広報じょうほく No.479 2002(平成14)年 4月
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■ 平成14年度 町の予算について (要旨) 平成6年8月町長に就任以 来、常に 『清潔、公平、公 正』を旨とし、『対話による 町民一体となったまちづくり』 を基本理念とし、町民主体の 行政運営と人にやさしい町づ くりを目指して町政道営に取 り租んでいます。特に、健康 と環境をテーマとして、活力 ある住みよいまちづくりのた めに全力投球してまいりまし た。 米国経済の減速や米国同時 多発テロ事件の発生などによ り世界経済が減速する中、わ が国の経済も生産、輸出が大 幅に減少し、企業収益、設備 投資の減少、更に雇用情勢の 悪化や個人消費の伸び悩みな ど、景気はより一層厳しい状 況にあります。 このような中で、国の平成 14年度予算は財政構造改革の 第一歩として、『国債発行額 30兆円以下』との目標の下、 歳出構造を抜本的に見直す 『改革断行予算』と位置付け し、改革なくして成長なしの 精神で、新しい未来を切りひ らくことを緊急の課題として います。特に、政策的経費で ( ある一般歳出の伸びを対前年 比で2・3%減とし、さらに 財政投融資計画の規模を17・ 7%減とするなど、日本経済 の再生に向けた構造改革を推 進するとしています。 地方財政についても、地方 税収入や地方交付税の原資と なる国税収入の大幅な減少、 公債費の累増等により10兆6 千億円余の財源不足が生じ、 平成8年以降、7年連続して 財源不足を生ずるという探刻 な事態となっています。この ようなことから、町の本年度 地方交付税は、前年当初予算 から7・3%の減額であり、 将来的にも増額は期待できず、 厳しい財政運営を強いられて いる現状です。 このような状況を踏まえ、 本年度の予算額成に当たって は『町第4次総合計画』を指 針とし、財源のねん出と歳出 の見直しに努め、真に町民が 求めている課題について、限 られた財源の重点的、効率的 な配分を行うことを基本とし ました。特に要望の強い上下 水道、道路等の日常生活に直 結する生活基盤の整備、農業 広報じようほく
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