広報かつら 第36号 1965(昭和40)年 10月
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ul■■riも 広 報 か つ 昭和40年10月1日 (2) 第3 6号 1 芋どもをよりよくのばすため わが苧をよりよくのばしたいと いうことはすべての親の願いであ りますが、どうすれぼよいかとい うことになるとなかなかむずかし い問電であります。 また、家磨で親が頭をいためて いる宇ども、学校で完全が宇をや いている宇ども、近所の人がめい わくしている宇ども、これらの手 どもたちは、ふだんどのように攻 われているでしょうか、ただ叱ら れる、言い聞かされる。なだめす かされるということがないのでは ないでしょうか。これではなかな かうまくいきません。 手どもをよりよくのばすために も、あるいは顕をいためたり、宇 をやいたりしている手どもたちに も、科学的にしらべてそれに応じ た指導をしなくてはなりやせん。 甘茶をはじめ世界のおもな国々で は、最近になって新しい考え方や 方法が窪みだされ、めぎましい成 果をあげております。 茨城県教育研修センターでは、 この新しい考え方と方法によっ て、予どもの問題の和讃虹応じて 教育相談のご案内 お子さんについて悩みをもつ父母の万へ おりますので、ご和談問います。 2 相談の阿国 ⑤ 動作や行聖篭っとのばす にはどうすればよいか ⑤ 将釆、どのような学校や職 業を選んだらよいか ⑨ 性格や行訝に関すること ・学硬に行きたがらない ・おちつきがない ・内気で学硬で口をきかない ㊨学業や却雛に関すること ・成稽がよくない、勉強をしな い、却離がおくれている等 ⑤ 昂体や神荘に関すること ・神済買である、おねしようを する、物をかじる、つめをかむ 等 ⑥ その他、よ匂よくのはすた めの問題、あるいは因っている こと等 3 相談のしかた ①和訳の申込みは、偲軍は がき等で空けつけています。置 援お出でになって申し込まれて もけっこうです。 ⑧ 相談日は、馬琴はがき等 でお知らせします。 ⑧お苧さんがよくなるまで何 附を申しこまれた。 としわかい、紅白瀞の訳しい 年頃娘さんが、その寄寓な冠に 郷里の村人たちも大へんに醸激 して早速に電灯会社に申し入 れ、この頃新しい電柱も新設さ れて、こうこうと閉るい光が輝 きましたので、脛荏主任が教軍 を通じ村長の表彰を甲謂してこ られたが、まことにうれしい ニュースである。 その一 等沿閻久暗出鼻で、今年三月 種中学を卒業し、琴只のある商 店につとめた横倉洋子さんは、 百分が通学当時、岩沿から部落 に通ずる潤い撮罵に電灯もな く、しみじみ不倶を煎じていた ので、帝聯して材めてお給料を 貰った膵、その坂道に電灯をつ けて撃っようにと郡落の方へ寄 回でも和琴ル硲でます。 ㊨必要があれば、郊関根雫 筏の人情に燥激し、住巧姓名 をいろいろと詮さくしてみた が、どうしても苧がかりつかめ ず、習囲の隅田で川崎市に在住 の方とだけは分っている。 いま無名の贈りぬしのお金も 八千円近くつみたて〜あり、や がて雲義な記念の晶を求めて 永くこの芳志にこたえるつもり でいる。 そのこ これも当村北方小学校のある 努性の卒業生が昨年三月中学を 出てから「小学校障代のご恩に むくいたい」と、とく名で、最 初は毎月五〇〇づ〜学樫山送金 をつゝけていたが、今年七月か らは毎月一、000円づ〜か〜 さず学盆してくれている。 学校でも、このありがたい塁 佐椅簡雫適正椅管等もいたし ます。 ⑥ 幼稚園憎から帯同畳までの 相讃虹応じています。 ⑥ 相談内国の租哲は守られま す。 ㊦ 費用はかか幻ません ⑧ 申し込み先と相談場所 「茨城県Ⅱ教胃研修センター」 【学校の旗設】 学閥麹物全体に対する非講読短 物の割合は二王九年五月一甘現 任で、幼稚園八%、小学校一九 %、中学琴宅%、同等学櫻四一 %七なっており、同等学校の割合 がもっとも嵩く、以下慣に低くな っている、学慧謁の軍備には、 国も抱方日給休も相当に刀を住い でいるが、間合の不屈間置は三十 九年五月一甘現任で、小学壁一育 三十二万平方メートル、中学壁二 百七±l方平方メートルで、まだ かなり足りない。 また、符合の不屈両得のほか、 現在保有している建物で老朽化の ため危険な校舎が、三十九年五月 一日現在で、小学校七冒七十七万 平方メートル、中学墜ハ十五万平 方メートルもある。 このような状況から学校麹物の整 備には、一だんの努刀が必要と思 われる。とくに、人口の社会増の 多い都市部における小、中学校の 増琴嵩等学校の増設などは、緊 急を塗する問騒である。 土悪罵 【土木建設等業のあらまし】 把方日給体の士茶琴試事業は、道 路の改良や、舗装、河川の敬嘩 郡市訂固による市街地の孜造、港 樗の整備のような、いわゆる社会 贋茶を充実するための普通砕設事 業がおもな阿国で、このほかに災 害によって質された撒設の復旧 事業施設の効用を維持するための 補修事業などがある。 三十八鐸虔に把方日治体が実施 した土茶碑詔事業は六サ冒六十三 慣円に及び、地方日治体の歳出踏 板の一八⊥ハ%を占めている。こ の土六群設事業の内国を事業の員 附坪山分けてみると道路橋りょう 聖二八二一%、郡市訂圃彗一〇・ 八%、河川費一〇二%、帝樗牽 か▲■■ 六⊥ハ%、その他二四二二%とな 〇 新任取 水戸市要宥町二一八二 (蚕業試験場あと) ○ 軍細 水戸居 〇四八八 五三四八 五三四九 私たちの暮しと地方財政 地方自治体の仕華続き) 産業の振興 【産渠振興行政のあらまし】 把方日給体が行なっている産業 行政は、地域産業の振興と慧送 辞の準讐蓮のために、急買の 鐸稗田条件や産業基盤に即応し て、それぞれの団体が官主附に実 施しているものが多く、またその 柿間も多様であるが大別すると農 業行政、林業行政、氷産行政およ っている。 これらの事業には、国民経済に 適合するように聞合附に樹Ⅱされ た計圃に基づいて国と詔方冒治体 が聖賢毎し合って行なう事業 と、鞄万国治体が摘告の判断、財 源で行なう事業とがある。通常前 者を烈実車業、後考を罷狐事業と いっている。 【道路と橋りよう】 わが国の道路は、摺路葦によっ て嵩遠目封帝国軍一般国軍都道 府県道および市町村道の四稗貫に 分顕 される。 これらの道路のうち地方官治体 が碓持管理している諾路の軍腑状 況は択の君のとおりで、特に市町 村道の軍僻の遅れが著しい。 この慣向は摺りょうの軍備状況 についても同様である。 道路の現盲兄〔地方公共団体の管理するもの) ○ 交通 ・水戸駅から、茨大行(粛 町または水商褐色 野里行バスで上水戸駅入口下 帯1簡拶(三分) ・上水戸駅下貫卜待歩(八e i煎丁ド占卜耳ミ 巨柑訝革変 0・5% 区 分 .き牢琴畏▼_ EM 20,162 23,998 95,167 828,621 967.948 39・7% 舗補率 22・1 膠 52・1% 国 王豊 主要地方5菖 -・・昭邸ボI符l貫主管 十廻堅塁--一 合 腎F び商工行政となっている。 三十八年更に、兜方冒治体が産 業択興行政のために支出した県費 -産業琴田野1は三千五官九土ハ 慣円で、帯出柿餅の一〇・九%を 責めている。この閤は、泡方日活 体の名相行政のための擬革と比戟 して、教習費の二六・九%、土冗 費の一八・六%に択ぐ竃二位の穴 きさで為る。 また、産業荘間葦の毎年の伸び ■青首∴い も大きぐ三十忘憂か空一十三 毎定までの三ケ年間の平均顆慣に 比饗すると、濁出箇鰐は二・五倍 であるのに河し、産業経帝牽は 二・八倍と同い増掛率空訳してお め、その増m琴も土六費の三・三 倍、保原衛空費の三二倍に沢ぐ 大きさである。 