広報じょうほく No.463 2000(平成12)年 12月
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関東信越国税局主催の「平成ュ2 年度中学生の作文・標語」募集に おいて、常北中学生の6名が入選 し、このほど表彰されました。 いずれの作品も、国や町をつく る税の大切さをよく表現した立派 な作品です。 また、全国納税貯蓄組合連合会 主催の「税についての作文」募集 において、水戸地区管内1、30 0点の応募の中から、川又さゆり さん(常北中1年)の「権利がほ しいのなら」が、優秀作晶として 県納税貯蓄組合連合会会長賞を受 賞しました。 ◆関東信越国税局長賞(佳作) 納税で習える明るい新世紀 高安 友惟香北中1年) ◆水戸国税モニター会長賞 納税は未来につながるキーワード 綿引 修乎( 同 2年) ◆水戸税務署長賞 税金でつながる未来ひろがる笑顔 飯村 祐子( 同 1年) ◆常北町長質 その夢を我が運んで実現へ 小島 恵美( 同 3年) ◆常北町教育長質 点い環境未来に残そうその税で 飯田 美希( 同 1年) 入選した高安さん,裾引君,飯村さん, 小島さん,飯田さん,川又さん(写彙左から) 権利がほしいのなら 一年二組 川又 さゆり 納税の義務・それは国のみんなが暮らして いる上で、しなければいけない事。しかし、 今その義務を三人に一人が行っていないとい う車乗はどういうことなのか。疑問に田ゃっよ うになった。納税は国が成り立つ上で、とて も大切なものだというのは小学校で慧Pした。 その時から私は、国民の全てが納税をしてい るのだと思いこんでいた。だから、三人に一 人が納税の義務を果たしていない事を聞いて とてもおどろいた。どのような理由があろう とも働いているのなら、税金を納めなくては ならないと唇っし、働く事も義務の一つにな っていると翠っ。 こんな風に義務を果たすからこそ、国民に 初めて権利というものがあたえられるのだと 私は嬰っ。それなのに、義務の一つを果たさ ずに権利だけを求めるなんて、自分が得しよ うとか、そついう専を考える人がいるとすれ ば、少し悲しい気がする。 生きている上で、だれだってほしいと思う ものが権利だと唇っ。必要なものが権利だと 尽っ。義務は、国民にできる最低限の事なの に、なぜできないのだろうか。そんなに難し い事なのだろうか。そっではなくて自分の収 入がへるからとか、損得を考えてしまうから なのだろうか。 三人に一人。日本には、そんなに多くの人 が納税をしていないのに、これから大じょう ぶなのだろうかという不安もうまれた◎ 一人、一人の考え方はそれぞれ違うと思う けれど、少しずつでいいから考えてほしいと 思うようになった。 三人に一人からもっと増えてしまうのか、 それとも減るのだろうか。だれもがきっと減 ってほしいと尽っはずだ。でも三人に一人の 人が、自分が今しなければいけない事に気づ いてほしい。三人に一人という割合がこれ以 上、増えずに逆に減るようになるにはどうす ればいいのか。私一人の力はとても小さい。 でも、たくさんの人が協力すれば、きっと何 かできると田やっ。 私が三人に一人の人に伝えたいことは納税 をしてほしいという事だけれど、少しでも自 分のしている事を自覚して、反省する気持ち があるのなら、今からでもきっとできると思 、つ0 生きているから、権利がほしい。それなら 義務を果たす。あたりまえのようで大変な義 務の中に納税があると尽っ。私も将来は、義 務を果たさなければならない。なぜなら、権 利がほしいから。そして、国の全ての人がい いなと思えるような日本に住みたいから。 あたりまえのようで、大変かもしれない義 務を、国の全ての人が実行することができた なら、どれくらい変わるだろう。 一人、一人の気持ちが、どう変わるか分か らない。でも私はそんな日本になってほしい。 そんな日が早く来てほしいと私は思っている。 由報じよう嘩く
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