広報かつら 第11号 1962(昭和37)年 2月
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昭和37年2月25日 第11号 (2) 北部町村消防障 の力強い出初式 二月十九日常北小学校磨に於 て北部三ケ町村の合同点検が 行なわれ、志気臨んな大絵巻 が展開きれました。 この合同点検に次の方々が表 三村部長のあいきつに始ま り、加藤普及所長より先般実 施きれた「立毛品評会」の審 査結果についての詳細な講評 があつて表彰式にうつり、沢 山な賞状賞品が贈られ、いや が上にも耕作意慾をもりたて 二月十二日、枝村中央公民 館に於て、桂第二農協ビール 麦部の総会並に表彰式が、部 員百四十余名出席のもとに、 県中央会水戸支部長、県経済 連ビール麦課長、桂御前山地 方受検組合長、農業改良普及 所長、食糧事務所桂出張所長 及び係官、桂第二農協組合長 など多数の来賓を迎えて盛大 に開催きれた。 ビール麦根彰餌を健闘する ー桂第二農協ビ!ル麦部」 彰jれました。 第一分団 第二分団 第三分団 第十分団 第十二分団 第十四分団 続いて、県経済連蛭町ビー ル麦課長より「ビール麦状勢 と今後の見透し」について、 食糧事務所川又技官より「検 査上より見たビール麦の収穫 と調製法」について、また普 及所長より「ビール麦の栽培 た。 受貴著は次の通り ◎最優秀賞 関口次男 ◎優秀賞 平賀義厚 加藤木弥 ◎優秀賞高羽一義、小林光 一、高堀八郎、三 村恵、加藤木正道 ◎努力賞 小林光一、川田 五左ヱ門、高羽「 義、皆川晃、三村恵 蛭町愛志 続いて釆賢 の祝辞があり 総会にうつる 三村部長が 議長席につき 釦昭和三十六年 杉皮の事業報告 表書並に収支決 麦算の承認と昭 ル和三十七年度 一の事業計画並 はに収支予算の 決議がなき れ、新たに監 事一名、総代 五名を決定し て給会の議事 を終る。 青柳啓介 三村保次 岡本次男 寺田正義 永山 行 広木三男 今年の母子衛生等 について 今年は国の「乳児対策」(生 後二十八日迄に二回の助産婦 による家庭訪問) 「三才児対 象」(陛康診断)の実施、それに 水戸保健所の「二結核対策」 「二、家族計画対策」で枝村 は特別推進地区になつており ます。 きいわい保健衛生事業推進協 力会が婦人会のなかに出来ま したので、「結核健由診断」「 家族計画の普及運動」「寄生虫 予防運動」(検便、駆虫の実施) をしまして、色々な病気の原 因をのぞき、健康で、より明 るい家庭を村を築くよう皆様 に御協力していたゞきたいと せつに御願い致します。 一、結核は他の市町村に比べ 桂村は多く∵村円では沢山地 区に多いのです。今は育とち がいよい薬がありますので必 ずなおりますが、ただ、治療 が長くかかり頂接表に病状が あらわれないので途中で止め てしまう方が多く、折角なお り初めたのに又々、逆もどり してしまいます。老人に割合 多く、小きい孫や、家族に伝 染し易いのです。レントゲン 串がきました時は、健康な万 も、御家族揃って、是非検診 を御受け下きる事を御す〜め します。去年は結核のほかに、 日本脳炎、デフテリア、疫痢 等が村内で発生しましたが今 年こそは、蚊やばえをなくし、 体の抵抗力を強くして、伝染 病を予防したいと思います。 二、家族計画は去年は異健所 † r 管理」について等の有意義な 講話があり満場、拍手のうち に閉会して祝宴に入った。 ピール麦生産の推移 きびしい寒きから机放されて 春を迎えますと、毎日のよう に、強い風が吹き、そのため に大きな火災が発生するのが 退去の例になつています。 これを気象的にみてみます と、冬の問シベリヤにあつた 高気圧が東に移動をはじめ、 この気圧の後に顕著な寒冷前 線をともなう低気圧が発生し て日本海を通過するために強 風の日が多くなるわけです。 