広報じょうほく No.472 2001(平成13)年 9月
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清流会の活動状況ですが、最近 は、主に組舞いを中心にけいこし ています。 陰静の芙、陽動の華、調和、そ して結格の品位、この4点の完成 を目指して汗を流しています。 構成面では、一人のみの主役と せず、ある場面ではAが主役とな り、次の流れの中ではBが主役に なるというように、出演者がそれ ぞれの部分で主役になるように気 配りをしています。 何度も何度も反復して行う厳し いけいこですが、課題を乗り越え、 完成したときの喜びは何物にも代 えがたく、苦しい練習を忘れさせ てくれます。また、各種の発表会 等の舞台で好評を得たときは、 「ヤッタ/」「バンザイ/」と躍り 上がりたい気持ちになります。 現在は会員も徐々に高齢化して おり、若い世代の賛同を望んでい ます。また、高齢の方でも、ラジ オ体操でもやるような気持ちで、 ぜひ、剣舞をけいこしてみません か。入会をお待ちしています。 常北舛檀 ひとすじの風炎天の鎌を研ぐ 飯 田 勇一 ひぐらしの輪唱風の生まれけり 中 村 草 介 はつと息のんで出会ひし養と香れ 杉 木 輝 夫 し_ち 手作りの棍欄の葉音き蝿叩 鯉 渕 寿美恵 菖蒲田の低きところの永動く 桧 崎 あや子 しっとりと茅の翰をくぐり梅雨最 中 飯 村 愛 子 ねぎ 海開き禰宜の袴の色ブルー いそべ き よ 悠悠といへど孤影や夜の金魚 今 漸 多代美 いたづらの子猫寝てをり木下閤 高 橋 芦 江 くわ 畝立てし鍬を杖とす夏の雲 阿久津 あい子 さらさらの風の入り来て更衣 長 須 きみの 梅雨晴間接匂へる菓子の皿 竹 内 幸 子 夏蝶の止まりL枝の輝けり 寺 山 みさを 百本に百様の揺れ土用の芽 瀬 谷 博 子 広報じようほく

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