広報じょうほく No.494 2003(平成15)年 7・8月
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1、借入金の支〓状況 前回、墓地公図開発計画 の借入金が、返済までの利 子を含めると約10億8、0 00万円、常北町民一人当 たりにすると、町民全員が 約7万7、000円の借金 を抱えていることを紹介し ました。今回は、この借入 金が今までにどのように使 われたかを説明します。 公園墓地計画地は資料1 に示すように、白雲橋の横 から始まり、ホロルの湯入 丁 ▲ r 扁 --‾ ▲ 町 世の中は、情報公開の時代になっています。 私としてもできるだけ町の情報を公開して実 態を知っていただき、町民の皆様と共に町づ くりをしていきたいと考えています。. 今回は、前回に引き続き、「公園墓地開 発」を説明します。 り口の道路を経て、ふれあ いの里南側の急斜面を囲む 約40ヘクタールの膨大な森 林で、大部分が原野です。 皆さん、近くを通りかかっ たら、ぜひ一度は見ておい てください。この計画地を 買い取るために、国に6億 3、500万円をはじめと して合計で約6億6、60 0万円支出しています。土 地代金を2m当たりの単価に 400円か しますと、1、 ら1、900円。一反歩 (約9922m) 当たりに換 算すると、140万円から ー ′し\ 190万円で購入したこと になります。なお、国有林 購入に際して、員受業務や 立木調査業務費用が2、0 00万円ほどかかっている ことを考えてみると、決し て安い買い物ではなかった ように思えます。その他、 工事費に約2億円を支出し ていますが、実際の工事に ほ入っていないので、調査 測量だけでこれだけ出費し ています。また、支払い利 息だけで現在までに約5、 000万円を支出していま す。すべての支出をまとめ 前回の報告でも述べたよ うに、私は公園墓地開発を 休止と判断し、今後早急に 借金の返済計画を立てたう えで返済を実施していきた 林野庁から国有林を払い 下げたときの契約によると、 今回紹介した土地は、残念 ながら墓地以外に利用する ことが認められていません。 従って、この土地を小さく 区切って分譲するようなこ とができない大きな問題が あります。一方、私の立場 としては、法律に基づいて 希少動植物保存を図らなけ ればなりませんので、当分 の間希少動植物の調査を続 けたいと考えています。 町民の皆さん、購入地利 用について何か良いアイデ アがあったら、教えていた だきたくお願いします。 たのが資料2です。 いと考えています。 現在、常北町は税収不足、 交付税等の縮減で大変な緊 縮予算を執行中ですが、さ らに追い討ちをかけるよう に、前回紹介したように来 年度から6年間で毎年1億 8、000万円ずつ返済し なければならない大きな借 金があることを町民の皆さ んに知っておいていただき たいと思います。 ところで、私は公園葛地 開発に関して、常北町の役 場内でも長い間情報が開示 されていなかったことを知 り、大変驚きました。この ような大型開発を行うにあ たっては、できるだけ多く の情報を開示して、多くの 人が知り得る状態にしてお くぺきだったように思いま す。 そのような意味からも、 現在では情報開示請求がで きない常北町開発公社の情 報も、近いうちに条例改正 をして、情報開示ができる ようにしたいと考えていま す。 広報じようほ<

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