広報じょうほく No.478 2002(平成14)年 3月
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る内容を決めて行われている 総合的な学習の時間は、地域 理解や国際交流、環境、福祉 など、従来の教科をまたがる ような課題に関しても学習す ることができ、町の小学校に おいても、さまざまな分野で 授業が行われています。 自然体験やボランティア活 動などの社会体験、観察・実 験、見学や調査、ものづくり や生産活動など、子どもが自 ら課題を見つけ、自ら学び・ 考える体験的な学習、問題解 決的な学習が展開され、学習 で得た個々▼の知識を結びつけ、 総合的に働かせて考えること ができるようにすることがね らいです。 石塚小学校(細谷光徳校長) の4年生が、1月30日にこ の総合的な学習の時周の中で、 「ふれあいフォーラム」を開 校が創意工夫をして教え 「総合的な学習の時間」で ふれあいフォーラム、福祉体験 催しました。このフォーラム は、『伝え合う心・からだの 不自由な人の身になって』と いうテーマのもと、福祉やボ ランティア活動を学ぶために 行われました。 児童は、昨年の6月に牽い す、アイマスクの擬似体験を した後、「盲導犬について調 べよう」「点字の読み方につ いて」などの個人課題を設定 し、グループ化を進める中で、 「目・耳・体の不自由な人や お年寄りの生活を知ろう」そ して、「自分たちの心を伝え よゝヱと、夏休みの自由課題 で研究したり、ナザレ園入園 者の演奏会や体験談を聞いた りしました。 フォーラムでは、 ・アイマスクの体験発表 ・体の不自由さを調べよう ・点字の紹介 ・ボイスレターで気持ちを伝 石塚小学校、古内小学校 ∃ 」り 長)においても、1月22日に、 車イス・アイマスクの擬似体 験が実施されました。 も、因っている人を助けられ るように心がけてほしい」「ボ ランティアを身近に考えて、 優しく育ってほしい」などの 感想や要望が発表されるなど、 名前のとおり、ふれあいと湿 一一 ∵㍉∴一. ゝえよゝつ ・介護福祉士になるには? など、グループで研究した成 果を発表し、それを開いた感 想、講評を、児童や保護者が メッセージカードヘ記入しま した。 児童からは、「手話を覚え られてよかった」などの感想 が聞かれ、参加した保護者か らも「よく調べてあり、心が 温まった。大きくなってから 体験した古内小児童の感想 の一部を紹介します。 /l t㍗▼「_ 『指文字を広めよう』のグループ(石塚小児童) 「アイマスクをしているとすごく 「本で覚えた」。「覚えるのが大変だったけど楽しかっ わかりにくくて怖かった」。「階段 た」と話す星亜希保さん、興野喜子さん、飯塚未咲 がいつ終わるのかわからない」と さん、畑岡奈清子さん 仁瓶雄太さん、石川恭介さん、 広報しJうほく
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