広報かつら 第6号 1961(昭和36)年 9月
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昭和36年9月20日 広 報 ) 2 ( 号 6 第 か つ 戦後の学制改革によつて発足 した中学校は、当初直面し七 種々の悪条件を克服して、逐 年整備充実きれてきた。しか しながら公立中学校のうちに は教員組織や規設設備が充分 でないため.所期の教育効果 をあげにくい小規模学校が相 当数存在する。 御承知のように、現在の中学 校教育ほ教科別担任制であ り.教員は叫人で二科唱以上 の教科を担任しなければなら ないことになり、教員の負担 過重はもとより充分な教育効 果も期待で㌢ない妄た施設、 設備についても小規模学校の 一つ一つについて理科教室そ の他の特別教室や、屋内運動 場等の完備など幽斬はもとよ り、教員の負鞘を補う程度の 教材、教具を備えることすら 容易でな・い現状である。義務 教育水準の維僻向上、特にす べての地域に亘って辱しく教 育水準の向上を図ろうとする とき このような小規模学校 の教員組織の充実施設設備の 拡充はきわめて雫堺な問題で あるといわなければならな 。 第二は 町村合併によつて誕 生した新市町村の一体性の確 保に資することである。即ち 新しい市町村が誕生しても、 古い町村の鮒城にとらわれる 意識は容易には解瀾きれがた いものであるが.旧町村に分 散していた学校が、統合きれ、 児童生徒が同じ学校に学ぶよ うになることば、その地域の 人々の精神的母体としての単 板の機能からみて、新市町村 九月から二学期が始まりま す。気候的にもまだ残暑がき びしく夏休みの惰性や疲労が いろいろの形で心身両面にあ らわれてくる時期ですから、 指導上十分な配慮が必要で す。 各家庭では、こどもが通学す るようになつたからといつて 気をゆるめず、次のような点 に気を配ってくだきい。 こどもをよく見守ってやる。 生活態度、学習願皮、言葉づ かい、服装.持ち物.交友関 係、健康状態などが観察の要 点になります。このようなこ こどあ の指導 上に気をつけることは」いつ も大切なことですが、とくに 長期休暇と新学期という生活 の転機には、いろいろの変化 があらわれることが多いもの です。ての変化に注意するこ とは.問題の早期発見のため ばかりでなく、こどもをより よく知るきつかけにもなりま す。 早く規則的な生活に慣れ きせていく 夏休み中の家庭を中心とした 生活から、学校という規則あ る集団生活に転換するのです から、早く学校生活に慣れき 統合中学建設予定地阿波山寺前附近 NHKでも放送された、北方 酉坪小林ハルきんはその後益 から秋、冬にかけての変化に 富んだいちばん長い学期で勉 強に、過勤に、最適の時季で これちの傾向を心にとめて、 その後の指導にあたることで す。 健康の増進に気を配って やる 長期休暇の惰性と炎暑からく る疲労に加えて、九月は気節 の変わり目になります。夏の 疲労回復につとめ伝染病など もまだ流行期ですから、健康 と衛生には十分注意してやら ねばなりません。二学期は夏 特殊技術 を得 い な ら 自衛隊 滴百壱歳の小林ハルさん 甲白 ◎受付九月一日〜十 月三十日 ◎資格十八〜二十五 才までの日本 男子 志願票は当役場稔 務謀または水戸市 北三の丸自衛隊茨 城地方連絡部にあ ります詳細は役場 稔務課へおたづね 下きい。 衛官募集 乳児検診 血圧測定及予防接種も 去る八月二十二日二十三日二 十四日の三日間乳児検診があ りました。六十五名検診した 申で栄養状態は太つている( 十一名)正常(四十七名)やせ ている(左名)やせすぎ(二名) でした。 (二名)汗疹(一名)でした。 この申で優良な赤ちやんは 々御元気です長寿の奥伝をお 尋ねしたら何んでも食べてよ 一人もれなく申告を 基本選挙人名持は毎年九月十 五日現在で調製することにな っておりこの中骨昏のとりま とめを駐在員きんに依頼しま す。 この名籍は本年の十二月二十 一日から来年の十二月二十日 までの聞に行われる各種選拳 や解職韓求等に使われるもの ですから管銀申告番をよく読 んで一人もれなく申告して下 きい。 登録資格は く働くことだそ うです。万延元 年の生れですか ら生きた歴史そ のものです。 「としよりの日」 には岩上県知事 もお祝に来られ るとのことです ☆ 箪 沢山地区 綿引 則彦(利彦) 藤咲 滞(雪昇) 君島 透(専こ 岩船地区 加藤木璽彦(等明) 大島すみ江r精一( 加藤 陽子(正文) 畔 地区 小幡 伸一(水夫) 仲田讃美子(民夫) 小林 節夫(定雄) 以上九名のなかから九月十八 日に保健所、診療所の先賃一 名と新聞社、筒中係等で桂柑 の一位を男女一名づつ選び郡 及県の審査を受け最優秀なも のは、ベビー茨城になるので す。 叉六十五名のうち予防接種を 受ガた乳児は、種痘十八名、 ヂフテリア三者、蹟パラ二名 の二十三名の少数でした。 今年のように種々の伝染病が 発生しますと1予防接種の必 要性を痛感致します。どうぞ 桂村の御父母の皆櫻.定期予 防拐帯の通知がありましたと きは、必ず援種される 願いします。 次に八月十一日〜十九日迄の 各地区血圧測定の結果は沢山 ∵∴∵∴∵ 年六月十五日から引続き現在 居住している者) 調製期日等 1.調製期日九月十五日 (中骨期限九月三十日) 乱調製期限十月三十一日 3.縦覧期間 十一月五日から十五日まで 孔異議の決定期間 中立を受けた日から二十日 以内 確定期日 十二月二十日 (桂村選挙管理費民会) 演劇発表会が全国青年大会予 選を兼ねて行われ、演劇予選 の郡に当青年年演劇クラブが 出場し、見事第一位になり全 国大会に出場することになり ました。全国青年大会は十一 青年愈だより ※去る九月二日水戸、茨城会 館において、茨城県青年茸彗 夢治療の万は是非医療を受 け、早期治療を御殿いします。 脳卒中死亡率は、全国一五三、 ○ 農家などにやりたくなく.東 京の重役の息子の所へ煉せよ ぅとする。茂二(高塀丹.孫 根)も正子の革福のために浩 一・との結婚を母に進めるのだ ■ヽ′ カ=::‥. その他出将軍小林千春( 阿牧山)広木勝子(粟) 演出、小林由伸(孫頗) 草郡体育祭 九月三日.水戸水商グラン ドを中心に行われ、当青年会 も陸上.卓球.バレー、零道 剣道と各方面に選手を送軒こ んだが、健斗も堕しく成績は あまりふるわなかった。 月上旬東京において行われま すが、全国大会においてもな お見事な上演ができます様村 民の皆魔の心からの応援をお 一回、保健所医師により地区 別血圧測定をしております。) 保健婦 願いします。 「幸せのありか」 -あらすじ- 正子(高鎖しつ 子、孫根)は農家 の娘だが東京の大 層を出ている秀才 である。久し振り で東京から帰って きた正子に母ふみ (森木京子、孫根) は縁談を持ちかけ る。しかし、正子 には洪二 (広木邦 昭、岩舟)という 将釆を胸束した農 村青年がいるのだ が、声みは正子を
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