広報じょうほく No.511 2005(平成17)年 1月
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私、RACl OMER(羅慈‥ラ ジ オメール) は昨年の10月 中旬、トルコのイスタンブー ルから日本に旅にでました。 約22時間の長いフライトでし たが、そんな族も今ではいい 思い出となっております。東 京、横浜を観光した後、たっ た5日間だけでしたが、常北 町に滞在しました。 常北町が今年の2月から、 城里町に名前が変わると問い て、ささやかなメッセージを ここイスタンプールからお届 けいたします。 まずは新しい町の誕生、心 からおめでとうございます。 風隼神社で撮影(右がラジさん) 自分にとって、常北町での5 日間の休暇は永遠の時間だっ たように思います。 日本という国の印象が「大 都市」というイメージばかり 先行していた自分にとって、 常北町は深呼吸できる場所で した。日本の古い家やたくさ んの緑がまだ残っていて、そ れが自分をほっとさせてくれ たのだと思います。「ああ、 日本にもこういう場所があっ たのか」というような嬉しい 驚きだったのかも知れませ ん。きっとこういう場所は、 ある人たちにとっては定年後 の住処となることは充分に納 得できます。しかし、私なら、 ずっと 「住んでみたい場所」 と言うことができます。 田舎のよさを大いに残しな がらも、近くの大きな町へも 足を運べる。山もあるし、川 もある。潅がみたくなったら、 少し車を走らせ海へもいけ る。とても恵まれた場所だと 思いました。また訪れてみた い場所です。その時は、新し い 「城里町」 になっているん ですね。もし、今度私のこと を城里町のどこかで見かけた ら、気軽に声をかけてくださ ヽ 0 、∨ 城里町のご発展を心からお 祈りいたします。 また、そこにお住まいの皆 様、健康でお幸せに=‥ 県内の若者たちを乗せて中 国を訪問する 「青年の船」 (総団長・橋本昌県知事)が、 11月16日から25日(9泊10日) まで実施されました。今回の 青年の船の団員は、スタッフ、 講師を含め紀勢452名。町 からは、寺門さん (下古内) と須藤さん (那珂西) が参加 しました。お二人の感想をご 紹介します。 茨城県青年の船について 寺門 博志 まず、茨城県青年の船事業 の目的は、個人のスキルアッ プ、地域活性化、茨城青年活 動の独自性の確立と発信とい う3つの柱があり、事業を通 じ様々なことを吸収し、地域 の青年リーダーの育成が目的 でした。 1 船の生活について 船の生活は、今までにない 経験の連続でした。各個人が 青年の船で中国諮問 希望したテーマ別研修では、 県議会議員の小川一成さんの 講義を選択しました。内容は、 若い時にしか出来ないことや 夢へのチャレンジなど実際に 小川さんの体験談を開きまし た。 2 地域青年との 交流について 常北町は、県北ブロックで した。ワークショップといっ て、一つのテーマについて個 人一人一人が意見を交わし地 域活性化というテーマの中で 話し合いました。 意見の中で、企業誘致をし て若者の働ける場所を作り地 域産業を進めていかなけれ ば、という意見がありました。 他に、ゴミ拾いで地域活性化 など様々な意見がでました。 その中でゴミ拾いで地域活性 化についで意見を交換し、今、 自分たちが実行できる身近な 事は率先してやっていこう= \ ㌔t 1、l 芳 ヒ 郷土愛に繋げていこうという 方向になりました。 3 中国の現況について 今や経済大国となっている 中国、上海市内は、都市化が 進み、昔ながらの建物は次々 と取り壊され高層ビルやマン ションに変わり、中国経済の 凄さを実感しました。 ひとつ目に付いたのは、交 通事情についてです。急発進 に急ブレーキ、強引な謝り込 みなど運転マナーは最悪でし た。市内のあちこちでクラク ションが鳴り、交通事故現場 も多く見かけました。 この研修を通じて地域青年 の活力ある地域づくり、また、 様々な地域事情についても青 年がどのような形で協力、参 加できるのか改めて考えてい かなければならないと感じま した。 最後に、平成16年度茨城青 年の胎事業参加にあたり、町 教育委員会をはじめ関係機関 の方へ深く感謝いたします8 ありがとうございました。 広報じょうほく
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