広報じょうほく No.490 2003(平成15)年 3月
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霜 田 封 併 を学 回 ) 今月号では,合併したときに私たち の生活がどのように変わるのか,行政 がどのように変わるのかについて,県 発行の市町村合併資料「地域の未来を 創る」を参考にお知らせします。 行財政の合理化・効率化 が図れます ●管理経費等が削減で書手。 合併すれば、それまで市町 村ごとに置かれていた三役を はじめ、議会や委貞会等が統 合され、議貞や委貞の数も少 なくなります。また、市町村 の管理部門(稔務、企画、 議会事務局)を統合し、職貞 数を少なくすることができま すので、管理経費が削減され ます。 ●重点的な事業の実施がしや すくなります。 財政親模が大きくなり、担 当職月数も増えますので、特 定の事業に財源や職月を振り 向けることが容易になり、重 点的な事業がしやすくなりま す。 ●重複投資が防げます。 これまで市町村ごとに整備 していた類似施設の重複投資 が防げます。また、旧市町村 の施設をネットワーク化した り、役割分担したりするなど して、施設をより有効に活用 することも期待できます。 苧 ビスが向上しユ ●讐の専門化が図れます。 現状では、小さい市町村は 一人で複数の事業を担当して いるのが一般的ですが、合併 により職貞数が増えれば、職 務分担を改善し、専門化する ことが可能になります。また、 幅広い人事異動が可能となる ことに伴って、職員の能力に 応じた適切な人月配置も期待 できます。 ●住民サービス部門が充実で 書ます。 管理部門の合理化により削 減された経費や人月を福祉や 文化など直接的な住民サービ ス部門に振り向けることが可 能になります。 ●福祉行政など身近な事務を 行うことができます。 市町村はその規模によって 処理する事務が違います。例 えば、市になれば福祉事務所 を置くことができるなど、規 模が大きくなれば、住民に身 近な事務をより多く自前で処 理することができます。 利用しや一 ●窓口が増えます。 出生届や印鑑証明などのサー ビス窓口は、より身近にあっ た方が便利です。合併しても 現在の役場を支所などとして そのまま利用していけば、利 用可能な窓口が増えますので、 住民票の発行などは勤務地の 近くや買い物先など、より多 くの場所でできます。また合 併を機会に、オンラインなど で住民票の写しをとることが できるような窓口を公共施設 に増設していくことも考えら れます。 ●公共施設が利用しやすくな ります。 これまでは利用制限されて いたほかの市町村の公共施設 (文化施設・スポーツ施設)等 を、自分の市町村の施設とし て利用できるようになります。 生活の実態に合わせたより広 いまちづくりができます。 ●合理的な土地利用が可能に なります。 合併すると、旧市町村界に とらわれず、より広い範囲で 土地利用を考えることができ ますから、地域の実情に合わ せた合理的な土地利用が可能 になります。 特に、これまで市町村間の 隣接地域で行われていたよう な開発計画は、市町村間の協 議や調整が不要になりますの で、円滑に進めることができ ます。 ●生活環境の整備が一体的・ 効率的に進められます。 これまで隣りあった市町村 が別々に整備していた道路、 下水道、公園などが市町村界 にとらわれずに、生活の実態 に合わせて一体的・効率的に 整備することができます。 ●生活の実態に即した小中学 校の区域の設定ができます。 合併により、小中学校の通 学区を地域の実情に合わせて 変更し、今より便利に通学で きるようになります。 広報じようほく
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