広報じょうほく No.476 2002(平成14)年 1月
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西暦2002年、意義ある 21世紀に入り、2年次を迎え ました。 13、498人町民の皆様 には、ますますご健勝のこと と心からお慶び申し上げます。 私は2期日の町政を担当し、 締めくくりの年に当たる本年、 新たな心で さて、町において、昨年は 大きな災害もなく、町民の曹 様には健やかな新年を迎えら れたことと存じます。これか らも引き続き、災害に強い、 ふるさとの味わいを持つふれ あいの町づくりを目指してま いります。また、町政運営も 順調に推移し、町民の皆様の ご支援ご協力にあらためて感 謝申し上げますとともに、今 後も町政進展のため、新たな 決意で誠心誠意努めてまいり ます。 我が国の経済状態は、21世 紀において、日本が目指すべ き「経済財政運営及び経済社 会の構造改革に関する基本方 針、いわゆる『骨太の方針』 を踏まえ、歳出全般にわたる 徹底した見直しを行うなど、 日本再生のために本格的に着 手する」と言われながらも依 然景気が低迷を続けています。 また、県においても、一般歳 出の公共事業費規模で前年度 比0・9%以内にする現況で す。 町においてはこうした現状 の中、道路網の整備をはじめ、 上水道事業、公共下水道、農 業集落排水事業等の生活基盤 の整備など、13年度各種事業 も計画通りに執行でき、着実 に進展しております。 ′tへ また、前年度牽疋された第 4次総合計画「じょうほくサ ンエス21プラン」 の新しい計 画目標も順調に推移しており、 2年次も引き続き、生活環境 整備を最優先とした各種施策 を推進します。藤井川ダム大 プンを予定しています。 平地区において、前年から整 備をしている温泉を活用した 健康増進施設も急ピッチで工 事が進められ、6月下旬にオー さらには、ふれあいの里周辺 の観光とあわせた公園墓地整 備の着工を進めてまいります。 私は、常に町民の健康を重 点施策とし、昨年完成した保 健福祉センターを皆様の健康 拠点として一層充実させ、保 健福祉のために積極的活用を 図ってまいります。 少子化対策として昨年制定 した町独自の乳幼児(0才か ら就学前) の医療費補助草葉、 保育園児の保育補助を充実さ ふるさとの味わいを持つ ふれあいのまち常北を目指して 常北町長 せるとともに、各小学校外国 人語学助手設置事業を強化、 さらには、本年3回目となる 国際交流中学生海外派遣事業 を進めてまいります。 懸案でありました国道12 3号バイパス道路の整備は、 常北町区間(延長5・4h) について路線測量も完了し、 道路詳細設計に入る予定です。 県道常北那珂線についても ー部着工されることとなり、 当町関連部分も早急に整備着 手できるよう関係機関に要請 してまいります。 十万原新住宅市街地開発事 業については、平成12年7月 事業認可を受け、現在は工事 契約も済み、調整池及び第1 期分の造成工事39ヘクタール を進め、平成15年11月の完成 を目途にしております。これ に関連する県と水戸市で、道 路の藤井橋十万原線(南北幹 線)と十万原環状線が事業化 ′lヽ 阿久津 勝 紀 しておりますので、平成15年 の供用開始に向け工事が進め られる予定です。第1期の分 譲開始については、戸数など 具体的には未定ではあります が、平成15年を目標に取り組 んでおります。 日本自動車研究所一部移転 等の関連事業工事も着工され ましたので、引き続き促進し てまいります。 独自の有機肥料を活用し、 アイガモ農法と組み合わせた 無農薬米作り日本一を目指し ながら、施設園芸作物の導入 を強化し、意欲ある農業者の 積極的な支援を図りながら農 業の振興を進めてまいります。 急速な高齢化が進む中、高 齢者目身にとっても家族にとっ ても不安要因となっている介 護は、大きな社会問題となっ ております。町の65象以上の 高齢者の割合も20・54%(平 成13年11月30日現在)を示す.
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