広報じょうほく No.466 2001(平成13)年 3月
3/16

常北町と桂村、御前山村、七会 村の4町村による広域事業として、 知的障害者が作業訓練を行う小規 模作業所を、4月に供用開始され る町保健福祉センター内に開所し ます。広域事業による作業所設置 は県内でも初のケースで、先駆的 な取り組みとして注目を集めそう です。 県内の障害者の就労状況は、社 貞として民間企業に就職している 人が2、564人、官公庁などに 勤める人が456人(平成11年虔 厚生省調べ)となっていますが、 ここ数年は不況の影響もあり、就 4月からの目玉事業 障害者福祉ワークス 労受入先は年々減少傾向にありま す。一般就労ができない場合は、 公共の福祉施設や民間の小規模作 業所などに就労することになりま すが、県から「心身障害者福祉ワ ークス事業」の認定を受け、補助 を受けている心身障害者適所施設 も都市部に多く、人口の少ない地 域には少ないのが現状です。 阿久津町長は「一つの町では対 象人数や体制作りに無理があって も、4町村で協力し合えばよい事 業ができる。4町村で障害者への 生活環境を整える手助けとなれば」 と期待を込めています。 連営事苧‥仙事業の概要 - 目的 障害者福祉ワークス運営事 業は、在宅の障害者の自立と 社会生活の適応を高めること ができるよう、適所により作 業訓練、生洛訓練等を実施す る。 2 事業所名称 7 6 ■b 常北町障害者福祉作業所 事業実施主体 常北町 事業運営主体 常北町社会福祉協議会(運 営協力・知的障害者親の会 「つくしの会」) 利用対象者 常北町、桂村、御前山村、 七会村に住所を有する在宅の 身体障害者及び知的障害者で あって、原則として社会生活 の適応が困難な着 手業の実施場所 町保健福祉センター 事業の内容 川作業訓練 軽易な作業についての技術 援助・指導 榔生活訓練 日常生活における基本的動 「広域事業で県内初」 作の指導、集団生活への適 応訓練 ㈲機能回復訓練 日常生活動作、歩行、家事 訓練等の機能訓練 ㈲更生相談、講習会等 医療、福祉、生活等の相談 に対する指導援助 ㈲スポーツ・レクリエーション 福祉の増進を図るための必 要なスポーツ・レクリエー ションの実施 ㈲送迎サービス 当面は利用者の責任におい て適所する 8 事業の実施 山草業の運営は、毎年度実施 計画を策定し実施する ㈲関係機関団体と連絡を密に し、地域社会の理解と協力 を得られるよう配慮する ㈱利用者の健康及び安全の確 保に留意する 9 職員 事業の企画・運営にあたる 職貞を置く 10 事業実施のための経費 事業の実施に要する経費は、 補助金、負担金、その他の収 入をもって充てる。 しニー‾、協 高齢者及び障害者用 の車イス仕様車が、日本自転車振 興会の補助を受けて、町社会福祉 協議会に整備されました。今後、 町及び社会福祉協議会の事業活動 に役立つことが期待されます。 事業名 高齢者及び障害者送迎用 車両整備 事業の内容 リフト付車両(車イ ス仕様) 補助金額 3、200、000円 ㈲常北町社会福祉協議会 会長 阿久津 勝紀 リフト付きの車イス仕様車 車イス仕様車が 整備されました 広報じようほく

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です