広報じょうほく No.461 2000(平成12)年 10月
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IT時代の到来を予測しての 「パソコン講座」は常北町生涯学 習本部と県立常北高等学校主催で、 今年は7月29日から始まりました。 土曜日の午後1時から4時まで、 常北高校のパソコン教室で10月7 日まで開催され、30代から70代ま での幅広い年齢層から、男16名、 女14名の合計30名が参加しました。 このパソコン教室はとても人気 があり、今年の参加者は78名とい う多くの希望者の中から抽選で決 定した幸運な方たちです。 講座の前半は、一太郎8(Wi ndOWS95版)による文書作成 について学習が進められました。 1回目は開講式と「一太郎の基礎」、 2回目は「手紙をつくろう」(文 書の編集)、3回目は「回覧をつ くろう」(表の作成)、4・5回目 は「案内文をつくろう」(編集・ 表作成横能の活用)、6・7回目 は「パンフレットをつくろう」 (編集機能の応用)、8回目は「表 熱心に取り組む受講生 計算」エクセル97(一覧表・グラ フの作成)、9回目は「表計算」 (関数と式の活用)、10回目ははが きの作成と開講式でした。 指導してくださる先生方は主任 の太田先生をはじめ、宮原・五位 渕・益子・栗田・大沼・片倉・宇 野先生で、毎回、5〜6名が熱心 にご指導くださいました。 また、時折、校長先生や教頭先 生にもおいでいただいて、励まし や指導をいただいたりしました。 参加者の多くは、パソコンが初 めてという人が多く、キーボード の文字や数億の入力に手間どり、 肝心のパソコンの操作を理解する のが容易ではない様子でした。そ のため、手を挙げて何回も講師先 生に質問し、先生方は声がかかる たびに、質問者が操作を理解する まで親切に指導してくださいまし た。 3回目以降、回が進むごとに操 作に慣れてきて、文字などの入力 や表の作成、文字飾り、均等割付 け等を覚えたり、案内文の作成や パンフレット作成を通して、表作 成ヤ編集機能を活用できるように なったりして、受講者は学ぶこと がとても楽しくなった様子でした。 印刷物も一部カラーなどを使用 し、立派なものを作れるようにな って技術もかなり進歩しました。 ′l\ また、学習後半のエクセルを使っ た表計算では、合計や平均点の計 算を、各種グラフやハガキの作成 では、それぞれ個性的な作品作り ができるようになっていました。 さて、9月21日の国会での所信 表明演説の中で、森総理大臣は 「IT(情報技術)革命推進を日 本新生の重要な柱として位置づけ、 超高速インターネットの整備を図 り、5年後には世界の情報通倍の 最先端国家に仕上げる」との目標 を示しています。また、「全国民 がインターネットを使えるように なるため一大国民運動を提唱する」 と述べています。ITを身につけ ることが、とても重要になってい るわけです。 私たちは、今後この講座での学 習をもとにして、デジタルカメラ やスキャナーを使う等して、さら によい文章を編集したり、インタ ーネットやメール等も手軽に利用 できるようにしたりしてみたいと 考えています。 また、事務局としては、相談室 で学習希望者にお相手できるよう に、さらに一段とパソコンの技術 を磨きたいと思っています。 最後で恐縮ですが、熱心にご指 導くださいました常北高等学校の 諸先生に厚くお礼を申し上げ、参 加報告とします。 広報じようほく

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