広報じょうほく No.465 2001(平成13)年 2月
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青少年の非行・犯罪が多発し、 その対策が急務の社会情勢下で、 今ほど青少年の健全育成の充実が 求められているときはないでしょ う。青少年の意識や行動の中で、 特に目的意識を待った行動の低下 や物事に対する常識的な判断力、 耐性の欠除等が問題になっています。 こういう中で、「石塚ピックス」 が、青少年に目的や夢を持たせ、 スポーツに熱中する場を与える活 動を展開できていることは、健全 育成上、有意義なことでしょう。 1「石壕ビックス」少年団の発足 「石坂ピックス」は昭和59年に 発足し、今年でュ8年目を迎えました。 団貞はすべて小学生で、構成は 1年1名、2年3名、3年3名、 4年10名、5年14名、6年18名の 計49名(内6名は、長倉小からの 参加董です。 指導月は現在4名で、各自の豊 かな経験などを生かして指導に当 たっています。 団では、「明るく、楽しく、元 気よく」を合言葉に練習に取り組 んでいます。 2 少年団の目的や活動について 本田は「少年野球を通して、ス ポーツ精神を培うと共に児童の健 全育成と体力の向上を図ること」 を目的としています。 日ごろの練習ですが、毎週土曜 日の午後2時から夕方まで、総合 運動公園グランドで練習しています。 ランニングから始まり、準備運 動、キャッチボール、守備練習、 バッティング、走塁、試合形式の 連携プレーなど、基本練習を中心 に行っています。 また、日曜日等は練習試合や各 地の大会等へ参加しています。試 合数も年々増、え、今では年間80試 合を消化しています。 遠征も多くなり、父母の会の皆 様には草の手配、水当番、用具運 搬等で大変お世話になっています。 また、父母の会では、毎年7月 に常北杯少年軟式野球大会を主催 しており、今年で16回になります。 少年団として、毎年11月に「石 塚ビックス杯少年軟式野球大会新 人戦」を主催しており、こちらは 今年で4回目になります。 また、8月の第1土曜日に行う 埼玉県の少年野球チーム西川口タ イガースとの交流試合が、7年も 続いています。夜は、ふれあいの 里に6年生と父母が招待され、交 流会をして、より一層の親ぼくを 疎めています。 そのほか、年始めの父母と団員 の餅つき会、あるいはバーベキュー、 ( ボウリング、スキー、ディズニー ランド旅行など、さまざまなレク リエーションを催し、親と子の親 ぽくを深める行事を行っています。 3 0Bなどの活動 ピックスのOBには、中学や高 校で活躍する人も多く、甲子園に は萩谷太守君(水戸商卒)や平成 11年春の選抜大会準優勝の三橋孝 裕投手(水戸商卒)も卒団貞です。 このときは、バス1台を貸し切り、 甲子園球場まで三橋投手の応援に 行きました。 おかげで、各地の大会での優勝 も数多く、県大会でもベスト8に 残れるチームに成長しています。 4 これから 私たちは、口癖のように「怒鳴 られているうちは大丈夫、怒鳴ら れなくなったら考えろ」と選手に 言っています。 試合のときも、進んでいるとき のように、元気のあるプレイヤ行 動がとれるようにしたいと思って います。 子どもは、なにはともあれ元気 が一番です。今後も、選手の個性 を伸ばし、あまり型にはめない選 手の育成、「練習は厳しく、試合 は楽しく」でぎるようなチームづ くりを目指し、体の続く限り青少 年の健全育成に努めたいと思って います。 団長 田口 喜一 広報じようほく

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