【岸菓行政】 農家戸数(置和三五年調)は約 六百十丑戸で担戸数の約三〇%鼻 用艶の問慣は堅ハ冒四十万町歩で わが国総両横の一七%稗圧である 摩周抱のうち粁取囲慣は約五百 三十万町歩で農家二戸当たりの平 均は八・七反である。 甘茶経済は、三十年頃を璃とし て、いわゆる。戦硬の買階から脱 して新たな半尿期を嬰見たが、こ のような成長寂静のもとでの塁未 は、農業従事者と佃産業釈事者と の所得ないし空間水準の糞が沢 第に顕著となって、いわゆる曲り 角にさしかかるに撃った。そこで このような曲り角にある農業の将 釆に対する基茶対策の方向づけを 行なうため、歴未基茶注が制定さ れた。今頃の農業行政は、この法 律の示す方向にそって靂業の近代 化と合理化による膵業と他産業と の野宿周買の日霜止であり、そのた めの軍貞極策として、農業構造散 華事業などがとり上げられている 部叫蝿府県は、国の栖励負担金を 守りて、開拓および土地改良事業 農業試取優良樺苧の確保普及、掛 棺物の開胃凰防除、農業改良普及 指導、農業近代化農金の貸付、闘 将瑚常願摺攣農業団体の指導、 蚕業影閑散良指導などの革帯を行 ない、かつ、一般的な農習産物の 増産対策のための試験掛野指導契 励を行なっている。 市町村は農業苓員余を開国して 跨斑利用関係の調整などを行なう はか、忘前菜璧冨蒜の増産対 軍県業構造孜善事業、原村工業 および原村副業の指導契筋などを 行なっている。 【林野行政】 【林野行政のあらまし】 林野関係行政のうち、おもなも のは、沿山沿水対策、由林対策、 林道の開設と郡産物の増産対策、 郡業関係団体の指導などであり、 現習抱方日治体が行なっている 仕寧は一舵造林事業と櫻飛散見 事業の実巧森禁員の駆除、抱 域栗林計画の闇軍林業柁術の試 験研究と指導、林業関係団体の指 雫琴爪など郡産物の増産と脚昂 の摺雫萩叫遭の開設、崩頓知復 旧、その他山地沿山事業の完、 野岸砂馳造林、その他防災郡造成 事業の巽巧水源保賢芥の造成整 備などである。 なお、これらのほかに、地方日 精体は、その間休日身の財産を造 F、 成するため、森林暫況を伺㌍培奉 するために、みず即ら郡業粁皆の 事業を行なっているものが多い。 屠の買 【社会保障制度のあらまし】 社会保障とは、不慮の災厄や失 業などによる運河国師署を救済 し、国民が鮮贋附な空洞を営める ようにするために行なわれるいろ いろな施策であって、わが国の社 会保障御尿は、雲保険と熱田扶 助を申Jhに構成されている。 社会保険は炉気とか、失業とか 老齢など空将の安定を撃す悉皆 をとらえて、あらかじめ保険料を 穏みⅡてておき、そういう原因が 登じたときに救済の亭をさしのべ ようとする脚犀であって医照保険 希前年金、失業保険、労酎君災害 保険の四部円からなっている。 丞約扶助は、社会保険などの施 策で防止しきれない費しい人々の 空将を、国や地方官沿体がその税 金などで救済するもので、重荷保 発が包も大きな比塁を占めている 社会層祉行既について国と地方 官治体の専務の分担をみると、国 母国民僻康保険以外の社会保険 の英軍社会碍靴箱閻の基準の設 定、塁軍貝の軍嘱、引掃者の 車野宿祉行政金轡忙ついての企 画、摺蒔などを行ない、任国置 授かつ襟帯に関連のある仕事は地 方白治体が行なっている、 すなわち、空摺俣琴身体降雪 署福祉および精神渾弱窄福祉に関 する行波は、都道府県と市が分担 しており、児童宿祉、母宇宿祉お よび老人宿灘に関する行政は郡遺 府県と市町村が行なっている。ま た国民尻腰保険事業や灸帯質屋事 業は市町村が行なってお幻これ以 外の事務は大体、郡q。汚損が行な っている。 