広報じょうほく No.472 2001(平成13)年 9月
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国際交流中学生海外派迫串業 町では国際化に対応する教育推進のため、 平成12年度から国際交流中学生海外派遣事業 を実施しています。今年度は昨年度より定員 枠を20人拡大して実施。8月1日から8日ま で、常北中学校(鈴木芳夫校長)の3年生50 人が、オーストラリアニーユーサウスウェー ルズ州での8日間を過ごしました。 シド〓-市を中心とした現地では、生活、 文化及び自然に関する見学及び体験、学校訪 問や体験入学による生徒同士の国際交流体験、 ホームステイによる家庭生活体験などを研修 し、出発前よりもたくましくなって帰って書 ました。 今月は、この事業に参加した中学生2名の 感想を紹介します。 思い出に残るホームステイ 安 田 景 「オーストラリア、どうだった。」 と、聞かれて、私がまず思い出すことは、 やはり、ホームステイだ。 八月三日金曜日、バディと対面し、ホー ムステイ先へ向かった。 家に着くと、八人の家族が温かく迎え ′■l\ ドニーに行ったり、船に乗ったり、海に行っ たりと楽しい時間を過ごした。バディとその 家族といることがあたり前になり、自然と口 から英語が出るようになった。 八月六日月曜日に、バディと学校へ行った。 まだ、別れる実感がなく、笑額で別れたが、 パスに乗った後、バディが手を振ってくれて いるのを見て、悲しさがおそってきた。パティ と別れるのが嫌だった。たった三日間で別れ バディーとの別れを惜しみ,学校の前で(写真左端が安田さん) てくれ、少し安心し た。家族の人たちや バディが笑顔で話し かけてくれたが、一 度では聞き取れずに、 何度か聞き返した。 そのうち、会話の中 の一つ一つの単語が 聞き取れるようにな り、私も少しずつ英 語で会話ができるよ うになった。自分の 伝えたいことが、言 葉毒ジェスチャー などで、相手に通じ た時は、すごくうれ しくて、言葉に表せ ないものがあった。 そのたびに、もっと 話しかけてみようと 前向きな気持ちにな ることができた。 三日間はとても短 かった。バディとシ

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