広報かつら 第50号 1970(昭和45)年 1月
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広 報 ぐ累日○号) 昭和4モ5年1月2t5【ヨ 呈Ill====‖==ll…===ll=l=…=lけ川l==lMlll……Jな 注意一砂/ 怪我一生/ 世界の願い交通安全 もう一度 よく見て わたれ手をあげて ブレーキは早目に スピードは控え自に 村の人口 (S45.1.1現在) 人 口 7,944人 男 3,761人 女 4,183人 世帯数 1,718戸 発 行 日 昭和四十五年一月二十五日 (第五十胃) 発行所 東茨城郡種村役場 印刷所新いぼらき印刷局 祝日には 国旗を掲げ ましょう ≡-≡〓■】;〓■コ〓≡■-】■≡一;H〓-〓≡■〓≡ 桂村の皆さん、新年おめでとう ございます。茶年も皆様方がおし あわせでありますよう心からお祈 りいたします。 ただただ大きくなること、多く なること、強くなること、もうか ること、だけに終準した感じがし ます。ここ一〇年間は、ベトナム 戦争、チェコ侵入事件ア、ジアにお ける緊張の激化、大学紛争、過密 過疎の問題農業と他窪呆との格差 の増大というように国と国との閤 にも、地域的にも、人間関係、な かんずく師弟の関係にも、いわゆ る断絶の様相を深めて来たと見る ことが出来ましょう。 桂村の皆さん、新年おめでとう ご座います。 年頭に当りまづ日頃のご協力に 感謝をささげ、本年こそ更に、よ い年でありたいと念じ皆様方のご 多雲嘉祈りいたします。 かつてなかったという、年末絶 遠挙を終り、政情安定のうちに新 しい年を迎えました。昭和四十五 年は西歴千九百七十年に当りいわ ゆる七十年代の幕明けといういか にも重大な意義深い年になりそう な感じがいたします。 昨年は内外にわたって、かなり の激動をつづけましたが、国内で は「大学の年」といわれるように 大学紛争がつづけられ高校に汲及 -し覿後の教育制度異ものが再検討 されようとする程大きな問層をな げ、また連続豊作によって米の需 給の変化をまし米の生産調落と食 管制度の維持が過密、過疎対策と 共に問題となり改めて「総合農 政」が唱えられる。そうした時に 押隠返還が約束され、安保問題と ぞさてこれからの国政の方向づけ 議会静長 広 いま、ここに、一九七〇年代の 幕明け、昭和四十五年の新帝を迎 えるにあたり、これからの一〇年 は人間主義にたった調和のとれた お互いに血のかよう時代であって 欲しいと念願するものでありま す。 幸いにして、このたびの総選挙 においては、各党、各侯補者によ って表現の違いはありましても、 いままでの経済優先の反省のもと に、人間主義、人間性の尊厳を根 茶とした、調和のとれた政策の必 要を刀説され、且つ公約されたこ とは、こん後の】○年を占な,ユこ とが出来、よろこびに唇兄ませ のためと国会が解散され民夫総選 挙となりました。 こうした状況下に種村としては 如何にして、住民の福祉増進をは かり、健康で明るい豊かな村づ< りをしようかと皆様方の代表と共 に常に観督な協議を重ねながら村 政の近代化をすすめてまいりまし た。 まづ年初昭和四十四年度の方針 を立て約一億五千万円の予算をく み、日下執行中でありますが、大き な事業である土地改良は継続第三 年目の東北方、阿故山地区を終り 第四年目に入豊置下北方下のほ か残されている橋興工事と榊泡更 に、桂川を越すサイホンと上郡地 区の一部へ事業の進展をみて畔に 着工しておりますが、今粍の分と 合せてA地区百四十二町歩にわた る穫定測量と学芸義の進捗も併 行して行なわれており壷す。なお 孫横地区には畑純集団化と農道整 備事業が計回されつつあります。 教育については、各小中学校の 施設還琉整備と内容充実につとめ 新年のあいさつ l 年頭 に あ た り 村 長 大 森 三千三 香 木 ん。 また、昨年ぼ衛星船アポロによ る月面着陸という輝かしい成果を 見ましたが、このことば、科学の 進歩を質入ますと同時に、吾々人 間を含む宇皆の遅行がいかに正確 無比、秘抄なるものであるかを、あ らためて智されたものと言えま しょうし、そして、作らずして、 もともと在るものの認識と評価、 宇田即地斑人としての自覚の事ば え、そして要らに、人間社会の本 源的な、宇宙大約開発の可能と蘇 生を意昧するものということが出 来ましょう8一九七〇年代は、か かる価陪観を根幹とする文明思想 て振興をはかり、懸案だった北方 小学校の危険校舎の改築を行ない ました。