広報じょうほく No.495 2003(平成15)年 9月
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(常北町政治倫理条例の制 定について) ▽地方自治法第74条第1項 の規定に基づき、「常北町 民の会」 (多田政士・桧山 力両代表)が、常北町政治 倫理条胤(町長や議員など が役員を務める企業につい て、公共事業の請負や物品 納入などで町民に疑惑の念 を生じさせないように努め なければならない、町民自 らも主権者として町政を担 い、公共の利益を実現する 責任を有する。などとする 内容) 制定を求め、有権者 526人の署名簿を添えて 直接請求しました。 第3回議会臨時会 8月‖日に第3回議会臨時 会が開催されました。 この臨時会では議案2件が 象議されました。 7月30日に受理し、地方 自治法第74条第3項の規定 により、町長の意見をつけ て議会に付議したものです。 (常北町議会議員の定数を 定める条例の一部改正につ いて) ∇常北町議会議員の定数を 定める条例(平成12年常北 町条例第1号)の第1条中、 定数を3減らし、「18人」 を「15人」に改めることなど を定めたものです。 否 決 否 決 眼.の澄める乙女ら二人携え たる聖書のことば吾に説く なり 薄 井 ひ ろ 青葉吹く風も雅を漂わす平 家落ち武者の里とうここは 不 美 枝 哀しみをそこに置くごと苔 の上に白を重ねて散る沙羅 の花 片 見 和 枝 ねむ 伐採をまぬがれし合歓の花 は枝にやさしき夢をこぼし つつ匂ふ 川 上 千代子 ほおずきいち 浅草の「鬼灯市」の明るさに 夏の訪れの近きを覚ゆ 弓 野 の ぶ 有事法阻止の動きも遠退け かんぼ り樺美智子忌も忘れられつ 島 つ 愛 子 シャッター押しを観光旅人 に頼みたり夢殿バックの吾 ら母娘を 関 谷 定 代 花▲れ短歌一 螺旋の階段数えて百余のぼ り切り風薦き燈台に呼吸整 ふる(犬吠にて) 多 田 志保子 うた 新しく短歌を始むる友の来 て和の広がれば心もなごむ 坪 井 きよ子 芽吹く木々咲く水芭蕉清例 なる流れ夢なす尾瀬に今を り 富 田 佐智子 うまい 熟睡より覚めたる朝の鳥の 声走る車の青もさわやか 萩 谷 登喜子 目ざめては朝を迎える老い の身に思うは楽しきひと日 おくらんと ハル子 林 盆月になれば家隅に置かれ たるままの古き下駄を思い 起こせり 和 知 美智子 rし 常北俳壇 川の水押し返す海夏つばめ 飯 田 勇一 逆かなる開拓記リラの花 一 木 雄一郎 潮騒のとどく学舎夏燕 中 村 草 介 つり橋のワイヤー輝く梅雨 杉 木 輝 夫 晴間 晴天の思わぬ寝坊合歓の花 飯 村 愛 子 紫陽花の水に映れる陰と陽 いそべ き よ 図書館を覆ひつくして夏の 雲 鯉 渕 寿美恵 名水の郷に酒蔵冷奴 今 瀬 多代美 芝草の青さに我も素足なり 高 橋 芦 江 耳遠くなりて端居を好みけ り 阿久津 あい子 閑止んでまた始まれり梅落 し 飯 村 昭 子 ひつそりと家族の写真梅雨 上がる 竹 内 幸 子 瀧普の高く原流けぶりけり 安 藤 沙都子 蕗てなを緑残せし落し文 桜 井 眞 子 ,一Y 敷きつめて匂ひ濃くせり簡 素弊静 瀬 谷 博 子 広報じようほ<
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