広報じょうほく No.467 2001(平成13)年 4月
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真の豊かさが 実感できるまちづくり L L..J年虐施政方剥要旨 町の本年度予算編成にあたって は、経常経費を節減して投資的経 費に配分し、町民が真に求めてい る施策を優先して取り組んでまい ります。特に、皆様から要望の強 い上下永道、道路等の日常生活に く 第1回議会定例会で施政方針を述べる阿久津町長 直結する生活環境の整備、農業・ 商工業の振興、教育文化の向上を 図るとともに、町民の健康を守る ため、各種の保健福祉施策を積極 的に推進してまいります。温泉を 活用した健康増進施設については 計画を一部見直し、上古内多目的 運動広場の整備も進めるなど、こ れらの重点事業の推進に努めてま いります。いずれも大きな投資で ありますが、事業費の一部に公共 施設整備基金等と有利な起債を充 当してまいります。 また、この基金を活用し、アイ ガモ米を使用した米飯給食、中学 生の海外ホームステイ参加者の派 遣(20人増月し50人参加へ)、小 中学校外国語指導助手事業、古内 小学枚の複式学級の対応としてT T講師の配置、乳幼児の医療費補 助、城北地方で行う障害者適所作 業などのソフト、ハード両事業を 推進してまいります。 当町は、県都水戸市に接する地 理的条件と、豊かな自然環境に恵 まれていることなどから、近年、 人口増加が見られ、先の平成12年 国勢調査の町集計結果では、5年 前の前回調査より世帯数は443 世帯増加して4、076世帯、人 口は、1、047人増加し13、4 56人と、人口の伸び率8・4% で県内第5位でした。ここ数年は 微増にとどまっていますが、今後 もこのような状態で推移するもの と思われます。 これまでの人口増加により水戸 市方面への通勤者も増加しており、 朝夕の国道123号の混雑緩和は 緊急の課題であることから、バイ パス計画のための測量調査に入っ ています。また、十万原開発も事 業が認可され、平成15年虔未のま ちびらきにも関連しますので、一 層促進してまいります。当町分に ついては、以前から医療機関の誘 致を考えておりますので、積極的 に実施します。 さらに、当町と那珂町を結ぶ仮 称新那珂川大橋の架構も、那珂町 側は既に着工しています。水戸市 側で一部用地買収の遅れが見られ ますが、本年度着工に向けており、 この架橋による地域交流と地域効 果には計り知れないものがあるこ とは言うまでもありませんので、 積極的にこれを促進してまいりま す。また、地域振興対策としての 財団法人日本自動車研究所の一部 移転も平成16年度完成に向けてい よいよ着工の運びとなり、地域の 活性化と税収の確保が今後期待さ れているところです。 民間事業者による勝見沢、下古 内地内の住宅開発は、現在の経済 状況と住宅事情の変化により市場 /\ 調査を行っているところで、本格 的な着工はいましばらくかかると 思われますが、防災工事の水路改 修には入っています。これらの促 進が将来的には古内小学校の複式 学級改善につながることから、早 期着工に期待しています。 緒川ダムは、計画発表以来30数 年を費やしましたが、地権者の同 意が得られないことと近年の水需 要の変化などにより、昨年8月、 正式に中止が決定されたところで す。当町は利水者でありますので、 利水の代替を国県に対し強く要望 してまいりましたところ、藤井川 から日量2、070㌦が確保でき る見通しになりました。 町政運営の指針である常北町第 3次総合計画は、平成12年度で終 了したことから、今回、21世紀に 向けた10年計画の新たな常北町第 4次給合計画(じょうほく3S21 プラン)の策定をしました。策定 にあたっては、諮問検閲である常 北町稔合計画審議会に語間し、議 論をいただきました。新年度予算 編成においては国県の予算編成方 針や地方財政計画等に十分窒息し、 「常北町第4次繚合計画」の基本 目標に向けて其の豊かさが実感で きるまちづくりに、財政の許す限 り積極的に対応した年間総合予算 を編成した次第です。 広報じようほく

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