広報じょうほく No.479 2002(平成14)年 4月
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(地 域 福 祉) 少子・高齢化、核家族化な どにより、地域での共同社会 生活や連帯意識は徐々に衰退 しっつあります。地域福祉の 核である社会福祉協議会と連 携し、地域に密着して活動を いただいている民生委員・児 童委貞との協力を得ながら、 相互扶助意識を高め、地域福 祉コミュニティづくりを推進 します。 (高齢者福祉) 高齢化が進行する中、高齢 者が住みなれた地域において、 健康で生きがいを持ち、安心 して暮らせる環境を整備する 必要があります。 平成12年4月から施行され た介護保険については順調に 推移しています。本年は、介 護保険事業計画の見直しに合 わせて高齢者保健福祉計画の 見直しも行い、効果的な在宅 高齢者保健福祉事業の推進を 図ります。 (児 童 福 祉) 少子化や就労構造の変化に より、児童を取り巻く家庭や 地域環境が変化している中、 次代を担う子供が心身ともに 健ヤかに育つ環境を確保する ことが重要です。 大きな社会間蓮である児童 虐待については、地域協力員 や民生委員・児童委貞の地域 活動の中から早期に発見し、 学校等関係機関との連携も深 め、その防止に努めてまいり 子育て支援対策事業 ます。 放課後児童対策事業につい ては、石塚小学校開放学級及 び民間保育所1か所で実施し ています。今年度は新たに小 松児童クラブを開設し、昼間 保護者が不在となる小学校低 学年児童を対象に、学校、家 庭及び地域の連携の中で児童 の健全育成を図ります。 保育事業については、民間 保育所3園に委託して実施し ていますが、就労構造の変化 や住民ニーズに対応するため、 延長保育や一時保育などを引 き続き実施します。子育て支 援対策については民間保育所 の協力を得て、地域子育て支 援センターや子育て広場を引 き続き開設し、育児不安の解 消や親子の交流を支援します。 (障害者福祉) 今年度は精神保健福祉事業 が県から事務委譲されるので、 ホームヘルプサービス事業や 城北4町村の広域事業での通 所による相談事業などを実施 し、精神障害者に対する社会 復帰を支援していきます。 開設2年日となる障害者福 祉ワークス運営事業について も、福祉作業所の運営が安全 かつ効率的に実施されるよう に体制の整備を図ります。 さらに、難病患者支援対策 として、雉病にり思した方に 対し新たに見舞金を贈り、心 身の安定と福祉増進を推進し ます。 (医 療 福 祉) 医療福祉事業は、社会的及 び経済的負担の大きい乳幼児・ 父子母子家庭・重度心身障害 者・妊産婦等の医療にかかる 負担の軽減を図ることを目的 とした県の単独事業です。 町においては、昨年度から 単独事業として乳幼児の対象 年齢を未就学年齢まで拡大し て医療費の無料化を行ってい ます。本年度も引き続き実施 し、医療福祉の更なる充実を 図ります。 (保 健 予 防) 生活習慣病の割合の増加に ′l\ 伴い、要介護者等も増加する など深刻な社会問題となって います。発病を予防する『一 次予防』に重点をおいた対策 を推進することにより、壮年 期死亡の減少、痴ほうや寝た きりにならないで生活できる 健康寿命の延伸を図ることが 重要となっています。 その一環として、今年度は 従来の施策に加、え、厚生労働 省の肝炎対策事業を受けて新 規に事業を実施します。また、 婦人の子宮がん検診も従来の 集団検診方式に加え、医療機 関で受診できる施設検診を取 り入れ、受診しやすいように 配慮しました。 一方、近年の少子化、核家 族化の進行、女性の社会進出 等により、子どもを生み育て る環境は大きく変化していま す。母子保健サービスにおい ては、稔合的な母子保健対策 推進に加、え、子を生み健全に 育成する環境を整備し、支援 サポートする体制の確立が望 まれています。町民の健康づ くりのために、保健福祉セン ターを拠点として、各種施策 を展開してまいります。 広報しようほ<

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