け行く闇和四十五年の新 春を迎え村民の皆億万の御多幸を 心からお祈り甲レ上げます。 私達は農業者の利益代表機関と して、法にもとづ<農地問題の処 理と農家の所得増大庄括の向上を はかるため各種の農政情動を展開 しっづけてまいりましたが、生産 者米価の据えおき、自主流通米の 宗、また稲作転換等が政府から 打出され、農家経済に対して未だ かってない非常に重大な転期にた っております。 農業基茶法が制定されてから九 年目を迎えたにもかかわらず、そ の目的とした贋業の体質改善は遅 々として進まず、農畜産物の自由 化圧刀など農業者を不安におとし 入れるような問題がつぎつぎと発 年 頭 の ご挨 拶 あ い さ つ 教育長 関 然し何が何といっても、この解 決にはやぼり教育の仕方によるほ かに、道はないと信じます。 幸にも当村では教育施設も、村 民魯さま方のお刀によって、ご承 知の通り年とともに整ってまえ万 残すところは危陣校舎一校の改築 とプール、体育朗などの設橙が望 まれることでございます。 また一面、最も重要な教育の目 標として児童生徒の学刀の向上で あ白ますが、そのための対策は充 分にたてられて、先生方の教育意 欲も次第にさかんとなり、あらゆ る研修と研究に刀をそそいで、当 村の教育内容は、逐年その成果を ーヂてまいり窪したことば、まこと にありがたいことと思っていま す。 さらに児童、生徒の体位の向上 については給食の改善に十分つと めています。 さらに、今後の目標としては、 社会教育が学校数育と併行して重 要さをまして、保慣体育、家庭教 育、その他の学級をも増設してそ 種村農業香貝金島 平 生しております。 この農業の危機を突破し、問題 の解決をはかるためには腰業を犠 牲とすることな<経済政策全般の 遅椚に誤りなきようにするととも に農業に対する社会資茶の抜本的 投入、原票構造政策の展開、主要 農畜産物の生産流通消費に至る一 軍した施策ならびに価格安定政策 の体系的確立といった政策を総合 的にそして勇断をもって実行する 以外にないと思います。 数年来私達が「農業者に安らか な老後を、青年の希望にこたえる 農村を」スローガンとして連動夜 続けて費た農業者年金制度も茶咋 はいよいよ茶格化しようとしてu ります。 また、構造政策関係法集の中農 業揖興地域準備に関する法集が肝 ■ の任務に当っています。 殊に幼児時代のしつけと情操の 植えつけは、その大切なことは、 ご承知の通りで、そのためには私 立ではあるが桂幼稚園を育成させ て、その任務の一役をつとめさせ たい念願でおります。 最後に、私ども日夜心をいため ている事は、当村の入学児童が年 々と、その数を激減してまえり、 昭和五十年度までの推定調査では 全村の入学児童数が僅かに五十余 名となり、】校の児童数にもひと しいことであります。 いまにして、村民の唇さまも、 ここに思いをよせてその対策を真 剣に打ち立てなければ、このあと さらに五年後の昭和五十五度頃は 由々しいことになりますでしょ う ここに年頭にあたって、お祝詞 とともに、私の平素の所感を峯直 に申述べ、解さま方へのご挨拶の 辞といたし乱す。 ノ′/′′// 賀.養∵厚. 年成立し、▼本年度は茶村でも政府 が打出した第二次應業構造改善事 業を進めようとして腎嘉す。私 はこの事業が経済成長、社会発展 の急雌なテンポに対応し、かつ地 域の実態に別して進められること を望んでおります。私達農業委員 及び職員はこの重大なる時期に直 面し一致協力その使命を達成する ため重大なる覚悟と決意をもって 即ち精神的革命を図り桂村発展の ためは刀する所存であります。ど うぞ種村の皆さん倍旧の榊協力を お頗いします。