昨年八月起工若干工期が 遅れましたが旧年内野レ児童は新 しい三教室に移って璧宋を受けら れるようになりました。今後も計 囲的に速読轄備を行ない教育の機 会均等と、地域差をなくしたいと 考えます。村民の体育づ<りと相 模って健康問題も重視し健康診断 による。早期発見早期治庶をすす め保寮の各戸訪問によって健康 管理を行ない生括改善により誰も が健康で働けるようにと努力をつ づけております。また、別に寝た きり老人に対する家庭奉仕等の巡 回も行なっています。 更に人命尊重の見地から交通事 故防止のため村をあげて交通安全 対策を推進する】方災害共済制度 の普及と努めております。 有線放送事業二カ年の経験に鑑 みいわゆる情報化社会を迎えその 使命を果たすために番組編成委員 をお厭いしてその改善につとめ資 料収集し効宍附運営に軍刀いたし が、日日、月月、年年に、大きな 潮の流れとなって来ることであり ましょう。 政策的には、過疎、過野村策教 育の問題、裏令年金などお年寄り の問題、l児童手当や出産、育児手 当のこと、貫通安全、公害対蓬 所や役場が国民や住民が気持よく 用事が出来るようにすることなど 人間性の尊厳にもとづ<経済開発 社会福祉、住民福祉の政策がより 前むきに進められて来ることであ ろうと期待しています。′ 今日、村財政の五八パーセント を国からの地方交付税に依存しな ければならない本村としま』しぼ 国の施策と的確に歩調を合わせ、 ここ一年間議会が綜台開発相別委 員会を設直し、住民福祉経済開発 と襲警崩し調査、研究を魔めて 来た結果を勘案の上、より効果あ る行政が進められてい<ことでし ょう。 ております。次に慰霊碑建設につ いて御協力いただきましたが既報 のように九月墟工除幕式を行ない その後記念植樹等をいたし後世へ の贈りものとして敬慕され邁族の 方々の奉仕的惜抒が行なわれてお ります。 道路重点の考鼻む開発の動脈 である主琶退路は県費補助により 継続契施中でありますが、村道直 営舗装も行ない機械間入によって 今後も進捗をはかり、国、県道の 搾備と相侠って村道琴備をすすめ たいと思います。 桂川改修も上流にすすみ大岩橋 の永久倍化、江蠣の改修を含めて 行なわれることとなりました。 役場庁舎は改築以来十五年にな らんとしていますが、古い建物で あったのとその後行政需要の増大 と事務の複雑化により益々狭膵と なり、建増ししている現状であり ますので近<新築する必要に迫ら れており、旧年中まづ資金積立の ための条例を設け、すでに七百五 十万円の頓温をはじめ引続き調査 ただ心配なことは、米を中心と する農業のことであります。綜合 農政を口にしながら農畜産物輸入 制限緩和を迫られて、これに追従 しなければならない状勢などから して「綴合農政も内容のない選挙 の口約に終りはしまいか」と、い うことであります。しかー=農業問 題は、小手先だけの手術や論議で は解決できない茶質的なものがあ ると考えます。これが究明と解決 には皆様方とともに敢て先頭に立 って努力をいたす決意でありま す。 私達読会議員l同、昨年診反省 し、将来を的確に展望し、国の諸 施策とより身近かな問題の究明に つとめ公僕である自覚を斡持して 共々切経塚磨して、明るい枝村の 発展に努刀を続けてまいります。 ここに重ねて村民の皆様方の御 多幸をお祈りして、新年のあいさ つといたします。 を欝ております。敷地は茨城交 通より譲受けた旧阿故山駅跡があ りますが、出来ればもっとよい場 所があればと物色中であります。 目先資材の値上り辱を考え合せる となるべ<早期に琴しることが有 刺であると考逢しおります。 農村の現状は経済の高度成長と 伴い段行的発展をとげつつあるも ののいよいよ米の過剰問題に蹄を 発した「組合農政」と取りくむこ ととなりました。村議会もこの状 勢に鑑み、組合開発別委員会をつ くり継続的調査を行なって結論を 出さんと、つとめられております が、桂村としても県の施熊に呼応 しこのような情勢の変化に対応し 今後の村勢発展の方向つけのため 新たに組合計画帯議会条例を設け て新総合計固の策定に乗り出すと 同時に農業振興地域韓備法による 県の指定を受けて靴に韓備されつ つある基盤の上に立ち第二次農業 構造改善事業を引出し英知を集め て将来の発展像を明らかにし、住 民福祉の増進をはかるため努力を 重ねてゆきたいと思います。 これら藷対策の計画賃定並に執 行にあたっては常様方の二層のご 協刀とご相接を買わります横綱頗 いいたしまして年頭のご挨拶とい たします。

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