広報じょうほく No.479 2002(平成14)年 4月
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(町民参加とコミュニティ) コミュニティセンター常北 は、町民主体のコミュニティ づくりの拠点として、本年で 開館10年目を迎えます。引き 続き施設の維持管理や図書室 の充実を図るとともに、利用 者のニーズにこたえられるよ う努めてまいります① 本年度も芸術文化面におけ る自主事業を実施するほか、 過去に開催されたポスター展 等を実施します。さらに、生 涯学習の拠点施設としての役 割を担い、町民が気軽に利用 できるよう努めます。 (行財政運営) 『行政のスリム化と財政の 健全化』は、地方自治体にとっ て大きな改革の柱であり、ま た課題でもあります。このよ うな行政課竃に対処しっつ、 なお一層、行政基盤の強化を 柱とした簡素で効率的な行政 システムや住民にわかりやす い行政の実現に努めます。こ のため行政改革推進にあたっ ては、平成13年10月に改革大 綱の見直しを行いました。 また、地方分棒に対処する ために、人材育成基本方針を 策定しましたので、組織の見 新刊本もそろえ、蔵書 も充実してきた図書室 ′( 直し、職員研修の充実、IT 化の推進などに努めてまいり ます。 事務組織機構の見直しにつ いては、地方分権の中でいか に行政需要にこたえていくか が大切です。今回、現在の町 民課から保健福祉部門を保健 福祉課として新設、都市計画 課を建設課に統合し、都市建 設課として事務の合理化を図 ります。 さらに、近年の税をはじめ とした未収金は、年々増加傾 向にあります。負担の公平を 図る観点から、税務課内に全 庁的な未収金対策の取りまと めとして、収納対策グループ を創設して強化を図ります。 また、コンピューターによ る情報処理体制が進行し、個 人情報、あるいはプライバシー の保護措置の必要性が認めら れる状況にあります。町民に 対し『自己の情報をコントロー ルする権利』を保障するため、 個人情報保護条例の制定に取 り組んでまいります。 国において、平成13年にI T基本法(高度情報通信ネッ トワーク社会形成基本法)が 成立したことにより、市町村 は平成15年度までに一人1ムロ のパソコン整備、庁内LAN (ネットワーク) の構築を行 い、国・県と市町村との接続 を全国の自治体が取り組むこ とになっています。町では、 庁内LAN及び職員に対する 一人1台のパソコン整備し、 電子目治体の受け皿となるネッ トワークの構築を推進してい きます。これら国・県等のシ ステムの広域的整備により、 既存業務の見直しや行政の簡 素化、効率化、透明化及び町 民の利便性の飛躍的向上を図 ります。なお、国においては、 これらの経費について地方交 付税措置を講じることとして います。 また、4月からペイオフが 解禁されましたが、町におい ては、これらの研究、対応を するために公金保護対策委貞 会を設置しました。資金管理 に閲し、必要な情報の収集に 努めながら、安全で確実、か ( つ有利な公金の連用に努めま す。 財政運営については、常に 収支の均衡を図りながら、将 来にわたり健全財政運営に努 めなければならないと考えて います。一般財源である地方 交付税等は、年々減少傾向に あります。このため、自主財 源の確保に努め、経常経費の 節減により一層努めるととも に、経費予算の執行にあたっ ては、常に経費支出の点検、 必要な措置を行い、適正な執 行に努めます。 「】‾」 _ 4月に新設された保健福祉課 広報じようほく 10
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