・ 新しい年が新しい村を築き上げ る囁かしい出発の年でありますよ う村民の印さんの御幸福を心から お祈り申し上げまして年頭の御あ いさつといたします。 川人類を滅亡させるかも知れないの 。 喝しき新春を迎えおめでとうご ざいます。 今年は七〇年代への前進の年で あり意義ある年であります。 月の世界に旅行など想像もつか なかったことが実説きれ、科学も 文化も益々進みこれから悔めまぐ 新年お日出とうございます。新 しい年を迎えて会員の皆様方叫伺 お過しでございましょうか。大方 鱒豪の主婦であります皆様方農 繁期を働きつづけて附く農閑期に なりましたのですが相変らず問尊 ぼ多く忙しい日を送っておい出の 撃と思います。わけて花月は心忙 しい毎日でございますね。 如何でございましょうか年の始 めのお心構えは。 苦の賢聖は「人の生括はリズム を持って軌道を外さず働<こと」 つまり学問の連行と合致するなら 間違いはないと敢えて居ります。 斜学の進歩も久遠よ盟澗れぬ宇 甲の軌道に乗れば月に迄人を運び ますし、外れると原水爆となって 明る<豊かな郷土、家庭と生活 と環境とをよくするため身近なこ とがらを自主的に学習し、社会の 発展に正しく理解し適応させるこ とが社会教育の目標と考えます。 然し■半ら昨年一年間を細り見て も激動する政治と産業経済のめぎ ましい躍進は現実の社会より飛地 的に前進し人間疎仇の時代を造ろ う上しています。 贋村の人口と労働力は都市に流 出し過疎地帯の象流と生活は混乱 を招ぎ押し流されようとし㌧い莞 すこの様な現実のなかで社会教育 の果たす役割は行易な革ではない です併し私はそんな大きな事を 年頭に想ろ了-今年も体力づくリ の 始 め に 婦人会長 飯 申しあげますのが茶意ではござい ません。 豪を治め計上での主婦の仕事 もそして婦人会の仕事も毎日そし て毎年おなじ事の据り返しではあ りますが、リズムを持って軌道を 外さぬ限りやがて効果が見え進歩 もある事と私は申し上げたいので す。 村民保健の為の検診や食生活改 善の仕事、交通安全への協力、更 に】円玉募金、歳末助合い等誠に ささやかな社会奉仕の活動も、真 心を柱として寄り集れば光りとな り履かさとなって幾分でも村を明 る<する事が出来るかと考え曇 す。 お互に手をと且]って】家の主 婦として又婦人会員として働こう ではありませんか。 桂村筈指雲員会 伸 るしく変化するたのしい反面きび しい毎日が待っております。 私達はこの様な時代に誰もがの 幻お<れないよう考えねばならな いと思いますが、科学や文化の発 達と共に人間が幸福にならなけれ ぼならないのです。しかし茶当に 拶 礼儀育豪農.金 と考えます。地域に適応した幾つ かの問題点を重点とし各集団のな かにおいて探求し更に村民全体の 運動に発展するならば真に住みよ い村づくりとなることでしょう。 然し社会教育委員会は指導的、 教育的立場になってはいけないと いうことです。それは自主的な学 習の助言者となり各種団体の育成 強化、家庭学級、婦人学級等学習 の場より身近かな問題点を共同で 掩求し乍ら更に体育、文化、新生 特選勒、交通安全教育の推進等の 什話役だということです。 本年度も文部箭依嘱の家医学級 幸福になれるでしょうか。 人の幸福は、お金や財産だけで は得られません。身心共に健全で あることが、幸福の第一歩だと思 い許す。まず健簸です。それには 身体に刀をつけること、つまり 「体力づ<り」を行なわなければ 村 葉渾乃 そして私流の言葉をつかいます なら行動的教警為につけた主婦 となり婦人会員となるべく努力し たいと思います。 