したがって、この時期に発生 した火災は大火となることが 全国的に多く、本県でも、二 月から四月までの間は火災発 生件数が冬期に次いで多くな っており、その損害額は年間 を通じて最高になつていま す。 このよ,㌢な危険な時期にのぞ んで火災の発生を防ぎ、私た ちの貴い生命や財産を火災か の応援をもとめ、各婦人会支 部毎に、沢山岩船地区をしま したが、去年十二月から、水 戸保健所管内全部の市町村が 推進地区になりましたので、 各家庭を実地指導員(免状を もつている助産婦) が訪問指 導することにな巨ました。全 国でも、又種村でも、まだま 弱らせ、又、死にいたる人も だ人工姫娠中絶が多く母体を 多いようです。都会では二十 一才から、二十六才迄、農村 では、三十才から三十六才迄 尊い「たすけ合い」 の気持 昨年末背きん方の御協力に より歳末たすけ合い運動を実 施したところ多数の金品が集 りました。 それらの金品は全部村内の 生活にお困りの方々に差し上 げましたので明るいお正月を 迎えたことと思います。 金額の多少にかかわらずお 互の「たすけ合い」の気持は 有難く尊いものです。 春は大火災になりやすい ー火の始末には細心の注意を- 金品の集計と差し上げた世帯 数は次のとおりです。 米.O t .〇.4一 4 6 6 入学を間近にしたお子きんを もたれるみなさんに、今のう ちに心がけていただきたいこ ら守るために、二月二十八目 から三月十三日まで全国的に 春季火災予防運動が行なわれ ています。 この運動は毎年続けて行なわ れているわけですが、残念な ことには、この時期の火災を 減少することができないこと です。こんどこそ一人一人が 火の元にじゆうぶん注意して 火災予防の徹底に努力なきつ てみなきんの家から、事業場 から火災を一件も出きないよ うにしていただきたいもので す。 が中絶が多いそうです。皆様 中絶をしないよう、是非、週 潮樹魂剣叫倒川ガを実地指導 員さんに教えていたゞくこと を御すすめします。御主人の 御理解のある方も随分ありま すが、濃村では、まだまだ御 協力のない御家産があるよ う、おきゝしますから、この 点よく考え、是非御協力して いただき、計画的詫出産をし、 母も子も丈夫でありたいと念 願いたします。 保健婦 仙 ー 酉己分世帯数 71世帯 二 金品の環計内訳 字名 現金 高野 2.460円 方 2.840 根 1.040 久 1.200 船 1.080 錫北孫高岩高 根 840 とを項目的に申しあげてみま しよう。 ④白分のことは自分でするよ うに 子どもは学校に入りますとな んでも自分のことは自分でや らなければなりません。今ま では、なにかといえば親が手 助けしてやつていたでしよう が、いつまでもこの靡が抜け ないと、子どもは学校に入っ てから非常に困ります。行動 のすべてがおとなに頼ってい たり、他人まかせでいてはだ めです。今のうちに自分のこ とは自分でするように、よく しっけておくことが大切で す。とくにいろいろな道具の 取り扱い万などについてはこ のしつけが絶対に必要です。 ④集団の中で白分をわからせ る 学校の生活はすべて一定のき まつた秩序で行われます。こ の体制になれない子どもの苦 労はたいへんなものです。少 しでも早く集団生活に慣れて 楽しく生活のできるようにし てやることを心がけなければ なりません。それにはひとり 遊びよりも何人かの友だちと いつしよに遊ぶようにしてや ることです。とりわけわがま まな自分勝手は許きれません から「みんな」と協力しあう 態度約束ごとをよく守る態度 をつくり自分のことと他人の ことの区別集団の中での自分 ということをよくわからせて おくことが大切です。 ④計画ぶな生活習慣をつける 今まで貫ヨでは時間的な制 阿波山 4.800 12.75 下阿野沢 1.200 4.0 上阿野沢 乙255 4.7 赤 沢 1.870 3.0 上 梓 2.730 8.0 下 坪 2.540 5.0 粟 2.121 3.0 合 計 26.976円 6斗6升8合5勺 …夢-.′...芦芦.蔓 」約はなかったでしようが、学 ≠間によつてきめられます。だ ≠から朝起きる時間、食事の時 分べんを控えた家畜には、 適切な管理のもとに、よい成 績をあげるようにしたいもの ですが、まだ朝夕の気温の差 が激しいので、夜間の保温に 注意することが大切です。 △妊隊の手入れ 愛情と根気をもつてていね いに行ない、暖かい布で乳房 をマッサージし、母豚がよろ こんで授乳姿勢をするように 仕向け、人間に対する信頼感 を持たせて分べんやほ乳に備 えます。 分べんに際しては、病菌に 感染する恐れがたぶんにあり ますので、産室はよく洗い、 とくに産室の隅は子豚がよく なめるので入念に洗い清め、 消毒し、乾燥後二〇〜二五Cm に切った敷ワラを入れます。 長いワラだと子豚の足にか らまり、思わぬ失敗を起こし がちです。また切りワラを多 く入れると、ほ乳豚がこの中 に埋まり、圧死の原因になり ます。 産室の広きは、㌻・七メー 校に入りますと、すべてが時 間、とくに用便の時間などは はつきりきめて、時間割によ る生括の習慣をつけ生活に節 度をもたせるようにしておく 必要があると思います。時間 に遅れそうになつて急いだあ まり、事故を起こしたという 例もありますから、計画的な 生活習慣を今のうちからしつ かりもたせるようにしたいも のです。 ㊥体力をつけてやる 学校に入りますと生活の様式 が一変するので子どもには非 常な緊張の連続になります。 だから、疲労も入学当初は倍 加するわけです。 じゆうぶんに陸胴をとらせた り、夷茸面にも注意してやっ て一日の疲労を次の白まで持 ちこすことのないように今か ら体力をつけておいてやるよ うに心がけてやりましよう。 豚の分べん前の注意 トル×三・六メートルが望ま しいです。そして、分べん一 週間前には産室へ収容しま す。そのほか準備するものと して、取り上げ箱(カゴ、空俵 でもよい)、生れたとき体重を はかるハカリとバケツ、へそ 帯を切るハサミとヨードチン キ、生れた子陪のからだを拭 く布切れ、寒冷時には保温施 設などを用意します。 △分べんの徴侯 分べん予定日が近づいたら 絶えず妊豚を見回わることで す。とくに豚は夕方遅くから 夜間にかけて出産するので、 よく観察することです。分べ んが近づくと、局部恥骨甑帯、 骨盤組織がゆるみ、尾根の両 側が落ち込み乳頭を圧すると 乳を分泌します。そして分べ ん間近かになると陰門から粘 液を出し、つねに不安の様子 で敢ワラをくわえ巣作りをは じめます。巣作りはもつtも 確実な分べん前の徴候でY巣 作り後だいたい六〜一l一時間 以内に分べんが始まります。 ㊥子どもの請の聞き手になつ てやる 学校に入るということでいた ずらに子どもの神経を刺激す るようなことはできるだけ避 けるようにしましよう。 楽しいよろこびで入学の当日 を待つようにしてやりたいも のと考えます。学校は恐ろし いもの、窮屈なものと思わせ るようなことは絶対にいけま せん。学校に入ってかちは、 学校での生活をよく話すよう にしたいものです。そのため にも、今のうちから家庭団ら んの折りに家族との話し合い に慣れきせておくことも大切 です。その場合に、詰きせる ことに急であるよ炉も、じよ うずな聞き手になつてやるこ とを心がけましよう。子ども のくせにということで、家族 の話し合いから仲間はずれに しないでやつてくだきい。子 どももいつしよに話し合える ような話題をもつてやること です。

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