広報じょうほく No.486 2002(平成14)年 11月
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ぉ酒は適量をゆつくり じみ穿う飲雷の お酒は飲み方によって食欲を増進させたり、ストレス を解消してくれたりしますが、度を越すと、肝臓病や胃 腸病、心臓病、糖尿病、肥満などの原因となります。 アルコールは肝臓で分解されますが、一度に大量に飲 むと分解が間に合わず、急性アルコール中毒に陥り死亡 に至るケースもあります。また、毎日のように長年飲み 続けることで、脂肪肝やアルコール性肝炎から肝硬変へ と進行し、場合によっては肝がんを発症する可能性もあ ります。アルコール依存症に陥ると、自分の健康ばかり でなく、家族や周囲の人にも悪影響看一与えかねません。 アルコールを分解する能力は人によつてそれぞれ違い ますが通常のアルコール代謝能力をもった日本人の適量 は、1日平均耗アルコールで約20日ほどとされています。 これは日本酒1合、ピール中びん1本、ウイスキ1シン グル2杯、焼酎ぐい呑み2杯弱、ウインク一つス2杯弱に 相当します。 しかし、この量はあくまでも目安であって、だれにで もあてはまるわけではありません。例えば、女性やお年 寄りの場合はこの半分くらいが適量です。ゆっくり楽し く適量を守って飲むよう心がけましょう。 訴酒は適量を臨しんで蝕もう お酒は適量であれば〝百薬の長〃となりますガ、飲みどに負担をガけることにもなります。節度ある飲酒を遇に二日は休肝日を 設ける たばこは厳禁 ヾ 、ミ 尤、ミ、 ′ 肝臓の休む暇がな<、機能 の低下を招きかねません。 ンが溶けやすくなるので、 飲み方 最低でも遇に、できれば連 たばこの害は倍増します。 続して二日は肝臓を休るようにしましよう。 ゆったりした気分で 夜12時以降はお漕を 楽し<飲ぢ 飲まない 脂つこい料理は避ける アルコールはゆったりし 日本酒1合を分解するの アルコール自体エネルギー た気分で楽しく飲めば、心 に約3時間力、かります力\ら、 が高いものです。野菜の煮 もからだもリラツクスして 夜中までお酒を飲んでいた 物や海草サラタなど、ピタ ストレズの解消に役立ちま. ら翌日まで体内にアルコー ミンやミネラル、食物繊維 す。 ルが残った状態になりかね が豊富なおつまみをとるよ ません。 うにしましよう。 ( ㊤………‥臥㊤ ⑳・・ ・・・・・・・・・ ・・ ク〟_プー〟代診 ・・・・・・・・・◎ アルコールの約30%は胃から、残りは小腸から吸収され、ほとんどが肝臓に運ばれて、 まずはじめにアセトアルデヒドという毒性の強い物質に分解されます。さらに酢酸に分解 され∴最終的には筋肉や脂肪組織で炭酸ガスと水に分解されて、吐く患や尿として体外に 排出されます。こうした働きがアルコール代謝です。日本酒1合を代謝するのに約3時間 かかりますが、その能力を超えて大量に飲むとアルコールや毒性の強いアセトアルデヒド が血流に乗って脳に達し、悪酔いや二日酔いの原盤となります。 ㌍ 凰。- 9 広報じようほく

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