広報じょうほく No.466 2001(平成13)年 3月
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元気な子どもたちの打ちならす 太鼓の音が、澄みきった秋空にひ ときわ勇壮に響きわたる。ここは、 町絵合運動公園内に特設された産 業文化祭のフェスティバル発表会 の会場のステージ。 発表のトップを飾るのは男斗鼓 組、演目は「ふれ太鼓」。演ずる のは、石塚小学校3年生の鯉渕佳 祐君、5年生の大津歩君、落合慶 多君、鯉渕祐典君、小林洋輔君、 寺門勇一君、羽石直城君、疋田光 紀君、森田裕一君、和田剛君の10 名で、代表者は小林隆行さん、指 導者は鯉渕彰夫さんです。 後日、指導者の鯉渕さんに男斗 鼓姐について書いて頂きました。 男斗鼓組は、2000年1月に 経験を積むたびにたくましくなってきた男斗鼓組のメンバー 小学生男子児童を対象に正式に発 足しましたが、そのきっかけは、 生涯学習課〈現在は教育委貞会) からあったフェスティバルステー ジ発表会への出場要請でした。 オープニングに「ふれ太鼓」を たたいてみて欲しい…・との要請 に何かひとエ夫してみたく思い、 岩塩小の先生にも相談して)や るなら本気で取り組もうと仲間を 募りました。 メンバーの小学生たちは、日ご ろはスポーツ少年団や野球・剣道 等などで元気に活動しているワン バクざかりの10名です。指導にあ たってはご父兄の協力を得て、結 成にいたる趣旨を理解して頂き、 週1回の練習に励んでいます。昨 今、子供たちの遊びはかなり変化 してきましたが、大きな問題は成一 長期をむかえて体を使わない(運 動しない)、いわゆる「頭でっか ち」な体になってきているように 思えたので、体力養成を第一の目 標にしました。 第二は個人プレーではなく、チー ムプレーに徹することです。途中 で放り投げたりせずに協力し合い、 一つの目標に向かってやりとげる 感性を味わわせることでした。 夢二は太鼓の技量は二の次にお き、あまりあせらず、メンバーの やる気をじっと待っています。い 「\ 町では、町民の皆さんが学習し たいときに学習できるようにと 「生涯学習町づくり出前講座」を 進めています。 皆さんの聞きたい箭(メニユ⊥ により関係の町職員が講師となり、 お話を出前するものです。 講師料は無料ですので、お気軽 に申し出てください。 希望者(または聞合せ)は町教 育委貞会の係員までご連絡ください。 m288-7010 係貞 所 正彦 係 長 中村 廣行 指導貞・ つしか「おもしろい!」要しい!」 が、顔を出してくると指導者冥利 です。 昨年開催された「じょうほく七 夕まつり」で最初のステージを踏 み、好評を博しました。小雨模様 の中、「呼び込み太鼓」「ふれ太鼓」 のオリジナル曲を試すチャンスが 訪れ、楽しい一時を過ごすことが できました。 その後、フェスティバル発表会 など数箇所のイベントに参加でき、 リンパーが少しずつ変わってきて いることが態度の上から伺えます。 彼らに「自己表現」「仲間意識」 「努力」が徐々に身についてくる と思っています。(記 鯉渕彰夫) 広報じようほく
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