それにしても大事な事ですが婦 人会の行事には菌障<且口せ御出 席下さいまして商事御協力下さい ますよう幾重にもお顔いする次第 でございます。 誠にまとまらぬ事を申しあげま したが年頭の挨拶といたし、最後 に皆様の御健勝を祈りあげます。 汽詠三首 福寿草日にあてて何を歩みるや 進学ちかき村少女にて。 寒椿すでに花もつ枝えだにあら れ選らすいかにかもせむ。 投あみせし噂をきけば寒鮒をわ けて貰いに行くしぐれ空。 盛 長 等閑級されることと思いますが社 会教育の拠点であ公民館活動が他 町村よ抄低いということを痛切に 感じます。特に分等の篇拡充一 を対当局に要望する次第です。 農業就労年令は年々上昇上ハ十 オ以上の老人農業者は日嗣です婦 人の重労働等の健康管理憩の場、 話し合いの揚として活用する事が 出来得るならば足れらを通して桂 村の社会教育もその地域に探透し 一歩前進することでしょう。以上 感想を述べて年頭の御挨拶と致し ます。 村内有権者の皆さん、明けまし てお日出とうございます。希望に みちた昭和四十五年の新春な皆様 と共に元気に迎えることが出巧 まことに看びにたえません。 昨年暮の総連挙ぼ、前例にない と言われた文字通りの師責遥挙に 暮れましたが、国政参加への尺度 とも亭フベき碧毒におかれまし ては、新聞監仰週知のとおり郡 慮らないのです。 完身体は、大きく丈夫そうな 着でもすぐつかれたり、病気にな りやすいと亭っケースがた<さん あります。つまり、身体の外面だ けが大型化し芥当に必要な体刀が 劣っているからです。 これでは其の健康な身体とは言 えません。肝育指導警県会では毎 年みなさん方の体力づ<りに努力 し、村民濁敷金、歩<会、各磯ス 昭和四十五年の新春を迎え消防 団員並びに村民各位に新年の帯び を申し上げますと共に平累の御精 進と御協刀に対し心から敬意を表 し深く柄謝申し上げます。 昨年は、アポロ11・12号に依る 月世界の征服大学の紛争、沖縄茶 土復帰決定、或は年末国会解散選 挙等、政治、文化、教育、産業等 の激動、或は躍動ともいえる年で あった事であります。而るに火災 に依る災害は年を埋葬し暗い様相 を呈して居ります。 ちなみに十一月迄の茶県の火災 発生件数を見ると、九七五件、損 害額九億一千万円、死者一九名、 負傷者一四三名と売年同期よ針 遥かに上回って居ります。本村と しても無火災を念願して居りまし たが十一月に二戸五梗の全焼を記 錬-慶し居ります。こうした悲惨な 市銀は申し上げるまでもな<、近 年産業経済の高度な成長に伴い火 災その他の災害の様態が多様化し 複雑化した原因でもあります。 我々消防団もこれに対処して施 新春のごあいさつ 選挙管理轟員全 委員長 府 橋 行 雄 新年を迎えて 桂村消防望 小 林 万 苦 ボーッ教室等の開催に刀を入れて おります。 今年も村民誰もが「体刀づく り」で健康で文化的な生活ができ ますよう。みなさんと共に青空の もと歩き、また走りま<ります。 みなさんもこれからの「体力づ <り」に御協力咽わりますようお 願い致します。 村民各位の御多書芸祈り申し 上げ年頭の御挨拶といたします。 内では最高、県内でも第八位と言 う好成績を悔めることが出来まし た寧は、皆様方が他市町村の有権 者に比し政治への関心が高かった ためと凪います。何んと申しまし ても、議会政治の基礎はつまる所 我々有権者の手にある訳けで軌 座席ます。選挙は、新世代を象徴 すべ<、最も公明正共に行なわれ なければなりません。このような 設の拡充、消防技術の練讐研究 に努め科学化、広域化等も考慮に 入れ滑防行政の規模拡大及び促進 を図ると共に益々責任の重大さを 痛柄致して居ります。 