広報じょうほく No.500 2004(平成16)年 2月
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l ■よくかめば脳も発達 生活習慣病予防と かみかみクッキング ′し 子どもたちの好きなメニ ューでは、ハンバーグやデ ザートなどの軟らかい食べ 物に人気が集まっています。 食事をよくかんで食べるこ とは消化を助けるばかりで なく、脳の血流を活発にし て学習能力を促進させたり、 過食を予防して肥満を予防 したりする働きがあること がわかっています。 手軽に調理できるものが 好まれるなど、私たちの食 生活が大きく変化してきて いる中、町食生活改善推進 連絡協議会 (冨永トシイ会 長) では、毎日の食生活が 健康に与える影響や生活習 慣病予防食などを地域に広 のるため、40年もの間、健 尿教室の開催や健康づくり 〃ための活動を続けていま l松小学校で 親子健康教室 す。 1月13日には、小松小学 校 (住谷里子校長) の4年 生と保護者を対象にした親 子健康教室 「生活習慣病と かみかみクッキング」 を開 催し、栄養のバランスに加 え、今の食生活で不足しが ちな歯ごたえ、かみごたえ のある食事作りを通した よくかんで食べること〞 の重要性を訴えました。 当日は町内小中学校の養 護教諭も参加。六つのグル ープに分かれ、ヘルスメイ トと呼ばれる食生活改善推 進員とともに 「桜エビとア ーモンドのカリカリチャー ハン」 「刻み昆布と切り干 し大根のハリハリサラダ」 など4晶を調理しました。 実習では 「普段、料理の手 伝いはほとんどしていない」 という男の子も、楽しみな がら上手にチャーハンを作 っていました。 出来上がるとみん尭で試 食開始。歯ごたえのある食 事をみんなでしっかりかみ ながら味わいました。保護 者からも 「かみごたえがあ って、味があった」 「栄養 バランスは考えてもかみご たえまでは気に留めなかっ た」 「家で子どもと一緒に 同じものを作ってみたい」 など、とても好評でした。 冨永会長も 「よくかむこ とは、あごの発達ばかりで なく、脳の発達にも大きく 関係している。食生活は小 さいころからの積み重ねが 大切なので、これをきっか けによくかんで、親子で楽 しく食べる機会を増やして ほしい」 と語りました。 i■「㌧ かみど患えのある4品 乳 l取一‡ユ 広報じようほ<
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