広報じょうほく No.483 2002(平成14)年 8月
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「健康日本21」 を 実山践していますか? 現在、日本では急速な高齢化が進んでいます。200 6年には65歳以上のお年寄りが20%を超え、世界一の超 高齢社会を迎えると見込まれています。)てれに伴って痴 呆や寝たきりの方の増加が予想されており、痴呆や寝た きりにならない期間である「健康寿A巴を延ばすことや、 生活の質をさらに高めるための健康つくりが重要な課題 となってきました。 「健康日本21」は、¥うした社会的背景のもと、明る い高齢社会の実現を目指し、みなさんの健康づくりを社 会全体で支援し実現していくために誕生した21世紀の新 しい健康づくり運動です。「健康日本21」 では、九つの 分野で実践目標が掲げられ、¥の達成目標が、例えば、 〝がん検診受診者の5割以上の増加〃といった目芸ロに数 値で示されます。国全体としての数値目標を達成するた めに、地方自治体はもとより、健康関連団体やマスコミ などを通じて健康的な環境つくりを整備し、健康づくり のための情報を提供していきます。 号つして与えられた僧報の中から、何ができるかを考 え、選んで、実践していくのは皆さん自身です。まずは できることから始めてみてください。)てして、こ家庭で も健康づくりのホットな会話を楽しみながら、健康長寿 を目指しましょう。 ‖世紀中国民瞳康づくり運動『 「健康日本封」の目指すものは「みんなが健康で明るく、元気に生活できる社会」 です。 その実現のため、国や都道府県、市町村、企業や学校などの健康づ、くりにおける役割を 明確にし、さらに9つの分野で具体的な目標を掲げています。 ( 世代別生活習慣改善法 20~30代の方 40代の方 50代以上の方 いまの生活を続けていると 仕事や家事に忙しく、ス トレスから病気になる人も 多くなります。「このくらい は大丈夫」と生活習慣を見 直さないと、しわ寄せは4 0代になってあらわれます。 いまの生活を続けていると 自分が無理をしているこ とがわかつていても、生活 が変えられずにいる48代。 しかし、その生活を続けて いると生活習慣病や更年期 障害で苦しむことに。 いまの生活を横けていると 運動不足の人は体力も抵 抗力も落ちやすくなります。 甘いものや脂つこいものを 好むようなら、高血圧、糖 尿病、動脈硬化を招くこと になります。女性の場合は、 閉軽に伴う女性ホルモンの 低下が心身に影響を与えま す。 磨風葬錮』 ・定鞠的な運動習慣の定着を ・過食、やけ食いのクせをなくす ・せかせかした生活を改める ・年に1度は健康診断を受ける ・運動と食事で正しい減量を ・熱中できる趣味をもつ ・自分のための時間をもつ ・再検査や治療は必ず受ける ・無理のない運動を始める ・相談できる相手をもつ ・趣味や生きがいを見つける ・新しい食材にもチャレンジ ◎・・・ ・・・・・㊤・・・-…・t◎・‥‥・・・㊥・・・・・・・・○ 皇居習慣眉 糖尿病や高血圧などの生活習慣病が増えています。日本人の約6割が、がんや心臓病、 脳卒中などの生活習慣病で亡くなっており、そのための医療費が約7兆円にものぼります。 生活習慣病は、個人の食習慣や運動習慣、休養のとり方などの生活習慣が深く関わってい ることが明らかになっています。つまり、一人ひとりが健康的な生活習慣を送り、主体的 に健廉づくりに取り組むことが重要なのです。 健康なうちからの健廉づくり。これからのヘルシーライフの必須条件です。 広報じようほく 6
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