広報じょうほく　No.464　2001（平成13）年　1月

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西暦2001年、20世紀から意 義ある21世紀へいよいよ新しい世 紀が始まりました。 13、492人の町の皆様には ますますご健勝のことと心からお 慶び申し上げます。 2期日の町政を担当して3年日 を迎えますが、町政運営も順調に 推移しておりますことにあらため て感謝を申し上げますと共に、今 後も町政進展のため誠心誠意努め てまいりますので、これまで同様 のご支援ご協力をお願い申し上げ ます。 さて、常北町におきましては昨 年は大きな災害もなく、町の皆様 にはすこやかな新年を迎えられた ことと存じます。これからも引き 続き、災害に強いまちづくりに心 がけているところです。 わが国の経済状態は「21世紀の 始まりにあたり、財政を含む経済 社会の構造改革に本格的に着手す る」と言われながらも、依然とし て低迷を続けています。国におい ては景気回復をいかに本格軌道に 乗せるか省庁再編による新体制の 下で、景気に配慮した政策経費で ある一般歳出の規模で璧度比1・ 2パーセント増という状況です。 町においては道路網の整備をは じめ、上水道事業、公共下水道、 農業集落排水事業等の生活基盤の 整備など、12年虔各種事業も計画 通りに執行でき、町政も着実に進 展しています。 また、第4次総合計画「じょう ほくサンエス21プラン」を策定中 ですが、この新しい計画目標に向 けた各種施策を推進するため、本 年も引き続き生活環境整備を最優 先に進めると共に、温泉資源を活 用した藤井川ダム大平地区への健 康増進施設整備を進めるほか、ふ れあいの里周辺の観光と併せた公 園墓地の整備を進めます。更には、 ふるさとの味わいを持つ ふれあいのまちづくりを目指して 常北町長 阿久津 勝 紀 地域住民の皆様の健康を守る拠点 として一昨年からの継続事業で建 設中の保健福祉センターが完成し ますので、これを機に、知的障害 児を対象とした障害者ワークス運 螢事業を広域的に実施するなど、 保健福祉の拠点として積極的活用 を図ってまいります。 少子化対策としては、町独自に 乳幼児(0才から就学前)の医療 費の補助を行うほか、国際化の対 応のため、各小学校外国人語学助 手設置事業と昨年に続く国際交流 中学生海外派遣事業を進めます。 ・懸案でありました国道123号 バイパス道路の整備では、前年度 から引き続いての路線測量が実施 の予定です。県道常北那珂線も一 部着工されることになりましたの で、事業推進に一層のご協力をお 願い申し上げます。更には十万原 開発関連事業が都市計画決定され、 ㈲十万原新住宅市街地開発事業と して事業認可を受け、本年度より 一部着工となり本格的に始動しま す。日本自動車研究所の一部移転 等の関連事業も促進してまいります。 更に、独自の有権肥料を使用し、 アイガモ農法と組み合わせた無農 薬米作り日本一を目指しながら、 花き栽培など施設園芸作物の導入 を強化し、意欲ある農業者への積 極的な支援を図りながら農業の振 興を進めてまいります。 急速な高齢化が進む中、高齢者 自身にとっても家族にとっても不 安要因となっている介護は、大き な社会問題となっています。町の 65歳以上の高齢者の割合も20・亜 パーセント(平成12年11月1日濁 在)を示し、高齢化率も年々上昇 する傾向にあり、介護の問題が老 後の大きな課題となっています。 家族だけの介護を行なうことは現 実的に非常に困難になってきてい ることから、社会的な支援を行お うと昨年4月に介護保険制度が創 設されました。要介護認定等につ いて、システムの一部に見直しの 部分も出始めるなどしていますの で、改正等も含め、介護保険制度 を中心とした福祉の充実強化を図っ ( てまいります。 東京都市収益事業組合が運営す る場外車券売場からの交付金は、 平成⊥0年8月開設以来、すでに7 億5000万円(平成12年12月24 日現在)に達しています。この交 付金は健康増進施設整備、乳幼児 の医療費補助、学校教育等を中心 に幅広い事業執行財源に充当いた します。更なる財源確保に努め、 町の飛躍のために最大の努力を傾 注いたします。そして、策定中で ある町第4次総合計画「じょうほ くサンユンス21プラン」の「住ん でみたい 住んでよかった 住ん でいてよかった」といえるまちづ くりの実現のため、当町の優れた 文化と、環境に恵まれた地域の特 性を生かし、自然と調和のとれた まちづくりを目指して、意義ある 21世紀の幕開けにふさわしいまち づくりのために全身全霊をもって 当たってまいります。なにとぞ、 変わらぬご支援ご協力をたまわり ますようお願い申し上げます。 広報じようほく

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