広報じょうほく No.484 2002(平成14)年 9月
3/12
次総合計画 『じょうほく3 S21プラン』は、本年が 年次に当たります。この計 画を指針とし、町民一人ひ とりが真の豊かさを実感で きるまちづくりを推進する ため、基本構想および基本 計画の施策に即した実現に 向けてまい進してまいりま す。 市町村合併関係ですが、 町民の日常生活に極めて深 くかかわりのある重要な問 題です。当然、町民意識の 盛り上がりと十分な議論が 必要であり、将来的には避 けては通れない大きな行政 課題であると受けとめてい ます。私は、この課題を解 決していくためには、町民 の意向をしっかり認識する ことが前提だと考えており ます。そのため、今後は町 民の声を聞くためにアンケー ト調査を実施したうえで、 その方向性を求めていくた め、研究会等の設置により、 協議を重ねながら慎重に判 断してまいります。 公園墓地計画は、墓地需 要を考慮して、十分な検討 をしてまいりたいと考えて おります。 国道123号バイパス整 備については、整備主体で ある水戸土木事務所とさら に協議を進めながら整備促 .進を図ります。また、町道 改良、雨水排水対策につい ても、十分検討して整備促 進に努めます。 農業生産法人の設立につ いては、現在、農業従事者 の減少や高齢化が進行し、 食料の安定供給の確保、農 村が持っている自然環境や 国土の保全といった多面的 な様能が失われつつある中 で、新たな農業の経営母体 として構築し、担い手の発 掘と農業の活性化を最大の 目的として取り組んでまい ります。そのためには、物 の生産のみでなく、付加価 値の高い農畜産物の加工や 情報、知識、技術の収集と 習得に努めるとともに、各 方面、各分野にわたる人脈 を生かして、都市住民と農 村の交流も念頭に入れた経 営体の設立による魅力ある 農業を見い出したいと考え ています。 庁舎内.LAN(ネットワー ク) の構築については、平 成13年にIT基本法の成立 により、当町においては平 成14年から取り組みを開始 し、現在、一人1台のパソ コン整備が完了しています。 今後も庁舎内LAN構築を 進め、電子自治体の実現に 向けて着々とその準備を進 めてまいります。これらの 整備により、行政の簡素化 及び町民の利便性向上につ ながるものと考えます。 続いて行財政の健全な運 営でありますが、行政のス リム化と財政の健全化は地 方自治体の大きな改革の柱 であり、重要課題でもあり ます。簡素で効率的な行政 システムや町民にわかりや すい行政の実現、さらに収 支の均衡を図りながら健全 財政運営に努めなければな この8月21日付をもって、 社会福祉法人常北町社会福 祉協議会長に就任しました。 微力ではありますが地域 福祉の向上に努力いたす所 存ですので、前任者同様ご 指導ご常連のほど、よろし くお願い申し上げます。 らないと考えています。国、 地方を通じて行財政改革の 推進が必要不可欠であるこ とを強く認識し、財源の確 保と効率的な行政運営によ り、財政の健全性を維持し つつ、真に必要な施策を着 実に実行してまいります。 これらの実現に向け、最 大限の努力をしてまいりま す。町民の皆様方のご理解 とご協力をお願い申し上げ まして、就任のごあいさつ といたします。 醜会福通常北町社会福祉協議会 会長 三村孝信 広報じようほく
元のページ