広報じょうほく No.474 2001(平成13)年 11月
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高齢になると、階段やあ風呂など家の中でけガをするのではないか、 賃貸住宅への入居を断られるのではないか、といった住まいに関するさまざまな不安が生じてきます。 そうした不安をな<し、高齢者ガ安心して生活できる住居空間をつ<るため、 「高齢者の居住安定確保に関する法律」方今年4月た制定されましたJ 次のような三つの柱で、高齢者にやさしい住まいづ<リガ進められます。 2000年現在、高齢者がいる 世帯は約1540万世帯、これが 2015年には全世帯数の4割に 当たる約2030万世帯となり、 その半数以上が高齢者のみの世帯 になると見込まれています。 高齢社会に対応し、高齢者が安 心して生活できる住まいを確保す るため、次のような制度によって、 バリアフリー化された高齢者向け の民間賃貸住宅の供給を支援しま す。 バリアフリー化された高齢者向けの 民問賃貸住宅の供給を促進 コ高齢者の居住の安定確保に関する法律」が制定 お′牛車ババリアフリー化された高齢者向 け優良賃貸住宅を建設したり、既 存の住宅を高齢者向けの優良賃貸 住宅とするためにバリアフリー・ リフォームしたりする場合、国・ 地方公共団体からの補助や税制上 の優遇措置(新規建設のみ)が受 けられる制度。次のような補助が 受けられます。 民間事業者の取り組みを毒する 高齢者向け 優良賃貸住宅制度 ㊥馨 .L トヽ爪日 仏Ⅷ胞 ○住宅の共用部分(廊下、階段な ど)、バリアフリー設備などの 整備費に対する補助 ○低所得者の高齢者世帯に対し家 賃減額を行った場合、その家賃 減額費用に対する補助 ○固定資産税の軽減や席得税・法 人税の割増償却 バリアフリー・リフォームを行 い、高齢者向け優良賃貸住宅とす る目的で、既存の住宅を購入する 場合は、住宅金融公庫融資の特例 により、その購入費の融資を受け られます。 庶存住宅を購入し 優良‡賃住宅とするための 住宅金融公庫融資の特例 遊撃 高齢者が生涯、住み慣れた自分 の家で、できるだけ自立し安全に 暮らしていけるよう、次のような 融資制度で高齢者の自宅のバリア フリー化を支援します。 桑看対象の 住宅金融公庫撃の特例 一括償還型バリアフリー リフォーム融資制度 高齢者自身が自宅をバレアフリー ( ・リフォームする場合、ローンの 返済を軽くする住宅金融公庫の特 別の融資制度ができました。 この制度を利用すれば、最大5 00万円までの融資を受けること ができ、生存時は利子部分のみを 返済し、死亡時に住宅資産などを 活用してローンを一括償還するこ とができます。 また、この融資制度には、高齢 者居住支援センターが債務保証を 実施します。 ※バリアフリーとは 公共の建築物や道路、個人の住 宅等において、老人や障害者の利 用にも配慮した設計のことをいい ます。具体的には、辛いすで通行 可能な道路や廊下の幅の確保、段 差の解消、、手すり、点字の案内板 の設置等が挙げられます。 広報じようほく

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