而るに産業構造の近代化命理化 に依る過疎化現象の典型的な人口 の備在及び流動それに依る消防団 員の構保、これが今後の大きな問 題ともいえるでしょう。それ故に 常備化、婦人消防団の創設を考え る苧も課題の一つでありますが、 我々消防団も現有勢力をフルに動 員し、郷土の平和と人命財産を守 り以って住民の居所に応えるよう 決意を新たにする次第でありま す。 村民各位に於かれても「火事は 出すより出さない」事の原則にの っとり火の仕事、油、ガス等の取 扱いについては特段の御協力を仰 ぎ今年こそ無火災の金字塔を立て たい事を念願いたし、併せて各位 の御闇膵あらん事を申し上げ新年 の御拶挨といたします。 住 所 北 方 阿波山 鍔高野 下阿野沢 上 拝 顔高野 住 所 赤 沢 孫 根 鐸高野 孫 根 岩 船 虜憺 設してまいりましたが、みなさん の御理解と御協力により、た<さ んの方々より、現金、物品、その 他の預託があり恵まれない人々の ために役立たせていただき大変吾 ばれております。 世の中には、た<さん恵まれな い人々がおります。 そんな人々たちへ、 あなたのn技術でも、労力でも お金でも=お預りして恵まれな い人々や、気の毒な人々のため に善意銀行では、どんなことで もお預りしますから、どしどし お預け下さるよう、お節ちいた しております。 今までに預託された方々はヾ ◎現金預託 仲田はな且一一〇、000円 (阿波山) 仲田田り】○、000円 (東京) 所 格-1一五、000円 (上阿野決) 大森三千三nニ○、000円 (上杯) 広末次男且一〇、000円 (北方) 森木百合nて000円 (孫根) ∇】円玉預託 矢沢重患=三〇〇円 広末琢也=一三四円 高久崎婦人会=五△ハ円 粟 ク且「〇四大円 北方 ク エ、八八六円 岩船 クー=∵】00円 孫根 ク り】、二六一円 意昧あいから、今後共望層の 明るく正しい通学兄のご理解と御ます。 帯刀を陥りますようお願いいたし た雀点凄庖届骨する架空 戸斧の窓 クあなたの心の燈を 善意銀行に″ 十一月の出生 氏 名 保護者 川井 東治 加藤大道之 大和田和弘 森茶 洋子 広末 和久 死 亡 氏 名 関根 福寿 小林長四郎 三村 笑 長岡年次郎 堀口安次郎 小瀬 儒司 孝利主正明 歳令 一男税道雄 粟チヒヨヒ商品苧住 下北驚庄 まして新年のごあいさつといたし 赤北赤孫高 沢:方ま尺根久 二九七枚 広末たつ ク 五〇枚 ⑥勤労預託 大越しめ= (上杯〕 和田雅治=自動車(阿硬山) 今までに払い出されたもの ◎現金・・・・こ二 子どもの遊び場、紙くず入れ 代 五、二五〇円 ◎物品…・・ 村松陪崗荘内、重度心身隋告 娼施設へ…おむつ四十五枚 ラジオ】台 繹風呂↓ 村内各小中学校へぞうきん 正二三枚 ◎勤労・・・・こ= 敬老会の際、老人送迎(自動 車) 〝善意で築こう 明るい社会〞 高久 ク n「六四〇円 上阿野決ク=一、四六二甲上杯ク且、七九二円 沢山単位クエ、一日ハ円 阿波山一婦人会 ク∫1 二、九四七円轟 下印 ク且元二円 ◎物品預託 桐原みよnおむつ二〇枚 (粟) 仲田はな=ラジオ「台 ) ク 慈 (阿波山) 矢沢みさ子且苗つ二五枚 (下阿野決) 阿牧山第)長寿会ぞうきん 一七六枚 :方方久野根所 杯方!醇所 管尺 阿牧山第二長寿会 渡辺 忍一一日 赤津 久七九 所 正夫七四 加藤大東司八〇 所市之介六八 十二月の出生 江呂佐知子 秋山 良華 鈴木和田 死・亡 欝荷票票豪富氏 氏 名 保護者 盲胃 1 郎み男つ松志 八八セセセ六年 ○ニーニプも ミ.′ニ∫

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