広報じょうほく No.484 2002(平成14)年 9月
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溺 交通機関の発達、電化製品の普及などで、仕事でも家 事でもからだを動かすことが少なくなっています。運動 不足は食生活の変化とともに、肥満や高血圧、糖尿病、 狭心症、心筋梗塞、骨親しょう症などの生活習慣病が増 加する要因です。 適度な運動を長期間にわたって続けるためには、だれ でも、いつでも、どこでもできるウオーキングが最適で す。ウオー‡ンクを習慣化すると、血行がよくなり血圧 の上昇を予防したり、悪玉(LDL) コレステロールを 減らし、善玉(HDL) コレステロールを増やしたりし て動脈硬化の進行を抑制できます。足などの筋肉が維持・ 強化されるので、エネルギーの代謝がよくなって肥満を 予防したり、血糖値を下げたりする効果もあります。足 の骨に適度な負荷がかかるので、骨がスカスカになる骨 親しょう症も予防できます。 さらに、ウオ1‡ンクはストレスの解消にも役立つな ど、まさにいいことづくめの運動なのです。運動不足解 消のために1日あと10分(約1000歩)多く歩くこと を心がけてみましょう。 ただし、背中を丸めて、タラタラと歩いていても、運 動効果は上がりません。正しい姿勢で、少し急がはずむ くらいの早足で歩くのが基本です。 10分間歩くことから始めて、20分以上続けられるよう にします。靴は衝撃を吸収するタイプで、足に合ったも のを選びましょう。 亀 健康なからだをつくろう あとー000歩、歩こう 適度な運動は肥満や生活習慣病の予防に欠かせませ人。特に、腰やひざ に負担をかけず気軽にできるウオーキングは最適な運動といえます。 l …一… ㌔ ll吃 茎 葉しみながら歩く 妻 卓 … l肩 利用する ‰…‖………….…….……… ち 肘 lt♂ r‖仙川Il刑I川l州別I日暮l‖11I すぐにエレベーターやエ スカレーターに乗らず、な るべく階段を使おう。5階 上がると給40kcalのエネル ギー消費になります。 散歩や通勤の途中に咲< 季蔀の草花や、普段、見過 ごしている風景を楽しみな がら歩くと、心がリラツウ スしてストレスの解消に。 ………… ざ等嵩ご鞘描蒜篭 も ..… 出勤や帰宅のときに電車 やパスを1厭、1停留所手 前で降りて歩こう。毎日で はなく遇に2、3回でもOK。 l=■日日川Il=‖川‖=Il酬Il ぎ=…日脚==…■相川州‖≠‖=一海 妻 散歩を菅t財ヒする 蔓 …買い榔描いて行く至 執…‖川…==…‖M‖-㌔ もー柳”日日日脚-J…...…….…t㍉ 今までより少し早く起きて、. なるべく毎日買い物に行 出勤前の犬の散歩や、近所 き.、日々歩<ように心がけ の公園までのウオーキンク よう。 などを習慣化させよう。 ㊤………‥○・・・・・・・・・ 訂 易邸杵訝 人間は生きているだけでも、常にエネルギーを消費しています。体温を調節したり、心 臓をはじめとした臓器や器官を働かせたりするときもエネルギ→が必要なのです。基礎代 謝とは、このように人間が生きていくうえで必要最低限の機能を維持するためのエネルギー の代議をいいます。体温が1℃上昇すると基礎代議帽‖3%増加します。 基礎代謝量は16~18歳で最高値に達し、ぞれ以降徐々に減少します。基礎代議量は 身長や体重などによって個人差がありますが、成人男性で約1,200~1,500kcal、成人 女性で約1,000~1,300kcaは)ミ必要だといわれています。 広報じようほく 6
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