把方冒治体が社会相祉行政を行 なうために設問している機関には 宿祉事務所、児蓋相談所、昂体障 宇者買空相談巧精神浮弱者更生 相談所、婦人和談巧塁覇員な どがある。このうち、宿祉事務所 は、空荷保葦をはじめ各膿の帯祉 行政を行なう第一択の機関であ り、郡部では郡欝興が設問し、 市部では市がみずから設問するこ とになっている。また、屠毒員 は各市町村の区笹虹問かれ、保護 を質する人をはじめ、ひろく低所 得者の冒Ⅱ囲壁についての和讃や 指導援助などを行なっている。 【生活保護行政】 豊沼保軍行政は、費窮考の状態 によって空将扶励、教育扶助、瞳 宅扶助、医照扶助、出産扶助、生 業校勘、部祭抑助の七筒賀に分れ ている。この扶助は同膵に二つ以 上の扶助を莞りることができる。 空行俣軍の事務や粁葦は、市の 区域については市が、郡部の区域 については部活府県が阿当してい る。例外として町村は郡琵府県知 事の承認を得げてその区域の季節 を分担することができることにな っているが、撃墜軒討が行なっ ているの募である。また、その事 務の出窟関関は主として宿祉事務 所である。 この塁狩保護は、封低空朽の需 襲を間たすに足幻る基準鰐が定め られてお里四十年四月頸鞋の塁 間扶助の安粁基礎となる銀将保護 基準額は、塁界郡標準四人世帯当 たり日野一万八千八十四円で三一 十九年に比べて一二%増となって いる。壁滞保葦を硬げている人員 は四十年一月現在でヨハ十五万 人、保護軍は人口千人当たれこ 七、○人となっている。俣謂零の 最閻は帯同県の六〇、○人、売低 は軍責の六、五人である。 空将保護に舞する照畢について は、国がそのへ割前貞指するしく みになっているが、三十八年度に おける喋謂費をみると、顆鰐が九 冒九十九間円、その内野は蓋拐 励が四百二十慣で四二%、医照扶 助が四百八十慣円で四八%を占め ている。しかし、この閣は、国の 潤故に還づいて買出した窺であ 曳このほかに鞄方白治体が独日 で行なった潤策によって買出した 額を含めると一三二十七億円にな る。この閣は歳出繹額の三二% に当たり、前年畢に比べて一七・ 〇%の増となっている。 なお、郡道府県の買出した閤は 四冒五十七倍円(歳出顆閤の二・ 二%)市町村の買出した鰐は五百 八十四慣円(同四・四%)となっ ている。 【児童福祉行政】 児喜福祉行政は、主として特別 の保護を必垂とする児童の蓉謹や 教導に重点がおかれさらに一般の 児童の既仝な育成を促逸するため の行政も行なわれている。てのよ ぅな児貰福祉の仕事は、福祉事務 所児喜相談所、保障即などを通じ て行なわれる。 三十代辟憂における俣滞擢毀の 入所実人員数は五十九万∧号ち 彗為器に入っているもの三四万 人)であるがその八三%が疎胃所 で保育しているものである。 苧家庭を対象として母宇宿ネ1E賃金 の貸付や母十冥の供写などの宿祉 行政が行なわれている。このう ち、壁十栢祉資金の鰐付は、崖業 漂金修学資金など几筒賀があ彗 年別が三分、償還期限が三掛から 二十年となっている。二十八草定 からこ竿七年年畏までの貸付人員 は五十三万人、貸付金額は約冒十 五慣円に達してお幻三芋八年質 の貸付金は十六倍で、うち七倍円 が修学贋金となっている。 三十八年常に地方日精搭が買出 した児童栢靴賢の顆鰐は、≡冒四 十九屑円で茂田砕鰐の一・一%を 占め、前年質に比べ二二・四%の 増となっている。また、郡道府県 の安田閤は冒五十七倍円轟出踏 閤の〇・七%)市町村の支出額は 二百十一軍(歳出砕閣の一こハ %) となっている。 なお、これらの宿祉行政費につ いては、国がその事務の稗閤によ って三分の一から十分の八を負担 するしくみになっている。

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