広報じょうほく No.505 2004(平成16)年 7月
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ここ数年、個人情報を利用される被害が相次いでいます。 覚えのない有料サイト利用料の支払いや、覚えのない借金の返済などを求める、いわゆる「 求」などは、何らかの名簿を利用した詐欺であり、個人情報を悪用された典型的な例の一つです。 個人情報lよ何らかの目的をもって集められたものが、その目的以外に無断で利用されたり、管理 者の不注意から外部に漏れることも多く、例えば、アンケートや会員サービスを申し込む際に記入し た個人情報が、企業などの不十分な情報管理により外部に流出した例も数多く確認されています。 一度流出した個人情報は、回収することは不可能であり、複製され次々に利用されることが考え られますので、自己防衛のためにも個人情報の記入にあたっては次の点に注意して慎重に対応しま しょう。 ● 街頭で、「アンケートに回答すればもれなく記念品を進呈」などという言葉に惑わされていま せんか。記念品と引き換えに情報を流用される場合もあります。 ● 収集した情報は、目的以外の利用はしない。また社外等には提供しないことなどの説明がされ ていますか。 ● 例えば、家族構成や家族の年齢、職業などについて細かすぎるほどの質問項目があったりしま せんか。また携帯電話の番号や、メールアドレス、パソコンで使用するe-mailアドレスなど、 どうしてここまで必要なのと思ったことはありませんか。必要以上の記入は避けましょう。 ※ 茨城県消費生活センター「くらしの情報誌ゆうゆう」より <聞合せ> 茨城県消費生活センター Tel.224-472 l役場町民課 Tel・288-3111 ~子どもを守る~ 子どもが安心して遊ぺるまちに 子どもが、知らない人に声をかけられたり、不審者に後をつけられたりなど、身の危険を感じたとき の駆け込めるのが「こどもを守る110書の表」です。 子どもたちには「何かあったら、そこへ逃げ込んで助けを求めなさい。」と、教えてあげてください。 そのためには、子どもと一緒に、「こどもを守る110番の家」を確認しながら通学路や遊び場付近 の危険な場所をチェックしてみましょう。 あわせて、子どもと5つの約束をしましょう。 (. 山知らない人にはついて行かない。 同一人であそばない。 召連れて行かれそうになったら、大声で「助けて」と叫ぶ。 El危険を感じたら、すぐ逃げる。 臼遊びに行くときは、誰とどこで遊ぶか、何時に帰るかを伝える。 また、地域で子どもを守る活動を展開しましょう。 犯罪者に対して住民が一致団結していることをアピールし、犯罪抑止力を高めることになります。 広報じょうほく 4

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