広報じょうほく No.504 2004(平成16)年 6月
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の運営は常北町商工会が携 わってきました。 今までの経営状況一覧を 表1、.表2および図1に示 します。 これらによりますと、設 立当初から赤字経営を余儀 なくされていたことが分か ります。近年ホロルの湯の 売店に進出した関係で少し 黒字経営の局面もあります が、全体七しては赤字の額 が年々累積していることが 分かります。 さて、今までの経緯を調 査してみますと、設立当初 の資金不足が設立当初から 経営を圧迫していたこと、 「ふれあいの里」の利用客減 少が売上減の原因になった こと、民間業者が経営して いた食堂部門を途中から事 業として引き継いだことが 経営の圧迫を加速した等、 今までの問題点の一端が分 かりましたが、なぜ、町と してはその都度増資等の支 援と経営改善が出来なかっ たのか、また、一方では当 初から資本金が不足してい たにもかかわらず、他方で はその時点ですでに開発費 投入していた点に疑問が残 図2 物産センター損益計算推移 80.000.000 60.000,000 40,000,00D ります。 全経営に向けて大改造をし いずれにしても、今後早 なければならないと考えま 急に問題点を整理して、健 す。 20,000,000 金 額(円) ー20,000,000 40.000.000 ー60.000,000 平成7年度 平成8年度 平成9年度 平成10年良平成11年度平成12年度平成13年度平成14年度平成15年度 年 度 出所:株式会社常北町物産センター株主総会資料 以上説明しましたよう に、株式会社常北町物産セ ンターの経営は今までにも 議会等で何度か指摘されて いたようにかなり厳しい状 態で推移しているのが実態 です。今後抜本的な見直し を含め適切な対応に努めた いと考えております。 私は、今後なお一層の情 報公開を通して、町の置か れている状況を報告いた し、限られた財源の中から できるだけ施策実施をいた しますので、健全財政に向 けての町民の皆様のご理 解・ご協力をよろしくお願 い申し上げます。 広報じょうほく
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