広報かつら 第8号 1961(昭和36)年 11月
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昭和36年11月25日 ら 号 8 第 日(沢山)土十日(坪)二十一日 (岩船)第三回、昭和三十七年 一月十日(沢山)十一日(坪)十 二日(岩船)と三回あります。 三回接種しないと効果があり ませんから赤ちやんのある家 庭では是非予防注射をして下 きい。本村では今年九月に、 デフ一「リア愚者が一人でてお りますのでくれぐれも御気を つけ下きるよう御願いします 二、脳の働きについて人間の 脳は、男八〜九才、女七〜九 才までに成人の九〇%まで発 達します。又、妊娠初期の栄 養が惑いと更のよくない子供 が生れ、幼時期(潤一年から 学校へ出る頃まで) の取扱方 により、智脳の働きの四分の 三はきまつてしまいます。で はどんなことに気をつければ よいかと言いますと、1.脳 今次農業基本法制定に伴い 農業構造の改善が重要な課題 としてとり上げられている。 なかでも農村における過剰就 業、労働力の劣弱化等の現状 に鑑み、哉業構造の改善を図 ることが最も基本的な問題で あると考えられる。 このような観点から、農凛 委員会が昭和三十五年、三十 六年の同年度において作成整 備した農家台帳および農家労 働力の就業動向に関する調査 を一基礎資料として農村におけ 農業労働力調整 協議会設置さる 百日咳、ジフテリアの予防接種及 乳幼児期の階の働きについて あ栄養としては、.蛋白質、類 脂肪体、憐脂質、臍ししっ、 lOん8 コレステロ一品BBをとる 2.刺戟と休養、明るい家庭、 仲のよい家庭、けんかする家 庭により子供の脳の細胞管の あり方が変ってくる。休養と してはねむることが必要。 3.脳の発達を阻害するもの A遺伝、B胚 僅毀損(父母 のアルコール 中毒、放射能 の障害)C胎 児毀損、D出 産時障害、E 乳幼時期の脳 外傷、脳疾患、 高熱病(ジフ テリア、ハシ カ等)以上は 精薄\てんか ん、脳性小児 マヒの原因と なれ智脳の発 育が阻害きれ ます。 三才迄はこん な子供に育て たいと患えば 親の思うとお る基幹労働力の確保をはかり つつ、他産業に就業を希望す る農業従事者およぴその家族 が適当な職業に就くことがで きるようにすることにより、 農村における就業構造の改善 に資するため農業委員会に本 年度より農業労働力調整協議 会を設置いたしました。 この協議会の委員は次のと おりであります。 農業委員会長 大森三千三 農業委員 篠田 四郎 仝 大島 進 りになります。毎日の父に対 する母の態度、母に対する父 の態度、父母の祖父母に対す る態度により、子供もそれを まねてきます。 以上をみましてむ、如何に姫 娠時期、乳児、幼児期の扱い 方が大切だかおわかりのこと と思い富す。栄養や、生活環 境に気をつけて、どうぞよい お子様をお育て下きるようお 願いします。 保健婦 「曲り角に来た農業」を打破 する一つの道として、時代の 脚光を浴びつつある農業の共 同化の問題憬、人、土地、資 金、経営等の各種各様な諸条 件が障害となつて、これを軌 道にのせることは実に容易な ものではない。 北方地区に誕生した共同養 村 長 高須∴嘱三 水戸職業安定所長 伊藤平治 教育届 大越 猛層 岩船中学校長 萩谷 重唱 新しい農業経営の試金石 共同養鶏所の計画進む ー桂第二農協北方養鶏支会1 円 千円 讐冨樫訝2・1孟J3」4声門 △1.301 】・ ・・・・… 54ナ ‾】●-き 雪 955 雲憲一空堅芸呂二」 ち 3.092 鶏所は、十名の養鶏農家が三 十六年度の鳥山漁村振興特別 助成事業として取上げ、多額 の資金を投入して近代的な設 備による四、000羽の採卵 養鶏を目標にした事業で、新 しい完全共同体の形をもち、 農業経営の共同化への足がか りを作ったものといえる。 ◎事業の概要 m施設 イ成鶏舎(ケージ式、鉄 骨平家建一四六、八坪) ・ロ 大雛舎(ケージ式、鉄 骨平家廼二五坪) ㌧ハ 申雛育雛舎(木造平家 ・琴二一坪) ニその他附帯設備 ㈱事業費 国庫補助金一一〇万円 公庫融資醜三〇〇万甘 自己資金 五六万九千円 計三石六十六万九千円 ◎収支の計画 この事業収支計画は次の 表のようで、県畜産課、県 擬済適否産部の綿密な計画 に塞くものである。 十名の養鶏蔑家が共同茸鶏 阿波山商工会長 小林万言 農協組合長 佐川 清 酪農組合長 加藤木 直 学識経験者 /嵩須 三男 へ踏み切った裏には、「このま まではどうにもならない農業 の在り方」から何んとか脱出 し、負業経営の形態を変えて いこうという強い意慾が、共 同化によつて技術の向上、共 同育雛、飼料の共同購入、生 産物の共同販売、労力の削減 等の有利性を高度に発揮し、 なお優良雛の分讃等を行うこ とによつて一般養鶏農家の飼 育向上に資したいという構想 が十分にうかがい知られる。 八月着工により計画も着々と 進み、現在、二、四〇〇羽の育 雛に全力を傾注して、予期以 上の実績を上げつつあるが、 新しい農業経常の試金石とし てのこの施設が、県内でも稀 叫 優秀な雛の分琴榊 北方共同養鶏所に於ては、現在、蚊阜県 の中村照卵場から//特扱誹白レグ// 2.400羽を導入して育雛に専念している 書.発育のよい50日雛を格安に 一部分誘いたします。 う⑥第】回の分襲は‖月20日頃 : _ 第2回以降は20日おきの予定 居中込みほ桂第二農協営農係へ 養鶏はまづよい雛から 「人の和」と「必要資金の調達」 が大きな要件となるであろう ことから、温い力でしっかり れな新し いケース であり、 各方面か らの注目 の的とな つている け、 今後の運 営に大き な期待が かけられ ている。 この計 画が「太 く、たく ましく」 成長して 立派な実 を結ぶた めには、 何んとい っ て も と見守つていきたいと考え る。 (桂第二農協) 短歌 たヾ二人の君にそむかれ 世の中の全てを暗しと 思う日悲し 長々とぐちを洩して居た友も 盃を手にねむりていたり 愛されて行き来しならず 夜の雨に レインコートの裾ぬれて 歩む (粟 栗林) 投 書 欄 あ と が き 一、広報かつらに対する御意 見ありがとうございました。 みなきまからの投書をまつて おります。 二、「郷土の史跡めぐり」を 毎号掲載しておりますが資料 不足にこまつております。 村内に過当な資料がありまし たら係まで御一報下きい。 三、まもなくきびしい冬の寒 きがやつてきます。 みなきま健康第一に (編集子) 小林ハルさん 百壱歳の天寿を全うす 本年の「としよりの日」に村} 番の高齢者として各方面より 祝福きれた小林ハルきんが十 月二十一日遂に死去きれまし た。 「広報かつら」拝見しました。 主に村政を取扱って居ります が村民の声など戊掲載した方 が親心み易いと思います。 叉村民の意見に解答していた だければ良いでしよう。 今後とも「広報かつら」が村 民の良き進路になります事を 祈㌢ます。 (葉 栗林厚雄) 昭和三十六年産灘の 予約完了について 麦播も終り米の出荷時期にな 巧ました。農家の皆さんは出 荷準備に努力きれて居る事と 思われます。本年は台風と降 雨続きにより刈取前発芽倒伏 等により、品質の低下した玄 米闇出席前に担任検査官に下 見を受け検査官の指示に基き 出荷して下きい。食糧事務所 ではその様克品質不良米の相 談に応じてなるべく予約完了 する様脚噸い致します。米の 出荷目標は十二月二十日乾燥 調製包装に努力して下きい。 (食糧事務所桂出張所) 村 民 の 声

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