広報じょうほく No.478 2002(平成14)年 3月
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■ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 完全学校週5日制になって、 土曜日の休みが増えた分、学校 での授業時間は減りますが、授 業の内容はどうなるのでしょうか。 文部科学省が学校・学年ごと に教えるべき内容を定めた「学 習指導要領」も、完全学校週5 日制に併せ改訂されています。 新しい学習指導要領では、ゆと りの申で、子どもたちに 「生き る力」を育成することを基本的 なねらいとして、左のような四 つのポイントを重視した教育内 ○豊かな人間性や社会性、国際社会に生きる 日本人としての自覚を育成する ◎自ら学び、自ら考える力を育成する ◎ゆとりある教育活動を展開する中で、基礎・ 基本の確実な定着を図り、個性を生かす教 育を充実する ○各学校が創意工夫を生かし、特色ある学校 づくりを進める 学校の捜業はどう変わるの? 新しい学習指導要領が目指すもの 新しい学習指導要領は、幼稚掴では平成12年度 からスタートしており、この4月から小学校・ 中学校でも全面実施されます(高等学校は平成 15年度入学生から実施。盲学校・聾学校・養護 学校ではそれぞれの学校段階に準じて実施され ます)。 容に変わります。 具体的には、次のような点が 大きく変わります。 ◆授業時間数 完全学校週5日 制で教育を行うため、授業時間 数は、これまでより過当たり2 単位時間少なくなります。 ◆教育内容 すべての子どもが 共通に学ぶ内容は、社会生活を 営むうえで必要とされる基礎的・ 基本的な内容に厳選するとともに、 子ども一人ひとりが興味・関心 等に応じて選択できる幅を拡大 ● ● ● ● ● ● ● ● 完全学校週5日制の実施に 伴い、授業時間数がこれま で卜h転奴 しました。これにより、子ども たちがゆとりの中でじっくり学 習し、基礎・基本を確実に身に つけることができるようにします。 ◆「総合的な学習の時間」の新設 子どもたちが社会の変化に対 応し、たくましく生きていくた めには、教科等で学んだ知識を 用いて自ら課題を発見し、自ら 学び、自ら考える力が必要です。 そうした力を育むために、体験 的な学習や問題解決的な学習を 重視し、「総合的な学習の時間」 を新設します。総合的な学習の 時間では、各学校が創意工夫を 生かした特色ある教育活動を展 開します。 ゆとりの ≡、≠ 、基本 を確実に臼遥さt・ひため、 共通に学ぶ教育内容を厳選 「総合的な学習の時間」 を新設し、体験的・問 題解決的な学習を実施 読む・書く・計算など、日常 生活に必要な基礎的・基本的内 容を繰り返して学習させ、習熟 させます。 教科はこれまでの9教科、道 徳、特別活動に、「総合的な学 習の時剛が新設されます 3 広報じょうほく

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