広報じょうほく No.476 2002(平成14)年 1月
4/16

輝かしい平成14年の新年を 迎え、謹んで新春のご祝詞を 申し上げます。 常北町の洋洋たる発展と町 民皆様のご健勝とご多幸を心 からご祈念申し上げます。 昨年は、21世紀の初頭に当 たり、今後の限りない発展と 平和を希求してまいりました が、国際的には米国同時多発 テロの発生や、それに対する 戦火がアフガニスタンに及ぶ など、大変な年を迎えました。 また、国内的には経済不況 によるリストラや倒産、狂牛 病の発生による畜産農家や流 通消費に莫大な被害が起こっ ております。誠に21世紀は大 変な幕開けでありました。 一方、常北町では意欲的な 事業を進め、生活環境の整備・ 道路・公園・健康増進施設・ 水道事業・日本自動車研究所 テストコースの建設・十万原 まちづくり事業の進展・国道 123号バイパスの計画等、 着々と実現に向け進んでおり ます。 町議会としても町政の進展 と町民の福祉に万全を期して おります。 今や地方分権下における地 方自治体は、非常に大きな役 割を持っています。各町村と も事業に対する積極的な展開 と、町民が主役となって自主 自立責任のある地域活性化の ため、大いに頑張っていると ころであります。 また、町村合併は避けて通 れない大きな問題で、『城北 四町村』を中心とした合併に、 常北町が中心的な役割を演ず ることが肝要です。そして、 新春のごあいさつ 歴史、産業、生活、流通、 交通など苦からのかかわり、 深い関係があり、将来的にも 非常な良い結果ができるもの と期待されます。 今後は、町の将来を展望し、 議会として次のような事を提 唱し、執行部の善処を得たい と思います。 一つは人材の育成です。現 在、あらゆる組織団体等、政 治、経済、文化、福祉各方面 にわたって活力が乏しい懸念 があります。これに活力を与 え、大きく活動してもらうた めの中心的な人材の育成が、 当面の大きな課邁といえます。 二つめは観光の開発です。 「いつでも人間が集まる、遊 びに来る」というような施設 を長期的展望に立ち、進めて いくことが大切だと思います。 自然を生かした施設の造成や 観光資源を開発すると同時に、 特産物の創造的な開発等、多 町議会議長 様にわたります。 そうすることにより、町が にぎやかになり、商店街が活 性化し、人と物と金が集まり、 町が大きく潤うことになりま す。 今後とも町民の皆様の温か いご指導、ご協力を得て、常 北町の発展、多様なニーズに こた 応えて行きますので、年頭に 当たり所信の一端を申し述べ、 新年のごあいさつといたしま す。 ●■_■_■l l 一 ■ ( 又 克 己 団

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です