広報じょうほく　No.496　2003（平成15）年　10月

4/20

そうであるならば、 本来、地方交付税が減額に なった平成12年度時点から、 常北町の一般会計予算は前 年度に対して減額した予算 を作成すべきだったように 患いますかしかし、実際に は健康増進施設建設などの ため、平成12年度には町債 (借金)を22億円も発行し、 さらに町のたくわえである 基金まで取りくずした結果、 平成〓年度まで40億円弱 だった町債が平成14年虔末 には64億円にまで膨らんで しまい、結果的に現在の状 況に至ったものと思います。 出所:常北町予算書 単位(億円) 以上 説明しましたよ うに、常北町は現在、大変 な状態に突入しっつありま す。先ほどから家計簿の例 えでお話しましたが、年間 472万円で、入った収入 をそのまま使い切るような 生活をしている家計で、借 金残高が641万円の状況 が常北町の縮図です。 町は、この借金に対して 年間6億円〜7億円を返済 しなければなりません。そ のような状態で、前に説明 した公園墓地開発の返済金 1億8、000万円を返済 する借金が別にあり、これ (ノ 管十-んり御母畔も み薇いしま丁 引一 を返済するには来年からの 年間支出を切り詰めるしか ありません。これは相当の 痛みを伴う荒療治です。し かし、今の時期にこの処方 をしておかないと、近い将 来、町財政は大変な状況に 突入するおそれがあり、私 としてはそのような事態は ぜひ避けなければならない と考えます。 私は、今後、なお一層の 情報公開を通して、町の置 かれている状況を報告し、 限られた財源の中からでき るだけ施策実施をしますの で、健全財政に向けての町 民の皆様のご理解・ご協力 をよろしくお願い申し上げ ます。 広報じようほ<

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です